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『境界のRINNE』第38話(花嫁審査)


昨日※上記の画像は『ぱたぱたアニメ館』よりお借りしました。
URL=http://www.pata2.jp/

二週連続のお休みから復帰の今回。
今週は何故かRINNE君に対してではなく桜に対する攻撃(嫌がらせ?)から始まります。
始めは小さな女の子から死霊(しりょう)どもがワラワラと。
RINNE君の周囲でも空間が歪んでます。
この歪みは霊道なるもののせいだそうです。
ゾロゾロと桜に付きまとって成仏させろと要求する死霊ども。
目の前に現われたのはATM、そこへ一人につき一万円振り込むようにと死霊どもがせっつきます。


でも、桜は既に知ってます。
以前、悪霊を成仏させる為の相場料金(500円)を。
不審に思って、よくよく見ると皆、背中にファスナーが
チ~~と開いてみれば、やはり、中から出てきたのは堕魔死神
正体がバレタ途端、桜に襲い掛かってきました。
『盗人(ぬすっと)猛々しい』とはこの事です。


そこへ格好よくRINNE君が登場。
死神の鎌で、あっという間にダマシ神を片付けました。
今度は、別の人物が登場。
堕魔死神カンパニーの社長室、美人秘書と名乗りました。
(自分で美人と名乗るな 謙虚さの欠片もない 図々しい
マスクをして目元を隠してますが、この女(ひと)、鳳(あげは)ちゃんのお姉さんですよね。
如何にもなリボンでバレバレです。


彼女の説明に「よれば、これまでのことは堕魔死神カンパニー後継者の花嫁としての適性審査なんだとか。
桜は、その審査に見事合格したそうです。
社長秘書が取り出したのは一粒石のダイヤの指輪。
そして、指輪を桜にはめるようRINNE君に勧めます。
でも、その指輪の請求額・・・・六百万円
ダア~~~やっぱり、ロクデナシ鯖人の秘書。
怒るRINNE君、でも、次の桜の言葉の方が、もっと衝撃的でした。
「私・・・もらえません。私と六道くん・・・ただのクラスメートだし・・・」
ウワ~~~~RINNE君、気の毒、可哀想
凹んでます、凹んでます。


そこへ、またまた、新たな闖入者(ちんにゅうしゃ)が。
美少女戦士じゃなくて美少女死神の鳳(あげは)ちゃんです。
さ~~~て、次回の展開はどうなる
鳳(あげは)ちゃんを見て「げ」と驚く社長秘書。
すっかり黄昏(たそがれ)ちゃってるRINNE君。
何気に緊迫感のない状況で以下次号です。


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拍手&コメント御礼

パチパチ殺生丸
23日に拍手を贈って下さった方々に御礼申し上げます。
有難うございます! いつもいつも励まされてます。
感謝の気持ちを表わす為にも新作を早急に仕上げて公開したいんですが・・・。
管理人、風邪のウイルスに徐々に侵略されつつあります。
クシャミは出るわ、鼻水はズビズビだわ、頭はボ~~~ッとするわで散々です。
おかげでサンデーを購入したものの、スーパーに忘れてきちゃいました。
(完全にボケてる
幸い、電話したところ、お店の方で保管しているとのこと。
そんな訳で今日は『RINNE』の記事もお預けです。
楽しみにして下さってる方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。

※コメントを贈って下さった紅蘭さまへ
        

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年上キラーの琥珀



アニメ完結編で命拾いした琥珀を見てて思いました。
琥珀って本当に年上キラーだなと。
まず、琥珀には珊瑚という五つ上の美人で有能な姉がいます。
退治屋の長(おさ)の息子であった琥珀には母親がいません。
というか見当たらない、恐らく、かなり前に死亡と推察します。
その為、姉である珊瑚が琥珀の母代わりを務めてきたのでしょう。
十台における五歳の年の差は大きいです。
責任感の強い珊瑚は、そうした経過もあってか、琥珀に対する思い入れが並の姉よりも強いと思われます。
そのせいか、琥珀は、決まって年上の美人(男女問わず)に庇護される運命があるようです。
珊瑚しかり神楽しかり桔梗しかり兄上しかりです。
年上の美人という観点から見ると、奈落も、その範疇に入ります。
例え、それが利用目的だとしてもです。
きっと琥珀には何処か庇護欲を掻(か)きたてる弟的な魅力があるのでしょう。


2月20・21・22日に拍手を贈って下さった方々に御礼申し上げます。
有難うございます。何時も励まされてます。
『愚息日記』の新作に手を付けました。
まだ、ほんの取っ掛かりです。字数は600字ほどです。
出来るだけ早く公開できるよう頑張ります。
なんですが、家族の風邪騒動が収まったと思ったら、遂に管理人がウイルスにやられかけてます
喉が痛い、鼻水が、クシャミも
今の処、熱はないんですが、今後どうなるのやら
皆様も温かくなってきたからって油断なさいませんように。

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犬夜叉 -完結編- 第20話「四魂の玉が完成する時」

お仕置き主従

前回の琥珀が落下していくまでの説明の後、タイトルが入り本編のスタートです。
まっ逆さまに落ちていく琥珀、外部に押し出される曲霊。
曲霊を追い出したと思った途端、今度は奈落の触手に足を掴まれた琥珀。
『一難去って、また一難』です。
琥珀を助ける為に冥道残月破を撃つ犬夜叉。
空を覆う黒雲が掃われ月が姿を現します。
最も、月の光が明るい満月です。
粋な演出ですね。
原作では日中の戦闘ですが、アニメでは月夜です。
冥道残月破の効果をより効果的に見せる為でしょう。


黒雲は消え去ったものの、まだ奈落の気配を強く感じるかごめは犬夜叉に注意します。
「奈落は、生きてる! まだ、ここにいる!」
切り立った岩壁から突き出してきた触手が犬夜叉を珊瑚を狙う。
それと同時に別の触手が又しても琥珀の足を掴み捉えてしまいました。
犬夜叉達を嘲る曲霊、その巨大顔面が斬り付けられます。
天生牙、兄上の御登場です。
クウッ、憎い、憎い、千両役者は後から登場するといいますが、その通りですね。
兄上の登場で曲霊の援護に奈落の触手が攻撃を仕掛けます。
それに、兄上、慌てもせず落ち着いた態度でスッと刀を持ち替えます。
今度は爆砕牙です。
兄上には二刀流が実に良く似合います。
爆砕牙の凄まじい破壊力に「凄い・・・」驚嘆するかごめ。
そういえば、爆砕牙の出現時、かごめは曲霊に睨まれ気絶してましたね。
だから、爆砕牙の威力を目にするのは今回が初めてだった訳です。
再び、刀を持ち替え、天生牙で曲霊を両断。
消え失せる曲霊、しかし、気になることを言い残します。


その頃、村では弥勒の体から怪しげな邪気が抜け出していくのを楓と邪見が目撃してます。
曲霊の言葉に思い当たる節(ふし)がある珊瑚、兄上に近寄り御注進を。
兄上、弥勒が曲霊を吸ったことは完璧スルーですが、りんちゃんが曲霊の毒気に中(あた)ったと聞いた途端、即、村に向かって急行します。
如何に兄上にとって、りんちゃんが大事なのか、もろ判りです。
兄上を動かすのは、やはり、りんちゃんなんですね。
殺りんファンには凄~~~く美味しい部分です。


村へ向かった兄上に続こうとする犬夜叉達、そこへ今度は奈落が登場。
何と、かごめを人質に!
蟷螂(かまきり)のような触手にガッツリと捕らえられてしまったかごめ。
かごめが捕らえられていては手も足も出さない犬夜叉と珊瑚、それに琥珀。
曲霊に封印されていても完全に霊力を失った訳ではないかごめが四魂の玉の在り処を犬夜叉に教えます。
原作では結界をワザと解く奈落ですが、アニメでは結界に包まれたままです。
赤い鉄砕牙で結界を破る犬夜叉、連携プレーで奈落の右肩を狙う珊瑚。
ウ~~ン、ここん処に、少々、イエ、大分、違和感を感じる管理人です。
だって白霊山で奈落は大幅にバージョンアップして風の傷が利かないほどレベルアップしてるんですよ。
原作では有りませんが、確か、アニメでは犬夜叉が白童子の結界に赤い鉄砕牙で攻撃してます。
しかし、全く効果ナシだったはずです。
白童子は奈落の分身、本体の奈落には、勿論、もっと効果がないでしょう。
あの世の境では爆流破でさえアウトでした。
それなのに、何故、ワザワザ、此処で赤い鉄砕牙を?????
製作スタッフの方々、旧作を覚えてないんでしょうか。
単に犬夜叉の持ち技を披露したかっただけとしか思えない。
ここは、やはり、原作通りに製作すべきでしたね。


まあ、取りあえず話を先に進めます。
「やった!」と思いきや、触手で弾き飛ばされ雲母(きらら)から落下。
犬夜叉に受け止められます。
珊瑚の新生飛来骨に対し、もう策を講じてきました。
体の内部を冥王獣のというか魍魎丸の鎧甲で覆っていたのです。
数多の妖怪の中でも最も硬い鎧甲、これでは、如何に珊瑚の新生飛来骨といえど攻略不可能です。
自分の最強の防御を見せつけ、かごめと引き換えに、琥珀の四魂の欠片を要求する奈落。
よくまあ、こうも知恵が回ると感心するほどズル賢いです。
相変わらず凄~~~~く用心深いです。
その証拠に、兄上がいらっしゃる間は爆砕牙が怖いので絶対に出てこない。
蜥蜴(とかげ)の尾っぽ切りのように自分の体の何時無くしても構わない末端部分のみを前面に出す。
何かを思いついた琥珀が、奈落の要求に応じます。
結界の中、奈落に囚われたかごめと琥珀。
退治屋の装束の中に隠し持ったかごめの矢を取り出し奈落の右肩に突き刺します。
かごめの矢と四魂の欠片に潜む桔梗の光が琥珀の手を通して繫がり奈落の四魂の玉に流れ込みます。
浄化の光に喰われることを怖れた奈落が琥珀を手離します。
そのまま、かごめを掴んだまま逃げようとする奈落。
そこへ犬夜叉が奈落の頭部のみを狙って金剛槍破を撃ちます。
かごめは無事に救出、琥珀は投げ出されたものの、咄嗟に自分の刀を岩肌に差し込み雲母に乗った珊瑚に救出されました。


場面は変わって、楓の村です。
容態の回復した弥勒を気遣う七宝と楓婆ちゃん。
そして同じ様に目覚めたりんちゃんと(お付きの爺?)邪見。
赤い月が何か不吉なことが起きそうな不気味さを感じさせます。
原作ではハッキリと判りづらかったんですが、流石にアニメです。
りんちゃんの様子が何処となく可笑しいのが良く判ります。
心ここに有らずといった表情、喋り方、全くりんちゃんらしくありません。
怪しげな邪気に包まれ飛行妖怪(ウナギ?)に乗り飛び去っていくりんちゃん。
赤い月の中に浮かび上がる、りんちゃんを乗せたウナギ飛行妖怪。
中々、見事な演出です。
そして、お付きの爺、邪見は大慌てです。
自分の首がかかってますもんね。
大事な兄上の姫さまが失踪、大失態です。


そして、場面は先程の戦闘のあった場所に戻ります。
奈落が逃走し、もう安心だろうと落ち着いた犬夜叉達を襲う恐慌。
隠れ潜んでいた奈落の肉片が狙いすまして矢のように飛び琥珀の欠片を掠め取ったのです。
当然、欠片を失った琥珀は絶命。
身も世も無く泣き崩れる珊瑚です。
そして、ここで、遂に最後の欠片がはまり四魂の玉を完成させた奈落がクローズアップ。


場面は、またまた切り替わり楓の村に。
りんちゃんの失踪を弥勒のせいだと責める邪見。
しかし、七宝に自分の責任を追及され、涙目の邪見です。
お付きの爺だもんね、そりゃ仕方ない。
兄上が戻ってきたら確実に殺されると思い逃亡するか否かを考える邪見の後方にジャストタイミングで御出ましになる兄上。
さぞかし生きた心地がしなかっただろうねぇ~~邪見。
そんな邪見に目もくれず飛んでいかれる兄上。
満月の夜空を飛行する兄上、綺麗です、お美しいです。
兄上の脳裏に浮かぶ考えは、りんちゃんを拉致した曲霊の思惑。
りんちゃんが拉致されたのは兄上の天生牙と「爆砕牙を封じる為なのです。
何としても、りんちゃんを取り戻そうとする兄上の意思を感じ取れる厳しい横顔でした。


再度、場面転換、琥珀の死に怒り奈落の居場所を教えろとかごめに指示する犬夜叉。
破魔の矢を打ち奈落の居場所を教え導きます。
冥道残月破を奈落めがけて撃つ犬夜叉。
しかし、奈落を殺すことは出来ませんでした。
悠々と飛び去る奈落の黒雲の中、四魂の玉から桔梗の光が消えていることに気付くかごめ。
己の不甲斐なさを怒り地面に拳を叩きつける犬夜叉。
原作と違いアニメでは夜です。
今回は演出の見事さがアチコチで目立ちました。
夜を『死』と位置づけるなら朝は『生』を意味します。
実に象徴的です、上手い!
黎明(れいめい)の光の中、琥珀の項(うなじ)に柔らかな優しい光が点(とも)ります。
朝の陽射しが差し込んでくる中、闇の中から目覚めるように琥珀が蘇生します。
桔梗の光が琥珀に移り命を繋いでくれたのでした。
憎んでも憎みきれない仇を滅するよりも、琥珀の命を救うことを優先してくれた。
本当に・・・・桔梗は慈悲の女(ひと)ですね。
まるで慈母観音のような巫女さまです。
桔梗の光が、琥珀の命となった時、奈落との最後の戦いが犬夜叉達に託されました。
以上の内容で今回は終わってます。



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完全に落ちてました

がみょ~ん冥加
17・18・19日と完全に落ちてました。
息子はインフルエンザ、娘と旦那は風邪。
唯独り、管理人のみ、時々怪しくなりながらも無事の状況です。
息子は、ほぼ快復しました。
娘は完全とはいきませんが、かなり回復。
旦那は、まだまだ。
ウ~~~ン、こんな風邪ウイルスだらけの中、管理人だけでも風邪に倒れなかったのは不幸中の幸い(?)でしょうか。
時々、頭痛もしてたんですが、気が張ってたせいなのか、今の処、無事です。
管理人まで寝込んだら、どうしようもないですもんね。
とりあえず本日の夜間にでもアニメ完結編、第20話の感想を投稿いたします。
スミマセン、都合により記事は明日に書きます。
悪しからず御了承下さいませ。(T_T)/~~~


それと昨日、メンテナンス中に障害が発生してブログにアクセスできない状態が続きました。
(管理人も自分のブログにアクセスできなくてドヒャ~~~ッ!?と慌ててました)
ご迷惑をかけまして真に申し訳ございませんでした。

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『愚息行状観察日記⑰=御母堂さま=』

bfdb89f8.jpg







 ※上の画像は『妖ノ恋』さまの使用許可を頂いてます。

宙に浮かぶ生首めがけて突っ込んでいく殺生丸。
有象無象の触手が愚息を搦(から)め捕(と)らんと一斉に蠢(うごめ)き出す。
それらを躱(かわ)し生首の近くに辿り着いた殺生丸が思いもかけない行動を取った。
天生牙を抜いたのだ。
冥道残月破を鉄砕牙に譲った今、天生牙に攻撃能力はない。
有るとすれば、それは、あの世の者を斬る能力(ちから)。
そうか、あの生首の男、この世の者ではないのだな。
殺生丸が天生牙で虚空を斬り裂いた。
オオッ、現われたのは憎悪に燃える巨大な顔。
天生牙に斬られて左目が傷付いている。
あれこそが生首の本体なのだろう。
すると、あ奴は生身((なまみ)を持たぬ悪霊なのだな。
だからなのか、操っている体が、どんなに破損しようと些(いささ)かも堪(こた)えなかったのは。
尚も悪霊を天生牙で攻撃しようとする殺生丸。
だが、敵は、それを阻(はば)もうと触手で即席の防御壁を作り出す。
分厚い防御に攻撃を弾(はじ)かれる殺生丸。
天生牙に現世のモノは斬れない。
悪霊は瞬時に天生牙の弱点を見破り手を打ってきた。
グゥッ、前と後から、極太の触手が、妖鎧を打(ぶ)ち破って殺生丸の胴体を串刺しに!
「ヒッ、若様!」
「殺生丸さまっ!」
松尾がこらえ切れずに小さな悲鳴を漏(も)らす。
権佐も信じられぬとばかりに声を上げる。
我ら化け犬一族は心の臓を傷つけられぬ限り、命に別状はない。
だが、如何に強靭な体力を有する化け犬といえど、あれほどの重傷を負って平気なはずがない。
殺生丸を串刺しにした二本の触手に加えて他の触手がグルグルと覆(おお)い被(かぶ)さるように巻きつき、完全に殺生丸の姿が見えなくなってしまった。
兄の惨状に堪(たま)らず半妖が飛び出し、猫又に跨(またが)って悪霊の生首を両断する。
半妖は飛べぬからな。
そのまま半妖は猫又から触手の塊(かたまり)の上に跳び下りた。
怒り狂って鉄砕牙で触手を斬りまくる半妖。
そうこうする内に切断された悪霊の生首が修復され元に戻った。
何とも憎々しい、その表情。
悪意に満ちた嘲(あざけ)りの言葉が鏡のこちら側にいる我々にまで聞こえてきそうだ。
触手が半妖を捉(とら)えた。
このまま兄弟揃って悪霊の餌食になってしまうのか。
そう思った次の瞬間、光が! 
殺生丸を覆いつくしていた触手の塊(かたまり)の中から強烈な光が溢れ出した。
稲妻のように眩しい光が触手を切り裂いて四方に八方に拡がっていく。
破壊された触手の中から現われたのは・・・殺生丸!
妖鎧には二ヶ所も穴が開き毛皮は焼け焦げ着物の両袖は肩の辺りまで千切れている。
当然、右腕はむき出しで天生牙を握り締め、残骸の中、仁王立ちしておるわ。
惨憺(さんたん)たる有り様だな、殺生丸。
だが、とにもかくにも生きておる。
ホゥッ・・・思わず知らず小さな安堵の溜め息が漏れたわ。
よもや、我が息子が、こんなことで死ぬとは思わなんだが、流石にヤキモキさせられた。
あれは何だ!? 
半妖に左腕を斬り落とされて殺生丸は隻腕だったはず。
その失われたはずの左腕部分から激しく放電しているではないか。
バチバチと空中に走る電光の凄まじさ。
本当に音が聞こえるような錯覚を起こしそうだ。
ムッ、悪霊の後方に見覚えのある黒雲が出現した。
三つ目の妖牛に跨(またが)る惚(とぼ)けた顔の刀鍛治。
そうか、刀々斎のお出ましか。
ならば、あれは・・・・。
「松尾、権佐、よく見ておけ。いよいよ現われるぞ、殺生丸の刀、爆砕牙が!」
“遠見の鏡”から目を離すことなく狗姫(いぬき)は声を張り上げた。
上方から触手が四本、殺生丸を狙って今にも振り下ろされようとしている。
刀々斎が駆け付けてきたことに殺生丸も気付いたらしい。
殺生丸が無かったはずの左腕を鋭く振るった。
闇を切り裂く雷光のような輝きと共に凄まじい衝撃が殺生丸を狙っていた触手に走る。
眩しい光の中、浮かび上がってきたのは細身の刀を握った殺生丸の左腕。
刀身と柄をビッシリと覆い尽くす雷紋が刀の性質を物語る。
“爆砕牙”その名の通り爆発的な破壊力を秘めた殺生丸の刀。
殺生丸本人さえ知らなかった殺生丸の中に隠されてきた刀。
その破壊力の余りの凄まじさに父である闘牙が封印した刀。
殺生丸自身に、爆砕牙を振るうに相応しい器量が、大妖怪としての度量が生じるまで、存在その物が秘匿(ひとく)されてきた究極の破壊力を有する刀、爆砕牙。
その秘刀が、遂に失われた左腕とともに現われたのだ。
「長かったな、殺生丸・・・もう現われないのかと思ったぞ」
「御方さま・・・おっ、おめでとうございます」
松尾が目を潤ませながら寿(ことほ)ぎを口にする。
「私からも・・・おめでとうございます」
権佐も感極まったのか上擦(うわず)る声で祝いの言葉を述べ頭を下げる。
「喜ぶのは、まだ早い。殺生丸は、まだ、あの悪霊を倒しておらんぞ」
そうだ、爆砕牙の出現を祝うには、まだ早い。
あの悪霊を倒さねばな。
爆砕牙の攻撃を受け浮力を失って地に叩きつけられる触手。
すると新たな妖怪どもが触手の残骸を取り込んで新たに合体しようとし始めた。
またしても融合して新たな触手が出現するのか?
何っ! 何が起きているのだ!?
信じがたい現象が繰り広げられていた。
残骸を取り込んだ妖怪どもが悉(ことごと)く破壊されていく。
文字通り完全に塵(ちり)となるまで。
そうか、爆砕牙は一度(ひとたぶ)振るえば攻撃対象を再生不能なまでに破壊する。
更に、爆砕牙の攻撃を受けた残骸を取り込めば無傷の敵までもが同様に破壊されるのだ。
何という怖るべき破壊属性を持った刀だ。
まるで神の怒りその物ではないか。
闘牙が厳重に封印するはずだな。
あんな刀を以前の非情な殺生丸が持ったら破壊王にしかなれなかっただろう。
悪霊の生首を殺生丸が爆砕牙で斬り捨てた。
だが、本体は逃げおおせたようだ。


『愚息行状観察日記⑱=御母堂さま=』に続く

 

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風邪!風邪!


昨日※上記の画像は『ぱたぱたアニメ館』よりお借りしました。
URL=http://www.pata2.jp/


何故か、管理人以外、家族全員が風邪をひいてます。
実際、管理人も、少々、怪しい時があったんですが・・・。
(日曜日、頭痛がして体が少し痛かった)
どういう訳か持ち直して、イヤ、免疫パワーが捻じ伏せたみたいで。
そんな訳で旦那も娘も息子も鼻水ズビズビ咳ゲホゲホしてます。
遂には熱が38度6分もあると息子の学校からお迎えの要請が。
タクシー飛ばして行ってきました。
夕方、医者に連れて行かなきゃ!
ウ~~ン、先生方も風邪でマスクしてる状況です。
その内、管理人も風邪を引き込むかも???
とにかく風邪!風邪!が蔓延してます。
皆様もお気をつけて下さいませ。


2月15日に拍手を贈って下さった方に御礼申し上げます。
有難うございます。拍手は“やる気”の素です。
家族はみな風邪ひきさんの状況ですが、一応、無事な管理人です。
ですから、今夜、予定通りに新作を公開する積りです。


※追記※
息子はインフルエンザでした。
ウゲッ、今週は残り完全に休ませなくっちゃ!
ハゥ~~~何とか管理人だけでも元気でいないと。
家族全員、枕を並べて討ち死にだけは何が何でも避けねばっ!


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ホイサ!コラサ!


昨日※上記の画像は『ぱたぱたアニメ館』よりお借りしました。
URL=http://www.pata2.jp/


ン~~と、まずは拍手&コメントの御礼から。
2月13・14日に拍手を贈って下さった方々に感謝致します。
有難うございます。ハイ、いつも元気を頂いております。


chihiroさまへ
美麗絵と拙作をコラボさせて頂きまして誠に有難うございました。
もう素晴らしく綺麗で大感激でした。
桜と化け犬って、何で、ああも似合うんでしょうか。
きっと日本人は無条件に桜を愛でてしまう傾向があるんでしょうね。
見てるだけで思わず溜め息がもれそうでした。
今後とも、どうぞ、宜しくお願い致します。


新作状況
現在の字数は1800字です。
もう少しで出来上がりなのですが、今日はチョッと無理かな?
明日あたりの公開になりそうです。
悪しからず御了承下さいませ、メンゴです。



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完結編アニメの今後の放送予定

冥道残月破

※20話以降の放送予定が公開されていたので記載しておきます。
題名をクリックすると話の内容が出てきます。

                                
第20話 「四魂の玉が完成する時」
脚本:隅沢克之/絵コンテ:こだま兼嗣/演出:古田丈司/作画監督:前澤弘美、橘佳良

第21話 「奈落の体内へ」
脚本:高橋哲子/絵コンテ:加瀬充子/演出:鳥羽聡/作画監督:佐久間信一、斎藤佑

第22話 「奈落 闇の罠」
脚本:隅沢克之/絵コンテ:佐藤真人/演出:佐藤照雄/作画監督:戸部敦夫

第23話 「奈落 光の罠」
脚本:隅沢克之/絵コンテ:こだま兼嗣/演出:鳥羽聡/作画監督:佐久間信一、斎藤佑



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『愚息行状観察日記⑯=御母堂さま=』




 ※上の画像は『妖ノ恋』さまの使用許可を頂いてます。


突如、鮮やかな紅(くれない)の衣が翻(ひるがえ)った。
次の瞬間、懐かしい幅広の刃(やいば)が男の絡みつくような触手を断ち切っていた。
鉄砕牙、今は亡き夫、闘牙の牙から打ち出された刀。
それを軽々と振るう生意気そうな顔の小童(こわっぱ)。
殺生丸と同じ白銀の髪、金色の瞳が両者の血の繫がりをマザマザと見せつける。
「御方さま、あの火鼠(ひねずみ)の衣は・・・」
松尾が声を発する。
「そうだ、松尾。あの半妖の小童(こわっぱ)が殺生丸の弟、闘牙のもう一人の息子、『犬夜叉』だ」
兄を助けに来たのか、半妖。
半妖の仲間、人間どもも駈け付けてきたな。
相対する兄弟、だが、殺生丸は半妖の弟に助けられたのが不満のようだ。
フム、気合で腕の傷を塞(ふさ)ぐか。
ムッ、殺生丸の目が赤くなった。
変化する積りだな。
そこまで追い詰められているのか。
殺生丸が右腕で攻撃すると見せかけ、一気に巨大な化け犬の本性を顕(あらわ)にしおった。
そして、そのまま男の頭部を喰いちぎった。
当然、これで男は絶命すると誰もが思っただろう。
だが、男の体からは見るだに濃厚な瘴気が溢れだし周囲に充満する。
あの瘴気の濃度、到底、か弱い人間どもの身では耐えられまい。
やはりな、人間達が堪(たま)らず空中に逃げ出した。
法師は気絶した小僧を連れ小娘とともに双頭竜に騎乗。
女退治屋は同じく気絶した巫女を乗せ子狐妖怪と一緒に猫又に。
首を捥(も)がれた体から何本もの極太の触手が生えてきた。
通常ならば殺生丸に首を噛みちぎられた時点で男は死んでいる筈。
にも拘(かかわ)らず、三白眼の男は生首だけで生きて今も何か喋っているらしい。
化け犬に変化した殺生丸の口中に銜(くわ)えられたままの状態でな。
クッ、音声が拾えないのが悔やまれてならぬわ。
それにしても実に不気味な存在だな。
あ奴には痛覚が無いのか。
殺生丸の牙が顔に喰い込んでいるというのに。
薄気味の悪い笑みが貼りついたように消えない。
極太の触手が何本も大挙して半妖に襲いかかる。
宝仙鬼から譲り受けた金剛槍破で迎え撃つ半妖。
しかし、金剛石の槍は標的を貫くことなく虚空に飛び散った。
不気味な触手だらけの体は宙に浮かび半妖の攻撃をやり過ごしたのだ。
そのまま触手は覆いかぶさるように化け犬の殺生丸に巻きつきギリギリと締め上げている。
銜(くわえ)えられていた生首までもが変化し触手が生え出した。
今しも殺生丸の牙から逃れ口から這い出ようとしておる。
獲物を離すまいと殺生丸がグッと力を込めて噛みしめる。
だが、殺生丸の牙が、どれほど深く喰い込もうと、生首は一向に痛痒(つうよう)を感じておらぬようだ。
あの男、本当に生き物なのか?
触手に締め付けられる兄を助けようと半妖が鉄砕牙を振るおうとする。
しかし、あの生首が殺生丸に絡みついておっては手も足も出せぬ。
チッ、一難去って、また一難か。
奴め、このまま殺生丸を絞め殺す気だな。
殺生丸に巻きついた触手が更に数を増し完全に愚息を覆いつくしてしまった。
殺(や)られたか!?
イヤ、そうではない。
流石に形勢不利と見て取ったのだろう。
変化を解いた殺生丸が人型に戻り、辛(から)くも触手地獄から脱出した。
フゥッ、冷や冷やさせおるわ、頑固者め。
松尾も権佐もハラハラしながら状況を見守っておる。
だが、こうまで追い込まれながらも、殺生丸は、やはり殺生丸だった。
退(ひ)く気など一切皆無。
またしても触手だらけの化け物に向かっていきおる。
爪で触手を薙ぎ払えるだけ薙ぎ払うが、如何せん、数が多過ぎる。
それ見たことか、アッという間に触手に絡め取られかけた。
半妖が、それを見て急いで触手を斬り落とし兄に助太刀する。
ムッ、鉄砕牙の刃の色が黒く変わった。
遂に出すのか、半妖、殺生丸から譲り受けた冥道残月破を。
だが、『敵も然(さ)る者、ひっかくもの』ぞ、半妖の行動に即座に対応してきた。
瞬時に自(みずか)らの操る体を四方八方に分散させたのだ。
あれでは冥道残月破は撃てん。
仮に撃ったとしても殆ど効果がない。
不味いな、このままでは各個撃破するしか道がないではないか。
そんな状況下にあって殺生丸が動いた。
まず小娘が乗っている双頭竜を狙った触手を爪で薙ぎ払った。
フム、やはり、そなたの姫を庇(かば)うか、殺生丸。
その上で先陣を切って飛散した妖怪の体を突っ切り、人間どもを一箇所に寄り集めさせた。
成る程な、これならば同士討ちはない。
次はどう動くのかと思ったら、何と、殺生丸の奴、そのまま空中に浮かぶ生首に突っ込んでいくではないか。
無謀だ、殺生丸、あの男にはそなたの爪も毒も利かん。
見す見す死にに行くようなものだ! 戻れっ! 殺生丸!!


『愚息行状観察日記⑰=御母堂さま=』に続く


 

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