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『“花蝶”七変化』

 
夢有斎の作成した貝桶が届けられた翌日、りんの許に、狗姫(いぬき)の御方が、筆頭女房の松尾を始めとして側仕えの女房ども数名を従えて赴いて来られた。彼の御方は、この天空の城の女主にして西国王、殺生丸の御生母様、尚且つ、りんの養母でもあらせられる。

 
「りん、夢有斎から貝桶が届いたそうだな。気に入ったか?」

 
「アッ、おっ、お母さま! いらっしゃいませ。あの貝桶ね、花と蝶の模様が、とっても綺麗なの。それにね、貝に描かれてる絵が、凄く楽しいの!」

 
「そうか、では、この母にも、それを見せてくれぬか?」

 
「はぁい、日向さま、石見さま、あの貝桶を、此方に、お願いします。」

 
「「畏(かしこ)まりました、りん様。」」

 
流石に双子の姉妹である。日向と石見の言葉が、寸分違(たが)わず重なる。

 
「オヤ、そなた達は、確か、相模殿の従姉妹の・・・」

 
筆頭女房の松尾が、目敏く、両名に気付き、言葉を掛ける。

 
「ハイ、此度(こたび)西国城の女官長、相模の名代(みょうだい)として参りました。姉の私が日向(ひゅうが)、妹は石見(いわみ)と申します。以後、宜しくお見知りおき下さいませ。」

 
日向が、姉として、丁寧に、挨拶の口上を申し述べる。

 
「オオ、相模の従姉妹の双子姉妹か。聞いておるぞ。西国城の奥を余り長く留守にも出来ぬと相模自身は、一旦、戻ったが。そうか、代わりに、そなた達が、りんに付き添ってくれるか。ならば、安心だな。」

 
「「忝(かたじけ)のう存じます。狗姫の御方様。」」

 
  双子姉妹の日向と石見が、双の貝桶を、それぞれ、一つずつ大事そうに運んできた。
一見、全く同じ様に見える八角形の筒型。しかし、良く見れば、それぞれ配されている花々が違う。日向の持参した貝桶には、梅、桃、菖蒲(あやめ)、紫陽花(あじさい)、百合、沈丁花の花が。石見の方の貝桶には、桜、藤、凌霄花(のうぜんかずら)、菊、椿。双方とも、四季折々の鮮やかな花々が、黒い漆塗りの生地全体に、浮き上がるように、散りばめられ、その中を、蝶が、優雅に舞い飛ぶ意匠になっている。これならば、季節を限定する事なく、通年の使用が可能である。

 
「オオッ! 流石に評判の高い夢有斎の作だけあるな。見事な物だ。」

 
狗姫の御方が、貝桶の優美な意匠を見て、感想を宣(のたま)われる。

 
「「御方様、どうぞ、その御言葉は、中の貝を、御覧になってから仰って下さいませ。」」

 
日向と石見が、又しても、ピタリと言葉を重ね合わせる。

 
「ホオ、中身は、更に見物(みもの)だと申すか? 双子姉妹よ。」

 
「「ハイ、それは、もう・・・。」」

 
  日向と石見の双子姉妹が、顔を綻ばせて申し上げる。
りんも、同じ様に、ニコニコと嬉しそうに笑っている。

 
「ならば、疾(と)く、紐を解いて見せてたもれ。」

 
「「仰(おお)せのままに。」」

 
  錦の金朱の飾り紐が、ハラリと解かれる。
蓋を取り、中から、一枚、また、一枚と取り出されていく大蛤(おおはまぐり)の貝に描き出された艶やかな王朝絵巻。
見守る女房連中の口から、思わず感嘆の声が洩れる程、華麗にして雅(みやび)な、その出来映え。

 
「ムムッ、その貝に描かれている女房は、松尾ではないか!」

 
狗姫の御方が、早速、一枚の貝に目を留めた。

 
「マアマア、この御息所(みやすどころ)は、御方様では御座いませんか。それに、この左大臣は万丈殿、此方(こちら)の右大臣は、尾洲殿。」

 
女主人の横に控える筆頭女房の松尾も、次々に貝桶から取り出される貝を見ては、目を丸くして、描かれている人物の見当を付けていく。

 
「この関白殿は、相馬だな。フフッ、夢有斎め、味な事をやりおるわ。」

 
「御方様、どうやら、夢有斎殿は、この城や西国城に所縁(ゆかり)のある者達を、全て貝合わせの絵に描き出しているようで御座いますな。」

 
「そうらしいな、松尾。どれ、双子姉妹、もっと他にも見せてみよ。」

 
「「ハイ、承知致しました。」」

 
  見る間に畳の上に扇のように並べられていく大蛤の貝殻。
両方の貝桶に、合わせて三百六十の貝が納められている。
その一つ一つに、技巧を凝らした精緻な絵が、優艶に描かれ、見る者の目を楽しませてくれる。

 
「我らが描かれているという事は、双子姉妹よ、当然、殺生丸やりんも描かれておる訳だな。」

 
「「ハイ、ご明察の通りに御座います、御方様。」」

 
此処で、りんが、流石に黙っていられなくなったのか、喋り出した。

 
「あのね、おっ、お母さま、殺生丸さまは、黒い御着物を着てらっしゃるの。それでね、りんは、今よりも、もっと小さい頃の感じなの。日向さまや石見さまが仰るには、源氏って云う昔の偉い貴族の殿さまと、若紫って云うお姫さまなんだって。」

 
「ホホォ~~成る程。源氏物語に擬(なぞら)えたか。マア、強(あなが)ち、間違いだとも云えんな。何しろ、りんが、殺生丸に連れられて、西国にやって来たのは、漸く、六つになるかならないかの頃であったからな。フフッ、夢有斎め、殺生丸とりんの馴(な)れ初(そ)めを聞いて、甚(いた)く、芸術家魂を刺激されたのであろうよ。」

 
「本(ほん)に、御方様の仰る通りで御座いますな。」

 
狗姫の御方の言葉を、松尾が、肯定する。御付の女房どもも、皆、貝に描かれた見事な絵を見ては、
何処の誰それかを言い当てるのに夢中になっている。

 
「ホラッ、見つかりましてよ、りん様と殺生丸様の描かれた貝。アラッ、でも、これは、昨日とは、お召し物が、違ってますわ。」

 
  逸早く、源氏と若紫に擬(なぞら)えた殺生丸とりんを描いた貝を、石見が見つけた。
しかし、昨日、見分した物とは、明らかに異なっている。絵の中の人物象が、昨日とは、全く異なる衣装を身に付けているのだ。可笑しい。そんな筈は無い。三百六十ある貝合わせの貝、その全てに、確かに目を通した。そのどれもが、それぞれ違う人物、風景を描き出していた。つまり、同じ人物、風景を描いた貝は、二枚と存在しない筈なのである。

 
「そんな馬鹿な、良く見たのですか? 石見。」

 
姉の日向が、ヤンワリと妹を窘(たしな)める。

 
「間違いありませんわ、御覧になって、日向姉様。」

 
石見の差し出した貝を覗き込む日向。

 
「マア、どうした事でしょう。確かに、昨日とは、お召し物が違っております。」

 
りんも、ドレドレと石見の持っている貝を覗き込む。

 
「アレ~~? 本当だ。昨日は、殺生丸様、黒い御着物だったのに、今日は、全然違う御着物を着てる。りんの方のお姫さまも、昨日の内掛けと柄が違ってるよ。それに御着物だけじゃなくて、何だか、背も、昨日より伸びてるみたい。」

 
「りん様、あの黒いお召し物は束帯(そくたい)と申しまして、古(いにしえ)の日の本、平安時代の宮中における貴族の最高礼装なので御座いますよ。それにしても・・・こちらの源氏の君の御姿までもが、今日は衣冠姿に変わっております。若紫の姫の衣装も、明らかに、昨日の物とは、趣きが異なっておりますわ。確かに、りん様の仰る通りに、絵の中の姫君自身も、昨日、見た幼子の姿より成長しております。髪も、背も、著しく伸びて、随分、大人びた感じに。丁度、今のりん様と同じ位の年格好かと。そうで御座いますね、間も無く、裳着(もぎ)の儀式を受ける年頃のように見受けられます。一体、これは、何とした事でしょう?」

 
日向が、困惑気味に、それぞれの貝を眺めて呟く。

 
「アラアラ、まあ、これを御覧になって、りん様、日向姉様。昨日、見た、この二名の公達(きんだち)を覚えてらっしゃるでしょう。此方(こちら)まで、今日は、様相が違ってます。これは、大殿の側近を務める木賊(とくさ)殿と藍生(あいおい)殿を描いた物。この両名も、昨日は、直衣(のうし)姿でしたのに、今日は、お忍び用のくだけた狩衣(かりぎぬ)姿。正直な処、私も、どう考えれば良いのか・・・。サッパリ、この不思議の見当が付きませんわ。」

 
石見も、貝を持ったまま、双子の姉と顔を見合わせて、思案投げ首の状態に陥っている。りんも、この不思議な出来事に頻(しき)りに首を傾げる。そんな三名に、筆頭女房の松尾が、声を掛けた。

 
「それは、恐らく、夢有斎殿の作品に、極々、稀に現れるという“七変化(ななへんげ)”で御座いましょうな。」

 
「「「“七変化”!?!」」」

 
三人が、三人とも、松尾を振り返って、同じ様に聞き返した。

 
「ホホォ~~“あれ”が現れたか。夢有斎の作品の中でも滅多に出現せぬと聞いておるが。のお、松尾、そなたならば、詳しく知っていよう。皆に説明してやってくれ。」

 
狗姫の御方は、その言葉に聞き覚えがあるのか、己の乳母(めのと)にして、博識で夙(つと)に名高い筆頭女房の松尾に説明を求めた。女主の要求に応えて、松尾が、話し出した。

 
「そうで御座いますね、今の若い者達の殆どが、知らないでしょうから。夢有斎殿は、今でこそ、人形を始めとして様々な分野で腕を振るっておりますが、元々は、絵師として出発された御仁。
  お若い頃から、その天才振りは有名で御座いました。当時、夢有斎殿が、注文で描いた屏風絵が、季節の変化と共に、様々に変化して大評判になった事があるのです。それは、不思議な事に、季節毎に、絵の中に描かれた桜や人物が、様々に趣きを変えるのです。それ以後、その変化は、夢有斎の“七変化”と呼ばれるようになりました。尤も、夢有斎殿が手掛けた全ての作品に、それが現れると云う訳では御座いません。夢有斎殿が、作り上げる作品は、そのどれもが素晴らしい出来なのですが・・・。生憎、夢有斎殿という御仁は、芸術家らしく、大層、気紛れな気性の持ち主でもあるのです。 そのせいか“七変化”は、数多(あまた)ある夢有斎殿の作品の中でも、彼の御仁が、特別に、心血を注いで作り上げた物、気に入った作品にしか現れないと聞き及んでいます。それが為に“七変化”が現れる作品は『傑作中の傑作』だと云われる所以(ゆえん)にもなっているので御座いますよ。」

 
  松尾の説明を聞き、貝合わせの絵の変化に納得した主従一同。
そんな中、石見が、早速、松尾に、興奮気味に質問した。

 
「では、松尾様、この貝合わせの貝に現れた絵の変化は、夢有斎殿の傑作の証と考えて宜しいので御座いますね?」

 
「そういう事になりますね。石見殿」

 
「宜しゅう御座いましたね、りん様。そのような傑作中の傑作が、お嫁入り道具の一端を飾る事になろうとは、真に御目出度い事で御座います。実に、幸先が良い出来事と申せましょう。」

 
日向も、この目出度い出来事に、目を細めて喜び、りんに話し掛ける。

 
「そうなの? あたしは、貝に描かれた人達が、ドンドン変わっていくのが、凄く不思議で面白いんだけど。」

 
りんが、無邪気に“七変化”についての感想を、嬉しそうに喋る。

 
「フム、これならば、当分、退屈せずに済むだろう。ホレ、妾に付いて来た女房どもを見てみよ。皆、夢中で貝に描かれた者の正体を言い当てようとしておるではないか。中には、自分の意中の相手を探している者も居るのではないか。」

 
  狗姫の御方が、後半の方は、手に持った扇をスッと拡げ、声を潜めて、腹心の松尾に話し掛ける。
  一見、極、普通の、何の変哲もない扇に見えるが、実は、さに有らず。その扇は、周囲一間(約1.82m)に微弱な妖気を発し、当事者の言葉が、一切、漏れないようになっている。
得てして、妖気が、強すぎる道具は、他の者にも感じ取られ警戒されてしまうのが世の常である。
そうと全く感じさせない点が、優れ物の扇である。
表面は、蝶が華やかに舞う図柄、しかし、その裏には、見猿(みざる)、聞か猿(きかざる)、言わ猿(いわざる)の三猿の風刺的寓意画が描かれている。
  通称、聞かずの扇、小さく刻まれた銘は“密(ひそか)”。
  完全に雑談にしか見えない密談が、主従の間で   交わされていた。

 
「クスクス、そうかも知れませんなあ。新参の女房など、まだまだ若い者が多う御座います故。
 この貝合わせの貝は、暫し、格好の遊び道具になりましょう。それにしても、この夢有斎の貝桶、嫁入り道具の御披露目の際には、さぞかし衆目を浴びる事で御座いましょうな。」

 
  松尾も、主に合わせて、ヒソヒソと小さな声で応える。尤も、扇のおかげで、別段、声を潜めずとも周囲に話の内容が漏れ聞こえる筈はないのだが。用心に越した事はない。

 
「婚儀には、他国の外交使節も、多数、やって来るであろうからな。鵜の目鷹の目で此方の瑕瑾(かきん)を探り出そうとするだろう。奴らの度肝を抜いてやる必要がある。花宗斎の金牡丹、白妙のお婆の“虹織り”の婚礼衣装、それに、今回、夢有斎の“七変化”が加わった。フフッ、これだけの奇瑞、瑞兆が現れれば、如何なる煩(うる)さ型と云えどグウの音も出るまいぞ。」

 
「左様に御座いますな。しかし、御方様、婚儀が、無事、終わるまでは、何が起きるか判りません。くれぐれも御油断なさいませんよう。」

 
「そうだな、松尾。そなたの云う通りだ。お庭番の権佐から報告が上がっておるが、既に、間者が、アチコチ入り込んでおるらしいぞ。色々と嗅ぎ回っているそうだ。西国の城下は、勿論、西国城にもな。下働きの者に、数名、見慣れぬ者達が、混じっておったらしい。流石に、中枢部には、入り込めなかったようだが。確たる証拠を見つけるまでは上手く奴らを泳がせておく必要がある。間者には全く気付いてない振りを致せ。西国城では、尾洲や万丈が、万事、心得ておろうがな。この天空の城でも、他国の者、見知らぬ者に対する警戒は、断じて緩めてはならんぞ。尤も、そうとあからさまに気付かせてもならんが。今は、婚儀を目前にしたりんを預かっておる大事な時期だ。何か起こってからでは、取り返しが付かん。」

 
「重々、承知しております。」

 
「万事、抜かりの無いそなたの事だ。わざわざ、念を押すまでも無かろうがな。」

 
「恐れ入ります。それはそうと、御方様、若様、イエ、殺生丸様は、何処へ行かれたのか、御存知でしょうか? 先日、白妙のお婆殿への“虹織り”再依頼の帰路、下界で落ち合われたりん様を抱き上げて、一緒に、この城に戻ってこられましたが、その後、西国城には御帰還されてはおられぬ由。尾洲殿と万丈殿が、書状にて問い合わせてこられました。」

 
「殺生丸か? あれは、あれの思惑で、りんの為に動いておるようだ。小妖怪を連れて、ある処に赴(おもむ)いたらしい。」

 
「ある処・・・で御座いますか。」

 
「推察致せ、松尾。そなたならば判るだろう。」

 
思い当たる節があるのか、松尾が、小さく頷いた。

「左様で御座いますか。若様は、本当に、心の底から、りん様を愛しておられるのですな。」

「そうだな、我が子ながら、何と情の強(こわ)い奴だと思ってきたが。やはり、闘牙の血を引いておったようだな。」

 
「先代様だけでは御座いません。御方様の血も、立派に引いておられますよ。」

 
「フッ・・・」

 
  金色の双眸が、何を思うのか、細められ、貝合わせの絵に夢中になっている女房達を眺める。
その中でも、一際目を惹く愛らしい人間の養い仔を見詰める。
そんな養母の視線を感じたのか、りんが、振り向き、声を掛けてきた。

 
「おっ、お母さま、見て、見て。やっぱり、この貝の絵、昨日と違ってるの。」

 
  パチッ、扇をすぼめ、襟元に差し込む。密談は終った。狗姫の御方が、微かに笑みを浮かべ、養い仔の許へ移動する。松尾も、付かず離れず随従する。

 
「オオッ、そうか。では、この貝桶に銘を付けてやらんとな。何しろ、夢有斎の“七変化”の作だ。
 徒(あだ)や、疎(おろそ)かには扱えまい。そうだな。花と蝶の舞い飛ぶ意匠だ。“花蝶(かちょう)”と命名しよう。」

 
「ホホ・・それは、それは。この貝桶に、大層、相応しい銘に御座いますな。」

 
松尾が、すかさず、同意する。

 
「マア、何と、可愛らしい御名で御座いましょう。宜しゅう御座いましたね、りん様。」

 
石見も、松尾の意見に賛同する。

 
「りん様、御方様が、この貝桶に命名して下さいましたよ。御礼を申されませ。」

 
  日向が、まだ幼さが色濃い自らの主、りんに御礼の言葉を促す。
りんが、ニッコリと微笑み、養母に心からの御礼の言葉を述べる。

 
「おっ、お母さま、貝桶に名前を付けて下さって、どうも有難う! この素敵な貝桶、おっ、お母さまが注文して下さったんでしょ?」

 
「何の、何の、可愛い養女のそなたの為とあらば、お安い御用ぞ。これなど、まだまだ、序の口。これから、日を追う毎に、更に、次々と新しい道具が届くであろう。楽しみにしておれ。」

 
  狗姫の御方の云う通り、その後、特注の花嫁道具が、毎日、続々と届くようになった。
それらは、全て、りんの部屋に運び込まれ、美々しく室内を飾り、来る婚礼の日に向けての準備が、着々と進んでいる事を実感させた。しかし、そうした美麗な花嫁道具の中でも、やはり、夢有斎の貝桶“花蝶”は、一際、異彩を放ち、別格の存在感を醸し出していた。          了



《第四十五作目『“花蝶”七変化』についてのコメント》

贈呈小説『貝桶“花蝶”』と第三十九作目『相思之華』より続く内容になっております。
より詳しく知りたい方は、そちらを読まれてから、この作品を読むと、より理解しやすくなるかと思われます。
本格化し始めた兄上とりんちゃんの婚礼準備の支度の様子を書いて見ました。

実際、婚議に要する準備は、大変な物で、当人達は勿論の事、周囲の者達が、どれ程、奮闘する必要が有る事でしょうか。況して、西国王の婚議です。各国の要人が、続々と詰め掛けるでしょう。
その警護に要する手間暇も、大変な物になる事でしょう。
(此処では、詳しく書きませんが・・・)
そうした警護に関するチョッとした内輪話も織り込んでみました。  ★★★猫目石

 

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