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※上の画像は『妖ノ恋』さまの使用許可を頂いてます。
殺生丸の新しい刀、“爆砕牙”に両断されて物騒な悪霊は消えた。
生憎、本体のほうは仕留められなんだがな
ホホォ~小娘と小妖怪が慌てて殺生丸に駆け寄りおるわ。
小僧と面妖な衣装の巫女は気を失ったままか。
そうだな、丁度よい、ここで両名に殺生丸の“姫”を教えておくとするか。
「松尾、権佐(ごんざ)、良く覚えておけ。この人間の小娘が殺生丸の“姫”だ」
両者が身を乗り出し妾(わらわ)の両脇から鏡を覗きこむ。
台座にドッシリと据えられた大きな楕円形の魔鏡、“遠見の鏡”。
鏡の中央に映し出されているのは、見るからに幼い人間の童女。
松尾が、その姿を見て納得したのか、感じたままを言葉にする。
「御方さまの仰(おっしゃ)った通り、本(ほん)に幼い姫でございますな」
「その通りだ、松尾。まるで雛鳥も同然であろう。だが、この小娘故に、殺生丸は冥府にまで赴(おもむ)き、冥界の主を斬ってまで取り戻そうとしたのだ」
「お名前は何と仰るのでしょうか?」
「名か、名は・・・・・ムッ、そうだ、殺生丸が『りん』とか申しておったぞ」
「りん様ですか、可愛らしい名でございますな」
権佐が小娘よりも更に小さな妖怪を指して尋ねた。
「して御方さま、この小妖怪は?」
「殺生丸の供の者だ。随分とチンチクリンな奴だろう。だが、殺生丸が人頭杖を与えたということは、それだけ、こ奴を信頼しておるという事であろうな。確かに主に対する心遣いは中々見上げたものがあったぞ」
「この者の名は?」
「覚えておらぬ」
名前を訊ねる権佐に対し、妙にキッパリと狗姫(いぬき)が断定した。
「・・・・左様でございますか」
昔から狗姫は興味がないモノは全く覚えようとしない。
その点、殺生丸も同様である。
実に良く似た母子である。
「若さまに取って掛け替えのない姫なのでございますね」
松尾がりんを見て感慨深げに呟(つぶや)く。
やっと、殺生丸に、そうした存在が出来たのが嬉しいのだろう。
「では、この先、何としてもお守りせねばなりますまい」
権佐が、陰の守りとして今後のことを想定して口に出す。
「そちのいう通りだ、権佐」
狗姫は“遠見の鏡”に布をかけ、少し後ろに控えた腹心の部下である両者に向き直った。
そして、まず自分の乳母(めのと)でもある松尾に第一の指示を与えた。
「松尾、そなたは、西国に出向き、留守居役の尾洲と万丈に伝えてくれ。殺生丸の刀、“爆砕牙”が出現したとな。そうさな、鼠どもに、この事が知れると厄介だ。いずれは判ることだが、彼奴(きゃつ)らが知るのは少しでも遅いほうが良い。余計な警戒をさせたくないからな。フム、表向きは孫息子の木賊(とくさ)に逢う為とでも称して婿の万丈を訪ねるのが良かろう。万丈に逢えば、当然、尾洲も同席する。なにせ西国の“二本柱(にほんばしら)”だからな。鼠どもは、この頃、スッカリ警戒心が弛(ゆる)んで忍びの者を張り付かせてはおらんようだが・・・。念の為だ、松尾、この扇を持ってまいれ」
狗姫が、そう云って懐から一本の扇を取り出した。
それは、通称、“聞かずの扇”と呼ばれる狗姫愛用の妖具であった。
表は蝶が華やかに舞い飛ぶ図柄ながら、裏には「見ザル、聞かザル、云わザル」の三猿が象徴的に描かれている。
微弱な妖気を発して周囲一間(いっけん=1.82m)の物音は全て聞こえないようにする妖扇(ようおうぎ)である。
それに因(ちな)んで付けられた銘が“密(ひそか)”、密談にはもってこいの扇である。
通常、妖道具は発する妖気が強ければ強いほど優れた道具と賞される。
しかし、この“聞かずの扇”は、それを逆手に取っている。
妖気が、極々、微(かす)かなので殆どの者に妖具と悟らせないのだ。
誰もが、何の変哲もない扇と思い警戒心を緩(ゆる)ませる。
それこそが、この妖具の最も優れた点なのであった。
“聞かずの扇”を受け取り松尾が頭を下げる。
「畏(かしこ)まりました」
今度は権佐に向かい第二の指示を下す狗姫(いぬき)。
「権佐、聞いた通りだ。西国への使いは松尾が引き受ける。そちは急ぎ人界に赴(おもむ)き、先程の悪霊の素性(すじょう)を洗ってくれ」
「ハッ、仰(おおせ)せのままに」
両者は与えられた使命を果たすべく速(すみ)やかに退出した。
そして、各々(おのおの)全く違う方角へ向けて出発した。
松尾は極秘の朗報を携え西国へ、権佐は奇怪な悪霊の素性を糺(ただ)すべく人界へと。
『愚息行状観察日記⑲=御母堂さま=』へと続く
昨日※上記の画像は『ぱたぱたアニメ館』よりお借りしました。
URL=http://www.pata2.jp/
バレました、美人秘書の正体。
やっぱり鳳(あげは)ちゃんのお姉さんでした。
というか、もろバレバレでしょうが!
あのリボン、姉妹としか思えなかった。
ワザワザ、仮面をしなくたって判りそうなもんですがね。
それにしても鳳(あげは)ちゃんも随分と思い込みが激しい。
勝手に話を自分に都合よく改変するのは止めましょう。
そして、ロクデナシ鯖人、息子の婚約指輪を持ち逃げするでない。
鳳(あげは)ちゃんのお姉さん、鯖人が二股どころか三股、イヤイヤもっと沢山の女の人と掛け持ちされてても構わないんでしょうか?????
そこんところの心理が理解できません。
スミマセン、ついついシリアスに物事を考える癖が。
これはギャグ作品なんだから、真面目に考えちゃいけないんですよね。
ウ~~~~管理人はギャグ作品と相性が悪いのかも・・・。
正体がバレタ美人秘書と鯖人、一緒に逃げて行きます。
堕魔死神カンパニーへの道順がわからないRINNE君たち。
罠に落ちた鳳(あげは)ちゃん(=落とし穴に落ちた)を助けに向かうRINNE君。
多分、助けたRINNE君に鳳(あげは)ちゃんが惚れこむんじゃありませんか。
高橋先生のギャグ作品って、大抵、主役CPに、それぞれ恋敵が存在するパターンがお決まりですからね。
『RINNE』も、その路線を踏襲すると思います。
そんな訳で次号は鳳(あげは)ちゃん救出バトルの予定だそうです。
3月1・2・3日に拍手を贈って下さった方々に感謝致します。
有難うございます。病み上がりの身にしみます。
パワーが湧いてきます。頑張ります。
※明日は『愚息日記』の新作を公開します。
