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1月13日・14日に拍手を贈って下さった方々に御礼申し上げます。
有難うございます。何時もながら拍手は『やる気』の素です。
新作『愚息日記』⑦、セッセと頑張ってます。
凄~~~く
懐かしかったです。


キンキンキラキラ
してます。
1月12日に拍手を贈って下さった方々に御礼申し上げます。
有難うございます。何時もながら拍手は“やる気”の源です。
新作『愚息日記』の⑦、少々、手間取ってます。
もう暫くお待ち下さいませ。
※上の画像は『妖ノ恋』さまの使用許可を頂いてます。
流石に気になってな、そのまま愚息の動向を覗き見ておった。
するとな、あ奴、何を思ったのか、万年、火を噴く火山に足を向けおったのだ。
そのような場所に何があるのかと思ったら・・・。
あれは、刀々斎ではないか。
成る程、あ奴か。
鉄砕牙と天生牙を打ち起こした希代(きたい)の刀匠。
当然、闘牙から詳しい内情を聞かされておったであろうな。
にも拘らず、殺生丸は刀々斎から何も知らされておらなんだと。
フムフム、それで烈火の如く怒り狂って刀の生みの親に苦情を申し立てにきたという訳だ。
あれもエラクすっ惚(とぼ)けた男だからな。
さぞかし生真面目な殺生丸は鶏冠(とさか)に来ようて。
オ~オ~怒っておる、怒っておる。
今にも口から火を吐きそうじゃ。
とは云うても、やはり、まだまだ青二才だな、老獪(ろうかい)極まる刀々斎を完全にやり込めるまでには至らん。
あ奴は相当な喰わせ者だからな。
最後にもう一度、面当てのように冥道残月破を喰らわせてから火山を立ち去る殺生丸。
さてさて、この後、傷心の息子殿は何処へ行くお積りなのかな。
ムッ、先程から筆頭女房の松尾が妾(わらわ)を呼んでおる。
ンッ、筆頭女房の松尾は誰かとな?
松尾はな、昔、妾(わらわ)の乳母(めのと)をしておった女でな。
俗に言う『育ての母』という奴だな。
それもあって妾(わらわ)でさえ、面と向かってアレに逆らうのは難しい。
仕方がない、一時ほど此の場を離れるとしようぞ。
この城の主(あるじ)としての仕事が待っておる。
それだけではない、妾(わらわ)は西国にも睨みを利かせねばならん。
有能な留守居役が目を光らせているとはいえ、かれこれ二百年も国主不在の状態が続いておるからな。
図に乗った鼠どもが次第に我が物顔にのさばり出してきおった。
「獅子、心中の虫」という奴だな。
チョロチョロと妙な策動ばかりしおって小煩(こうるさ)くて堪(たま)らん。
彼奴(きゃつ)らを叩き潰すのは容易(たやす)いが、それでは、殺生丸の為にならん。
それ故、今は、鼠どもをそ知らぬ顔で泳がしておる。
留守居役の者にも、その旨、シッカと伝達してある。
鼠退治は西国に帰還してからの愚息の仕事ぞ。
さぞかし大捕り物になろうの。
獲物は太らせてから仕留めるが最上というし。
アレが、どのように大鼠どもを捌(さば)くのか、お手並み拝見よな。
とは云うものの、今はそれよりも、殺生丸が天生牙を、イヤ、冥道残月破をどうする積りなのか?だな。
妾(わらわ)が闘牙から聞いておるのは、殺生丸に冥道残月破を完成させ、そのまま技ごと天生牙と鉄砕牙を融合させるという仕儀。
ウ~~ム、まんま半妖の丸儲けではないか。
考えれば考えるほど殺生丸に取っては業腹(ごうはら)な仕打ちよな。
かといって詳しい内情を教えてやる訳にもいかん。
殺生丸自身が決断し行動しなければ何の証(あかし)にもならんからな。
そうでなければ、あの刀が出現せぬとはいえ・・・。
ホッ、闘牙も随分と酷なことを考えたものよ。
アア、松尾が、また、妾(わらわ)を呼んでおる。
かなり痺れを切らしておるようだ。
仕方ない、では暫(しば)し、この場を離れる。
用を片付けたら、また戻ってくるでな。
待っておれよ。
『愚息行状観察日記⑦=御母堂さま=』に続く
| 第15話 | 「正統なる継承者」 |
| 脚本:隅沢克之/絵コンテ:青木康直/演出:綿田慎也/作画監督:中島里恵 | |
| 第16話 | 「瞳子の結界」 |
| 脚本:隅沢克之/絵コンテ:こだま兼嗣/演出:秋田谷典昭/作画監督:杉本幸子 | |
| 第17話 | 「曲霊の邪念」 |
| 脚本:隅沢克之/絵コンテ:まついひとゆき/演出:鳥羽聡/作画監督:佐久間信一、斎藤佑 | |
| 第18話 | 「人生の一大事」 |
| 脚本:隅沢克之/絵コンテ:京極尚彦/演出:京極尚彦/作画監督:中島里恵、山本直子、杉本幸子 | |
| 第19話 | 「琥珀の欠片」 |
| 脚本:隅沢克之/絵コンテ:小島正士/演出:矢野篤、根岸宏樹/作画監督:藤森雅也、西岡夕樹 | |

※上の画像は『妖ノ恋』さまの使用許可を頂いてます。
怪しげな童子に誘われるまま殺生丸一行が導かれたのは獣も見かけぬ深山幽谷。
切り立つ岩肌、生い茂る松。
まるで海の彼方の外国(とつくに)を思わせる水墨画のような風景が広がっておる。
そこで繰り広げられるは冥道残月破同士の応酬(おうしゅう)。
アア、だが、些(いささ)か愚息の分が悪いな。
殺生丸の冥道は死神鬼の冥道に吸収されてしまった。
マッ、仕方あるまい、冥道残月破は、元々、死神鬼の技だからな。
いうならば本家本元、さしずめ愚息は分家かな。
殺生丸の冥道は大きいが未だ不完全。
真円を描いてはおらぬ。
それに引き換え死神鬼の冥道は小型ではあるが完全な真円。
ムッ、新手が駆けつけてきたぞ。
ンンッ、炎のような真紅の童水干、あれは火鼠(ひねずみ)の衣ではないか。
成る程、あれが闘牙の・・・。
側に冥加もおることだし間違いないな。
そうか、あの半妖が殺生丸の腹違いの弟か。
名は確か・・・犬夜叉とか申したな。
他の者は人間か、イヤ、子狐妖怪が一匹、紛れ込んでおる。
それに猫又も一匹。
フム、あの様子では殺生丸の奴、満更、半妖の弟を知らぬ訳でもないようだな。
あれの性格と父親の死に到る経緯(いきさつ)を考え併(あわ)せると、どう転んでも兄弟仲良くとはいかぬだろうて。
半妖も腹違いの兄を立てるような性格とは思えん。
相当、利かん坊の顔をしておるしな。
死神鬼が半妖に向かって冥道残月破を放った。
ホォ、一旦、躱(かわ)して鉄砕牙で風の傷をお見舞いか。
半妖とはいえ、流石に闘牙の息子だな。
鉄砕牙を使いこなしておる。
オオッ、殺生丸の奴、又しても冥道を打ち消されたぞ。
こうなっては手の打ちようがないな。
どうする、殺生丸?
このままでは見す見す死神鬼の餌食(えじき)だぞ。
何やら、死神鬼と、こみいった話をしておるようだな。
殺生丸の表情が苦悶に満ちておる。
ムゥ、大方、天生牙が鉄砕牙から切り離された刀だとでも教えているのだろう。
チッ、不味いな、あれ程、矜持の高い殺生丸には、かなり酷な事実。
死神鬼め、要らぬ世話を焼きおって。
自棄(やけ)を起こしたか、殺生丸?
死神鬼の攻撃を避けようともせぬ。
ホッ、半妖の弟が兄を庇って風の傷で冥道の軌道を逸(そ)らしおったわ。
だが、今の殺生丸に取って半妖の異母弟に庇われることほど腹立たしいことは有るまい。
やはりな、半妖を殴り飛ばしおったわ。
完全な八つ当たりではあるが、あ奴の心情を思うと怒る気にはなれんな。
アア、殺生丸め、完全に堪忍袋の緒が切れたな。
一気に死神鬼の冥道を掻い潜り己が爪で決着をつける積りだ。
死神鬼め、事ここに及んで、遂に固め撃ちをしてきおった。
一発だけなら躱(かわ)すのも、そう難しくはないが、あれだけ同時に何発も撃たれては!
如何に殺生丸が駿足を誇ろうと摑まったら最後、冥道に呑み込まれてしまうぞ。
ンッ、あれは蚤(のみ)妖怪の冥加ではないか。
何やらゴチャゴチャと弁明しておるようだが、無駄なこと。
最早、殺生丸は聞く耳を持つまい。
あ奴は『退(ひ)く』という事を知らぬ。
所謂(いわゆる)、猪武者(いのししむしゃ)という奴だな。
フゥッ・・・困ったものよ。
いずれ西国を背負って立つ大将たる身でありながら駆け引きの『イロハ』も使えぬとは。
襲い掛かる冥道を避けつつ死神鬼に迫る殺生丸。
ムッ、左袖部分が冥道に呑み込まれたか。
しかし、不幸中の幸いだな。
どういう事情でああなったかは知らんが、殺生丸は隻腕、左腕は既に失われておる。
被害は着物の左袖のみに止(とど)まった。
勢いのまま死神鬼の懐に飛び込み仮面を被った奴の顔に一撃を叩き込む殺生丸。
死神鬼の仮面が吹っ飛んだ。
残った顔にも無残なひび割れが生じておる。
それにしても不気味な奴だな、死神鬼は。
血が一滴も出ないとは・・・。
あ奴、本当に生き物なのか!?
妙に作り物めいておる。
死神鬼が渾身の力を込めて冥道残月破を撃った。
下がれ、殺生丸!
このままでは冥道に呑み込まれるぞ。
流石に兄を見殺しには出来んようだな。
半妖が殺生丸の加勢に入りおった。
何っ、あの技、金剛槍破ではないか。
闘牙の盟友、宝仙鬼の技。
ということはだ、半妖は、あの技を宝仙鬼から譲り受けた訳だな。
でなければ、あの技を、金剛槍破を使えるはずがない。
だが、冥道残月破には効かぬ。
冥道は冥界に通じる技、現世の物は悉(ことごと)く呑み込んでしまう。
殺生丸と半妖の弟に迫る何発もの冥道。
イカン、数が多過ぎて逃げる隙間さえ見当たらぬ。
このままでは兄弟ともども冥道に呑み込まれてしまうぞ。
と思いきや、何、鉄砕牙と天生牙が共鳴しておるではないか。
殺生丸が何かを吹っ切ったらしい。
天生牙を抜き放ち死神鬼に向けて思いっ切り振り抜いたわ。
すると、オオッ、特大の冥道が死神鬼の頭上に出現した。
それも完全な真円を描く冥道が。
特大の冥道に死神鬼の小型冥道が呑み込まれていく。
それどころか死神鬼までもが周囲の岩石と一緒に吸い込まれ呑み込まれていった。
虚空に消え去った冥道。
後に残ったは巨大な鎌でスパッと刈り取られたかのような奇妙な岩山の風景。
アチコチに死神鬼によって穿たれた丸い穴が残っている。
殺生丸が立ち去っていく。
左の振袖が肩の下あたりまで冥道に呑み込まれ短くなっておる。
危なかったな、殺生丸。
死神鬼の冥道が、もう一尺(約30cm)ほどズレておったら、そなたの命は無かっただろう。
天生牙が鉄砕牙の一部と知った今、そなたは何を考えておる、殺生丸?
『愚息行状観察日記⑥=御母堂さま=』に続く
1月7日に拍手を贈って下さった方々に感謝致します。
有難うございます。
いつも元気をもらってます。
新作の『愚息行状観察日記⑤=御母堂さま=』は明日
公開します。それでな、この城に殺生丸が立ち寄ったあの日以来、折に触れては“遠見の鏡”を開き、愚息の動向を覗き見るのが妾(わらわ)の楽しみ、イヤ、日課となった。
二百年間、消息ひとつ寄こさなんだ馬鹿息子が、いきなり現われたのには、内心、驚かされたが、あれ程、人間嫌いだった殺生丸が、人間の子供を、それも二匹も連れていたのは更なる驚きだった。
まず一匹目は赤子に毛が生えたような童女。
二匹目は一匹目に比べれば、多少、大きいが、これも童(わらべ)の域を出ん。
どう贔屓目(ひいきめ)に見ても一人前とは云えぬ小僧だったからな。
最初は二匹とも餌にでもする積りなのかと考えたが。
それは、即座に、殺生丸に否定された。
餌でないというのなら、はて、どういう心積りで連れ回しておるのか。
これまでのあ奴の性状からすれば断じて有り得ぬ行為。
だが、そんな事は、まだまだ序の口だった。
その後の奴の前代未聞(ぜんだいみもん)の行動の数々に、益々、驚かされることになろうとはな。
正直、あの時は想像もせなんだわ。
それにしても、殺生丸め、無愛想、無礼なところは二百年前の小童(こわっぱ)の頃と全く変わっておらん。
長の無沙汰を詫びもせず“冥道残月破”なる技の冥道を拡げる方法を教えろと己が要望のみを妾(わらわ)に突きつけおったわ。
あれが二百年ぶりに逢った親に対する態度か。
フム、まあ、仕方ないか、今更、あ奴が孝心の篤(あつ)い孝行息子に変わろうはずもない。
それに、極めつけの意地っ張りである殺生丸が妾(わらわ)を頼って来たという事は、余程、進退谷(きわ)まっていたのであろうしな。
亡き夫、闘牙から頼まれておったことでもあった。
今にして思えば、闘牙は、何時の日か、この事あると予想しておった訳だな。
だからこそ、妾(わらわ)に、この冥道石を託した。
冥道石を使って殺生丸の冥道を拡げる手助けをしてやれと。
闘牙から手渡された時は冥道石のみだった。
そのままでは、常時、携行するのに不便だったのでな。
首飾りに仕立てさせ、いつも身に付けておけるようにした。
闘牙の形見でもあるからな。
そのような経緯(いきさつ)で冥道石の力を解放し愚息の望みを叶えてやったのだが。
結果的に冥道は拡がったが冥界の邪気に侵され人間の小娘が息絶えてしまった。
冥界から戻ってきた際の殺生丸ときたら、これまでに見たこともない顔をしておったぞ。
あの人間の小娘の死が、あんなにも、あ奴に衝撃だったとは。
何とも面妖な、これぞ驚愕の極みだな。
既に一度死んだ身ゆえ、小娘は天生牙では救えぬ。
従って妾(わらわ)が冥道石を使い小娘を蘇生させた。
冥道石も天生牙と同じだ。
唯一度きりしか使えぬ。
その事、しかと忘れぬよう愚息に釘を刺しておいた。
小娘が生き返った時、殺生丸め、必死に無表情を保とうとしていたのであろうが。
フフッ、あんなにも一心に小娘を見詰めておったのでは、そなたの思い、誰に云わずとも知れようぞ。
どうやら、殺生丸は父親と同じ道を歩むらしい。
人間の女に心を奪われたようだからな。
とは云うものの、あれは、まだ『女』とも云えぬ童女、鳥に喩(たと)えれば雛だぞ。
それも尻に卵の殻をくっつけておるような生まれたての・・・な。
あれでは殺生丸の相手になるには、どう少なく見積もっても、たっぷり数年は掛かろう。
マア、執念深い我が息子殿のことだ。
その時が来るまで、只管(ひたすら)、『忍』の一字で耐えるのであろうよ。
ククッ、あのどうしようもない朴念仁がな、想像するだに笑わせてくれる。
暫く逢わぬ間に何とも面白みのある男に育ったものよ、殺生丸。
二百年の無聊(ぶりょう)を一気に慰めてくれたぞ。
実に楽しませてくれるわ。
フフ・・・これだから愚息の行状を追跡するのは止められぬ。
さて、その後、あ奴らは、どうなったかな?
“遠見の鏡”を覗いてみれば、ヤヤッ、あれに見えるは死神鬼ではないか!?
まだ生きておったのか、あの男。
闘牙に冥道残月破を奪われ、頭を半分程も吹き飛ばされたというに。
『愚息行状観察日記⑤=御母堂さま=』に続く
オールドファッションとそれの
チョコ掛けが!
負けました
買ってしまいました。
PR:】本日の夜間に『愚息行状日記④=御母堂さま=』を公開致します。
+
】:12月6日に拍手&コメントを贈って下さったMさま、有難うございます。

直接、サイトの方へお返事しておきました。

感謝、感謝にございます。