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雷(かみなり)


昨日※上記の画像は『ぱたぱたアニメ館』よりお借りしました。
URL=http://www.pata2.jp/


お昼ごろ、凄い雷が襲来。
ドンガラガッシャ———ンという擬音がピッタリの大音響でした。
同時に雨も土砂降りで降ってきました。
管理人は幸い家の中に居ましたが、大迫力のサウンドでした。
どうも割と近い処に雷が落ちたらしいです。
去年の八月に雷にパソを完全破壊された苦~~~い思い出があるので、それ以来、何気にビクビク
ゴロゴロしだすと早目に電源を落としてしまいます。
しかも日中だけかと思えば夕方にも又もやゴロゴロ。
如何にも大気が不安定な状態ですって感じの天候でした。


6月15日に拍手を贈って下さった方に感謝致します。
有難うございます。嬉しいです。
現在は『神無(かんな)』執筆の為、コミックスを読み耽ってます。

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『降り積もる思い(27)=神無(かんな)=』

神無(かんな)か、アイツも神楽と同じ奈落の分身だった。
だが、同じ分身でも風使いの神楽とは似ても似つかないぜ。
何でかっていうとだな、まず、神楽は俺達と似たような年恰好だった。
そうだな、物慣れた感じこそあったが、年の頃は珊瑚やかごめと大して変わらないんじゃないか。
それに比べ神無の見た目は十歳そこそこだろう。
丸っきり餓鬼なんだぜ。
形(なり)も派手目の神楽とは、まるで違う。
ウ~~ン、何ていうか。
髪も髪飾りも衣装も肌の色も、とにかく何もかも真っ白なんだ。
色目ってもんが全くない。
まるで死装束(しにしょうぞく)だぜ。
そのせいか生気ってもんが殆ど感じられなくってな。
いっつも無表情で、それが却(かえ)って、不気味な感じなんだ。
感情を剥(む)きだしにする神楽とは、それこそ正反対だぜ。
後で判ったんだが、神無はな、『無(む)』その物だったんだ。
だから臭いは愚か気配も妖気すらもない。
おかげで、こっちは、やりたい放題やられてから、やっと気付く有様だった。
エ~~と、あれは・・・・そうそう、確か、小春って小娘を助けたのが切欠(きっかけ)だったな。
小娘とはいっても、もう餓鬼じゃねえ。
いっぱしの女になりかけって感じだった。
川で水汲みしてた珊瑚に、いきなり性質(たち)の悪い地付きの男どもが襲い掛かってきやがった。
女一人に大の男が何人も寄ってたかってだぜ。
ケッ、碌((ろく)でもねえ!
だから、俺が、そいつらを、ぶん殴ってやった。
マア、腕の立つ珊瑚のこった。
別段、俺が手を出さなくったって、どうってことなかっただろうがな。
どうも、ソイツら、誰かを追ってたらしい。
その誰かってのが小春で、珊瑚は間違えて襲われたって訳だ。
でもって、こっからがややこしい。
その小春って小娘と弥勒の間にゃ、三年前、チョッとした経緯(いきさつ)が有ったらしいんだ。
へッ、決まってるだろう。
例によって弥勒の奴が何時もの申し込みをしてたんだよ。
「私の子を産んでくれるか?」ってな。
呆(あき)れたもんだぜ、あの時、小春は十四だから、その三年前っていや、まだ十を過ぎたばっかの餓鬼じゃねえか。
ダァ~~~~ッ、本当に助平な野郎だぜ。
小春の話を聞くと、戦(いくさ)で親兄弟を失い油長者って金持ちに拾われ、毎日こき使われてたらしい。
その頃、弥勒と出会って例の申し込みをされたんだとさ。
まあ、そのままなら淡い思い出で終わったんだろうが。
油長者のドラ息子が小春に目を付けて手篭(てご)めにしようとしたんだとよ。
それを小春の奴、薪(まき)で、したたかにブン殴って気絶させてから逃げ出したそうだ。
ハハァ、馬に乗ってた、あのドラ息子が怪我してたのは、そのせいか。
とりあえず大まかな事情は判った。
だがな、いくら弥勒に惚れてるったって一緒には連れていけねえ。
唯でさえ卑劣な奈落と渡り合う危険な道中だ。
自分の身さえ守れない小娘じゃ足手まといになるだけだ。
下手すると奈落に利用して殺されるくらいが関の山だろうぜ。
そんな訳で小春にゃ悪いが、因果を含めて、人柄の良さそうな分限者(ぶげんしゃ)の家で雇ってもらえるよう弥勒が話をつけたんだよな。
異変は、そこで起こった。
突然、村の衆が総出で俺達を襲ってきたんだ。
何故だ、おかしい。
妖怪の臭いなんて、からっきし無かったんだぜ。
ザザザザザ・・・・
耳障りな羽音と共に現われたのは最猛勝(さいみょうしょう)!
奈落の毒虫、じゃあ、これは奈落の仕業か。
小春が危ない。
村長(むらおさ)の家に駆け付けてみれば小春が倒れてるじゃねえか。
珊瑚に小春とかごめを任せて俺と弥勒は村の衆の相手をする為に外に出た。
こいつら、操られてるから殺す訳にもいかねえ。
チィッ、手加減しつつも相手が多すぎる。
殴っても殴っても埒(らち)があかねえ。
そんな時、又してもアイツが、神楽が現われたんだ。
村の奴らを操ってるのは、こいつか!?
だが、直接、神楽に問い質してみても違うという。
そういえば、神楽の屍舞(しかばねまい)は死体しか操らない。
ってことは、村人を操ってるのは別の妖怪の仕業か!?
クソッ、ここは俺が相手をするしかねえ。
かごめ達は弥勒に任せた。
畜生、神楽の奴、村人を盾にしやがって。
おかげで、俺は風の傷を撃とうにも撃てない。
ひたすら風刃の舞を避け、神楽の隙を窺(うかが)うしかなかった。
そんな時、急に村人が人垣を解いたんだ。
正面にいるのは神楽だけだ。
こんな絶好の機会を逃すか。
ゴッ、喰らえ、風の傷!
渾身の力で鉄砕牙を振り切った。
あれで神楽も一巻の終わりの筈だった。
だが、その時、急に白尽くめの童女が神楽の前に立ちはだかったんだ。
あれは誰だ!?
童女が手に持っているのは鏡。
何をする積りだ?
カッ、閃光とともに戻ってきたのは俺自身の放った攻撃、風の傷。
ばっ、馬鹿な・・・・
風の傷に切り裂かれ血が噴き出す。
倒れた俺を嘲笑うかのように現われたのは奈落。
弥勒が俺を庇って前に立ったが、最猛勝がウジャウジャ飛び交ってる。
風穴を使えば最猛勝を吸い込んじまう。
すると猛毒が弥勒の身体を苛(さいな)む。
事実上、風穴は封じられちまってる。
朦朧とする意識の中、弥勒と奈落の声が聞こえる。
その結果、判ったのは、さっきの白尽くめの童女の名は神無(かんな)。
神楽と同じように奈落から生まれた妖怪で、神楽が【風】、神無が【無】なんだとさ。
だからなのか、臭いも気配も妖気すらなかったのは。
瀕死の俺を更に甚振(いたぶ)る積りだったんだろう。
奈落の野郎、わざと桔梗の名を持ち出しやがった。
俺の首を取って桔梗に見せるだと。
奈落に命じられた神楽が風刃で俺の首を狙う。
クッ・・・・身体が動かねえ。
どうすりゃいいんだ。
万事、休す!
その時、破魔の矢が、神楽の風刃を阻(はば)んだんだ。
かごめ・・・・生きてたのか。
よろけながらも矢を番(つが)え神無に狙いを定めるかごめ。
神無の鏡に村人と同様、魂を吸い取られてたんだ。
魂を吸い取られた人間は神無の意のままに動く操り人形になっちまう。
だが、かごめの魂は尋常の大きさじゃねえ。
吸い切れなかったらしい。
そんなかごめが気付いた衝撃的な事実。
四魂の欠片を奈落が持ってたんだ。
それも、一欠片や二欠片なんてもんじゃない。
殆ど球形になりかかってる大きな塊。
だから、奈落は妖力を増してたんだ。
自分で分身を生み出せるまでに。
だが、何より俺を驚かせたのは、そんなこっちゃねえ!
四魂の欠片を桔梗が奈落に渡したって事実だ。
かごめから桔梗は四魂の欠片を奪った。
それを桔梗は奈落に与えたってのか!?
何故だ? 何故、そんなことをしたんだ!? 桔梗!
奈落は俺たちの仇じゃねえのか!
かごめが神無の鏡に向けて矢を放った。
俺の風の傷のように、はね返されるかと思いきや、かごめの矢は鏡の中に呑み込まれた。
神無が、鏡で、かごめの残った魂を吸い取ろうとしてる。
シュ————ガタガタガタ・・・・
鏡が音を立て抵抗してる。
ピシッ・・・・遂に鏡に罅(ひび)が!
これ以上は無理と神無が判断したんだろう。
ブワッ、神無が鏡の中に吸い込んだ大量の魂を開放した。
シュ————・・・・ドオオオン
村人達に魂が戻った。
勿論、かごめにも。
そこで弥勒が一気に風穴を開いた。
奈落と分身の神楽、神無を吸い込む為に。
ゴォ~~~バキバキ・・・・
だが、一足遅かった。
奈落は分身達を引き連れ虚空に去った後だった。
あっけなく破られた風の傷。
そして憎い仇のはずの奈落に四魂の欠片を渡した桔梗。
判らない、桔梗の真意が掴めない。
お前は何を考えてるんだ。
村を後にした俺達は小屋を見つけて身体を休めた。
俺だけじゃなく珊瑚も怪我してたからな。
神無の鏡に、俺と同じように攻撃を返され、飛来骨を、まともに受けたんだ。
そんな悶々と悩む俺の前に、いきなり死魂虫(しにだまちゅう)が現われた。
桔梗が俺を呼んでる。
傷付いた身体に鞭打って俺は呼び出しに応じた。
死魂虫を従え俺の前に現われた桔梗。
四魂の欠片を奈落に渡したのは、やっぱり桔梗だった。
詰問する俺に動揺もせず答える桔梗。
何か、思惑があってのことらしい。
正直な話、あの頃の俺には桔梗が何をしようとしているのかサッパリ判らなかった。
それでも、奈落を憎い仇だと言い切った桔梗の言葉に嘘はないと感じた。
だから、桔梗を信じようと思ったんだ。
五十年前、俺が桔梗を信じられなかったばかりに奈落の罠に落ちた。
今度こそ、そんなヘマはしねえ。
クッ、奈落の野郎、俺たちを見張ってやがった。
分身の神楽が姿を潜めて俺と桔梗の様子を窺(うかが)ってたんだ。
勘のいい桔梗が破魔の矢で神楽を威嚇して追い払いはしたが。
クソッ、奈落め、油断も隙もねえ。
そして、ケガで思うように動けない俺たちに、畳み掛けるように次なる刺客を差し向けてきた。
第三の分身、悟心鬼を。
 

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オオッ!


昨日※上記の画像は『ぱたぱたアニメ館』よりお借りしました。
URL=http://www.pata2.jp/


例によってアチコチのサイトへお邪魔してました。
すると、嬉しい発見が
一年以上、更新が途絶えていた某有名殺りん小説サイト様が復活されてるではありませんか
新作まで公開されてました。
ヤレ、嬉しやとばかりに早速、新作を拝読させて頂きました。
ウムッ、流石に有名サイト様だけあります。
相変わらず読者のツボをシッカリ押さえた素敵な新作でございました。
ウフフ・・・・これで楽しみが一つ増えました。
ルンルンルンのラリラリホ~~~


新作『降り積もる思い(26)=神楽=』公開中です。
何時ものようにカテゴリーからクリックして御覧下さいませ。
御手数かけて申し訳ございません。



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大人買い


昨日※上記の画像は『ぱたぱたアニメ館』よりお借りしました。
URL=http://www.pata2.jp/


『ぬらりひょんの孫』のコミックス全5巻を大人買いしました。
フ~~ン、絵柄は、結構、好みです。
リクオって格好良いですね(妖怪の方)。
白銀の髪の下にのぞく黒髪。
白銀・白銀・白銀の髪・・・・もう無条件に好き
兄上を彷彿させるではないですか。


リクオは妖怪のハーフ(半妖)じゃなくて四分の一のクォーター。
そういえばRINNE君も同じく死神のクォーター。
グッと親近感を感じます。
牛鬼が渋~~~い。
大人の魅力を感じさせます。
とりあえず連載を追う気はないけどコミックは買おうかな。


※新作『降り積もる思い(26)=神楽=』は夜間に公開します。

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ヒロインの条件

パタパタりんちゃん
『犬夜叉』でヒロインの条件となると、どうも【拉致(らち)】が王道のお約束のようです。
それで考えてみると、確かに、かごめといい、りんちゃんといい、何度も拉致されてます。


まずは、かごめ、確か、最初に雷獣兄弟の弟の方、満天に拉致されてましたよね。(毛生え薬の素として)
次が妖狼族の若頭、鋼牙です。(どうも、鋼牙の場合、管理人、暴走族かヤクザのイメージが。族という言葉が暴走族を、若頭がヤクザを想起させるのです)
三度目が七人隊の霧骨です。
そして四度目が、エ~~と、奈落の分身、赤子にだったかしら。(この時は、四魂の欠片が見えるかごめの能力を利用する為でしたっけ)
ザッと思い出せるのは以上です。
かごめも、結構、何度も拉致されてますね。


それから、りんちゃんに関しては、もうバッチリ
一番最初が奈落の命令を受けた神楽に拉致されます。
二度目が、白霊山絡みの七人隊の睡骨、蛇骨に。
三番目が冥道残月破絡みで冥界の犬に拉致。
四度目が同じく冥界の主に拉致。
五度目が皆様も良~~く御存知の曲霊(まがつひ)による奈落の体内への拉致。


ウ~~~ン、かごめといい、りんちゃんといい、回数的には良い勝負です。
しかし、内容的には冥界で『死』が濃厚に絡んでくるりんちゃんの方が、一層、ハードだろうと感じました。
かごめの場合は、危険度は高いのですが、一度も『死』を経験してませんから。
りんちゃん、まだ幼いにも拘らず、二度も『死』を経験してます。
その点を考慮すると、りんちゃんのヒロイン度はグッと得点が高くなるのではないかと思いました。


御礼
6月13日に拍手を贈って下さった方に感謝致します。
有難うございます。励みになります。
明日あたり、『降り積もる思い(26)=神楽=』を公開する予定です。

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奈落と神楽

狒々の奈落

今、『降り積もる思い(26)=神楽=』の執筆真っ最中です。
その為、神楽が初登場するコミックス15巻をジックリ&仔細に読み返してるんですが。
つくづく奈落ってフィクサー(黒幕)だなと感じました。
奈落の場合、フィクサーの持つ他の意味、まとめ役や調停者なんて役割は全く有りません。
ズバリ、黒幕その物です。


最終決戦で奈落が大蜘蛛に変化しますが、その性(さが)は当に巣の中央で網を張る蜘蛛そのものです。
用心深さも並大抵ではありません。
殆どの場合、自らの傀儡(くぐつ)を使って本体に影響が出ないようにしています。
自分の力量が、まだ充分ではないと熟知していたのでしょう。
ですから、極力、自分の正体がばれないよう細心の注意を払っています。
策士の面目躍如(めんもくやくじょ)です。


そんな奈落を見ていると神楽が哀れに思えます。
神楽も彼女なりに策を廻らしはするのですが、奈落は、それさえ計算の内に入れてます。
所詮、神楽も、奈落の手の内で泳がされているのです。
散々、利用され、挙句の果て、瘴気を注がれ絶命する神楽。


でも、神楽は、たった一つだけ善行を積んでいました。
それは琥珀の命を救ったこと。
奈落の分身として世に生み出されて以来、ズッと他者を殺害してきた神楽。
自分が自由になる為、奈落の殺害さえ目論んでいました。
危ない橋を渡っているのは百も承知だったはず。
薄々、自分が奈落に殺されることを察知していたのでしょう。


そんな彼女が初めて自らの意思で何の見返りもなく救った琥珀の命。
だからこそ、最後の最後、兄上に見守られ逝くことが出来たのだと思います。
原作者である高橋先生の大いなる慈悲を感じる神楽の最後でした。
一面の花の中、微笑んで静かに消えていく神楽。
思い出すと何だか祝福さえ感じさせる美しい場面でした。

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新インフル終息ならず


昨日※上記の画像は『ぱたぱたアニメ館』よりお借りしました。
URL=http://www.pata2.jp/


新インフル、このまま終息に向かうかなと思いきや、名古屋市で新たに一人、感染者発見の報。
ンモォ~~~またまたマスク出動態勢に逆戻りかいな。
やだなぁ~~~早く平穏な日常に戻りたい。
マスクなんぞ付けたくないわ。
皆様も、どうぞお気をつけて下さいませ。

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六文(ろくもん)


昨日※上記の画像は『ぱたぱたアニメ館』よりお借りしました。
URL=http://www.pata2.jp/


本日の(0:02)に拍手andコメントを贈ってくださった方、有難うございます。
質問にお答えがてら記事にさせて頂きます。


ハイ、ご指摘通り、RINNE君の契約黒猫となった『六文(ろくもん)』とは、三途の川の渡し賃、六文銭に由来していると思われます。
何故、六文銭なのか
RINNE君の苗字が六道なのを思い出して下さい。
【六道】とは仏教における、迷いのある者が輪廻する六つの世界を意味しています。
 (天道)
 (人間道)
 (修羅道)
 (畜生道)
 (餓鬼道)
 (地獄道)
そして、この六道全てにお地蔵さんが居らっしゃるらしく、一文づつお渡しするから六文銭または六道銭というらしいです。
何でも穴あきの寛永通宝が出回った江戸時代以降に一般化した風習とのことです。
だから、通貨の最低単位が文(もん)なのですね。
明治・大正・昭和28年までなら通貨単位は円、銭(せん)、厘(りん=銭の10/1)ですから。
昭和28年以降は通貨の最低単位が円になります。
(便宜上、銭が相場などで使用されはしますが・・・)
元は死神の魂子さんの契約黒猫であった六文、リストラされて今は孫のRINNE君と契約。
そうした経歴のせいか名前までシッカリ因縁がありました。

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『降り積もる思い(26)=神楽=』

鋼牙の次は神楽か。
ウ~~~ン、神楽との出会いは鋼牙以上に最悪だったぜ。
何しろ俺に妖狼族殺しの濡れ衣を着せて鋼牙と殺し合いをさせたんだからな。
俺が頑丈だったから良かったものの、そうでなきゃ鋼牙にブッ殺されてたぜ。
鋼牙の奴、あん時は仲間を殺されて完全に頭に血が上(のぼ)ってたからな。
マア、無理もねえか。
妖狼族は狼を操る妖怪、本性は狼と同じだと珊瑚から聞いてる。
つまり、群れを、仲間を大事にする習性を持ってる。
鋼牙は若頭に選ばれただけあって仲間に対する気持ちが特別に強い。
その大事な仲間をブッ殺されたんだ。
殺された仲間の仇を取ろうとするのは当然だわな。
気に喰わねえのは、仲間を殺したのが俺だと鋼牙が信じこまされたってこった。
奈落の毒虫、最猛勝(さいみょうしょう)に誘導され俺達が辿り着いたのは不気味に静まり返った城。
そこで襲い掛かってきたのは殺された妖狼族どもの死体だった。
たまげたぜ、死体が襲ってくるのなんざ初めて見た。
だが、漂ってくる血の臭いは間違いねえ。
どいつもこいつも、たった今、殺されたばかりだ。
何か鋭い刃物で斬られたらしい。
辺りは血の海だった。
クソッ、死体だから斬ろうが殴ろうが向かってくる。
キリがねえ!
畜生、どうすりゃいいんだ!?
そう思ってたらパタッと死体の動きが止まった。
すると、計ったかのように次の瞬間、鋼牙が城に飛び込んできたんだ。
クソッ、嵌(は)められた!
俺達と同様、鋼牙も妖狼族も、ここに誘(おび)き寄せられたんだ。
だが、それを説明しようにも、あの時の状況じゃ、どうしようもない。
鋼牙は奈落の事なんざ全く知らなかったんだからな。
とにかく降りかかってくる火の粉は払うしかねえ。
チイッ、厄介だな。
鋼牙は奈落に騙(だま)されてる。
そう考えるとアッサリ殺す訳にもいかねえ。
勢い鉄砕牙を振るう腕も鈍(にぶ)る。
そんなコッチの気も知らないで鋼牙の殺意は本物だ。
ドガッ!ビシビシ・・・・
俺を狙った奴の一撃が地面を割る。
どういうこった、鋼牙の右腕の威力が以前より増してる。
てえことは、鋼牙の奴、また四魂の欠片を仕込んできたのか?
だが、実際には、それは真っ赤な偽物。
毒と瘴気の結晶だった。
しかも、時間が経てば経つほど毒が効いてくるって代物だったんだ。
鋼牙が俺を仕留めたと思ったんだろう。
初めて神楽が俺達の前に姿を現した。
奈落の分身、神楽。
紅白の派手な小袖(こそで)の片袖ぬぎ、耳飾り、頭頂で纏めた髪に挿した羽飾り、手には扇。
見た目は婀娜(あだ)っぽい遊び女(あそびめ)って感じの女だった。
だが、妖怪には間違いねえ。
耳が尖ってる。
何より、アイツからは奈落の臭いがプンプンしてた。
桔梗の仇、俺が、何遍、殺しても飽き足りねえ奴の臭いがな。
奈落の奴、神楽に命じて妖狼族を殺させ屍舞(しかばねまい)で死体を操ってたんだ。
俺が奴らを殺したように見せかける為にな。
そうやって俺と鋼牙を闘わせ、良くて相討ち、悪くても片一方の息の根を止める積りだったんだろうぜ。
痩せ狼め、神楽の屍舞(しかばねまい)を見て、ようやく自分が騙されてたってことに気付きやがった。
即、神楽に向かっていったみてえだが、偽の欠片の毒が効いてきたんだろう。
急に動きが悪くなったらしい。
そうやって獲物の自由を奪っといてジックリ料理する。
この手の込んだやり方、如何にも卑劣な奈落が企(たくら)みそうな計略だぜ。
神楽の最終的な狙いは鋼牙の両足に仕込んだ四魂の欠片だ。
絶対絶命の危機に追い込まれた鋼牙。
俺はといえば、痩せ狼に、腹に風穴開けられて気絶してた。
弥勒と珊瑚は奈落を捜しに城の中へ乗り込んで行っちまってたしな。
鋼牙の窮状を見るに見かねて、かごめが破魔の矢で神楽を狙ったらしい。
生憎、狙いは外したようだが。
神楽が、かごめに風刃(ふうじん)の舞を仕掛けてきた。
危ねえ、危ねえ、おちおち気も失ってられねえぜ。
鉄砕牙で神楽の風刃を薙(な)ぎ払う。
クソッ、右腕を鋼牙に折られたせいで左腕しか使えねえ。
神楽は風使いだった。
手に持った扇を使って周囲の風を意のままに操る。
ギュルルル・・・・
ウワッ、これは、この風は竜巻。
竜蛇(りゅうじゃ)の舞とか呼んでたな。
竜巻が蛇のような形になって突き刺さってきやがる。
なっ、何いっ、毒で身動きできない鋼牙を、かごめが安全な場所に移動させてる。
畜生、むかっ腹が立つが、ここは我慢だ。
風の傷を使いたいんだが妖気の裂け目が見えねえ。
クッ、この城の全ての風を神楽が支配してるせいだ。
つまり、巨大な妖気の塊(かたまり)の中に俺達はスッポリ覆われてるって訳だ。
ならば方法はある。
俺は、かごめに破魔の矢を俺に向かって撃つように命じた。
グズグズ説明してる暇はねえ。
一瞬、躊躇(ちゅうちょ)したかごめだが、すぐさま破魔の矢を撃ってきた。
破魔の矢が神楽の妖気を浄化していく。
神楽の風の支配を、瞬時、断ち切った。
ヨシッ、思った通りだ。
空白になった部分、裂け目に流れ込む妖気、そこに風の傷が出来る。
鉄砕牙の極意、風の傷の軌道。
ゴッ、左腕一本で思い切り鉄砕牙を振るう。
ガガガガ・・・ガガ・・ガガ・・ガガ・・・
ババッ!
風の傷が神楽を襲う。
やったか!?
イヤ、神楽の奴、まだ立ってた。
着物は無残に切り裂かれ、胸元を袈裟掛(けさが)けに斬られちゃいたがな。
チッ、右腕を使えなかった分、風の傷の威力が半減した。
流石に形勢不利と見て取ったんだろう。
神楽め、羽飾りをピッと取り出し大きく変化させた。
そして羽に乗って逃げていった。
だが、何よりも衝撃だったのは・・・・。
神楽の背中にある蜘蛛の痣(あざ)だった。
まるで火傷の跡のような。
以前、見た奈落の背中の蜘蛛と同じ。
鋼牙は偽の欠片に仕込まれた毒のせいで動けなくなっていた。
腕の色がドンドン変わっていく。
放っておけば死んじまっただろうな。
仕方ねえ、鉄砕牙で腕ごと叩き切って命だけでも助けてやろうとしたら。
かごめが破魔の矢で鋼牙の腕を突き刺し偽の欠片を弾き出したんだ。
ジュッ、キ———ン
見る間に鋼牙の右腕の色が元に戻っていく。
かごめのおかげで瘴気まで浄化されたらしい。
チッ、何処までも悪運の強い野郎だぜ。
鋼牙め、ボロボロの癖に最後まで減らず口を叩いて逃げていきやがった。
ひとまず痩せ狼のことはいい。
肝心なのは神楽が奈落の分身だろうってことだ。
奈落と同じ臭い、同じ背中の蜘蛛、これだけ証拠が揃えば、もう疑いようがない。
だが、分身を作れるのなら、何故、今まで、そうしなかったんだ?
その謎は、次に現われる神無(かんな)の登場によって明らかになる。

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『境界のRINNE』第7話(契約黒猫)


昨日※上記の画像は『ぱたぱたアニメ館』よりお借りしました。
URL=http://www.pata2.jp/


ガタガタでボロボロのクラブ棟に勝手に住み込んでいるRINNE君。
灯りは今時なら災害時くらいにしか使わないローソク。
良~~~く見てください(ご注目)
缶詰、それも魚(サバ)の空き缶の中に立っているローソク。
これを見て、管理人、想像しました。
あれだと溶けたロウが空き缶の中に溜まります。
つまり、再利用が可能な訳です。
徹底した貧乏ぶりです。
以前、おじいちゃんと一緒に住んでいた借家は家賃が勿体ない(払えない?)から出てきたそうです。
黒猫の名前は『六文(ろくもん)』、これも如何にも貧乏臭い名前です。
いまや一文なんてオゼゼは存在しない。


その六文、RINNE君に雇用契約を迫ります。
何でも黒猫は死神の仕事のサポート全般を請け負うとか。
でも、RINNE君、六文と雇用契約を結ぼうとしません。
理由は養う余裕がない=貧乏だから。
不気味な化け猫に化けてRINNE君を脅そうとする六文。
でも、元を知ってるRINNE君には効果なし。
おととい来いとばかりに蹴られ放り出されます。


その後、RINNE君に家まで送ってもらう桜。
するとチャッカリ六文も桜に付いてきていました。
桜にロールケーキとお茶で持て成してもらった六文が思わぬ事情を明かします。
RINNE君のおばあちゃんは、魂子(たまこ)という名前です。
この名前からパッと四魂の玉を連想してしまうのは『犬夜叉』ファンの性(さが)。
それに、魂子さんといい、RINNE君といい、ヤッパリ、死神鬼を彷彿させるのです。
あのヘアスタイル、死神鬼の子孫なのかしら


そして、魂子おばあちゃんは、おじいちゃんの寿命を50年延ばす為、通常の死神業務の十倍のノルマを果たすという、トンデモナイ誓いを死神界と交わしていました。。
ノルマを果たせない時は孫子(まごこ)の代まで働かなければならないのだそうです。
結果、ノルマは果たせず。
(あの魂子おばあちゃんの事です。旦那とイチャイチャするのに忙しくてロクに仕事しなかったんだろうと容易に想像が出来ます)
従ってRINNE君は、おばあちゃんのこさえた借金を返す為にセッセと働いている訳です。
ウ~~ム、まるでサラ金のようです。
ここで疑問点が出てきます。
RINNE君は魂子さんの孫
、当然、子供が、RINNE君の親(父?母?)がいる筈です。
でも、何故か、今の処、登場してないし、RINNE君自身も喋りたがらない。
推測してみるに、RINNE君の親は母親の借金を担(かつ)がされるのが嫌で逃亡したのでは
話が進行するにつれ、その内、おいおい、登場してくるでしょう。
今は、まだ主要キャラが出揃ったとはいえない状況ですから。
そう云えば『犬夜叉』でも、兄上が御登場されたのはコミックス2巻からでした。
奈落は7巻、それも狒々姿で顔は判らずじまい。
りんちゃんに到っては14巻でした。


すっかり、RINNE君に同情した桜、六文の云う通りにクラブ棟にクラスのみんなを連れて行きます。
六文の狙いは生徒を脅してRINNE君の百葉箱におさい銭がワンサカ入るようにすること。
それによってRINNE君との雇用の契約金をつり上げようとの目論見です。
実際にはRINNE君に事前に察知されますが。
そして、六文がRINNE君の許にやってきた本当の理由も判明。
六文、魂子さんに解雇されてしまい路頭に迷っていたのです。
ウウッ、この不況の折、見につまされます。
可哀相な六文、でも、たくましい。
悲惨な状況下でも、精一杯、知恵を巡らします。
頑張れ、六文
『天は自ら助くる者を助く』と諺(ことわざ)にもある。


迷惑をかけたとばかりに六文、せめてものお詫びと化け猫に変化して生徒を襲おうとしますが・・・・。
飛んできた野球のボールにジャストミートされ気絶、チビ猫に戻ります。
可愛いチビの黒猫にクラスメイトは「かわい~~~」と大喜び。
どうやらチビ黒猫に化けてエサを貰えるようになったみたいです。
不幸中の幸い、かくして六文は自らの愛らしさでエサに不自由しない身となりました。
良かったね、六文。
これで、ひもじい思いはしなくて済むよ。
そして改めて低賃金でRINNE君と雇用契約。
六文の食費は自分持ちのようです。
・・・・何だか主人のRINNE君の方が食事に不自由しそう。
六文のおこぼれをコソッともらってたりして。
クウ~~~~つくづく超絶貧乏

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