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母の日のプレゼント
を持っていきました。
赤とピンク
の二色入りです。
』と喚いてました。
口喧嘩
。




有難うございます。
嬉しいです。
元気の素です。
『愚息日記』の(26)
ほぼ仕上がりました。


※上の画像は『妖ノ恋』さまの使用許可を頂いてます。
遠見の鏡”に飛び込んできたのは衝撃的な光景だった。
小娘は長身の男の腕に抱かれていた
いや、正確には違うな。
男の腕は小娘には触れていないのだから。
つまり、小娘は空中に浮いているのだ。
手甲に具足、豪奢な陣羽織を纏(まと)った武将姿の若い男。
長い黒髪は束ねず総髪のまま。
それ自体、命を持つかのように空中でうねる黒髪。
見た処は人間、だが、その男の背後から伸びる何本もの禍々(まがまが)しい触手。
そして、何よりも男の前に小さな玉が浮かんでいる。
邪気に満ち満ちた黒い玉。
察する処、あれが四魂の玉であろうな。
となると導き出される答えは一つ、あの男が半妖の奈落という訳だ。
その奈落に向かい女退治屋が武器を投げ付けた。
あれは手裏剣のように敵に投げつける飛び道具。
それも、あの大きさからして殺傷力は手裏剣とは比べ物にならぬほど大きいはず。
まともに喰らえば命がない。
間に合わぬ!
奈落もろとも小娘が殺される!
そう思った刹那、小娘を抱いていた男が消えた!?
幻!?
だからか、小娘に男の手が触れていなかったのは。
髪一重の差で飛び道具は小娘から逸(そ)れた。
落下していく小娘は何処から湧(わ)いたのか、あの人間の小僧が助けた。
運良く双頭竜に騎乗していた小僧が、そのまま空中で小娘を受け止めたのだ。
狗姫(いぬき)は堪(こら)えていた息を吐いた。
傍(かたわ)らの松尾の顔も心なし青褪めている。
胸元を掴んでいる手の微(かす)かな震えが動揺の激しさを物語る。
「フゥッ・・・危なかったな」
「間に合わないかと・・・思いました、御方さま。もう・・・肝が潰(つぶ)れるかと」
「そのような事になっていたら・・・想像するだに怖ろしいな。もし小娘が死んでいたら殺生丸の心は闇に沈んでしまっただろう。憎悪一色に染まり、手に入れた爆砕牙で破壊の限りを尽くすだろう。それこそ敵も味方も区別せぬほどに・・・な」
「そんな事にならなくて・・・本当に宜(よろ)しゅうございました」
奈落なる者の幻が消えたと同時に、あの若衆侍の左腕が肩口からもぎ取られていた。
あ奴は奈落の分身と聞いている。
つまり、本体が損傷を負ったから、当然、分身である若衆侍も同じ傷を受けたという訳か。
次の瞬間、女退治屋の飛び道具が風を切り戻ってきた。
飛び道具は若衆侍をスレスレに掠(かす)めて肉壁に突き刺さり止まった。
殺生丸が投げ返したのだ。
己の目の前で大事な小娘が殺されかけたのだ。
今、アレの心の内に燃え盛(さか)る怒りの炎の激しさは如何ばかりか。
「怒っておるだろうな、殺生丸」
「それは当然でございましょう、御方さま。りん様が殺される処だったのでございますから」
「フ・・・ム、あの女退治屋、命乞いをしている様子はないな。もし、あの女が自分の命を惜しんで哀れっぽく泣いて縋(すが)ったりしようものなら、殺生丸のことだ。瞬時に己が爪で抹殺しただろうな」
対峙(たいじ)する殺生丸と女退治屋、鏡を通してさえヒシヒシと伝わってくる無言の重圧、息詰まるような緊迫した場面だ。
そんな中、不意に薄暗い大蜘蛛の体内に光が差し込んできた。
肉壁に生じた綻(ほころ)びから洩れてきた光だ。
殺生丸が光の差す方向へ飛んでいく。
小僧と女退治屋も後に続く。
ひとまず女退治屋への詮議(せんぎ)は『お預け』らしい。
「まずは当面の敵を片付けてからといった処かな、松尾」
「そうでございますな、御方さま。ともかく今は奈落を倒すのが先決かと」
光の差す方向へと急ぐ殺生丸と他の面々。
小僧は双頭竜に小娘と共に、女退治屋は猫又に騎乗している。
大蜘蛛の体内が、アチコチで破綻を見せ始めている。
肉壁が裂け凝縮した妖毒が溶岩のように噴き出す。
そのまま気体となり撒(ま)き散らされる瘴気。
あの色から判断するに並の濃度ではないな。
我らは、ともかく、人が吸い続ければ正気を保つことさえ困難になるだろう。
そう、有害な瘴気を防御する術か、または防毒面でも無ければな。
すると、あの女退治屋、何を思ったのか、己の命綱ともいうべき防毒面を小娘に装着させたのだ。
そして、自分は防毒面なしで猫又を急(せ)かし、宿敵の奈落の許へと駆けていった。
狗姫(いぬき)はポツリと呟(つぶや)いた。
「・・・不退転の決意」
「御方さま?」
「あの女退治屋、死ぬ積もりだな。敵の中核に近付けば近付くほど瘴気は更に強くなる。脆弱(ぜいじゃく)な人間の身には、到底、耐えられぬ程にな。にも拘(かかわ)らず女退治屋は小娘に己の防毒面を譲った。それは取りも直さず二度と戻らぬ決死の覚悟の現われだ。壮絶だな」
【詮議(せんぎ)】:①評議して物事を明らかにすること。②罪人を取り調べること。
【中核(ちゅうかく)】:物事の中心となる重要な部分。
【対峙(たいじ)】:①高い山などが向かい合って聳(そび)えること。②人や軍勢がにらみ合ったまま動かないでいること。当作での使用は②の意味。
【不退転(ふたいてん)】:①【仏】修行の過程で、既に得た悟りや徳を失わないこと。不退。必定。②堅く保持して動じないこと。屈せず頑張ること。当作での使用は②の意味。
※『愚息行状観察日記(26)=御母堂さま=』に続く
イジメっ子
でした。
悪霊に操られていました。
お手頃価格
。
パワーストーン
。
カプセルタイプ
が必要です。
10=200円
好きだった
のです。
新章だそうです。
『愚息日記』の(25)
ほぼ仕上がりました。




吟味推敲
も、まだだし。
サンデーの発売日。

お願い申し上げます。



創作パワーの源
でございます。
M白さま、
葉書、投函しました。




『愚息日記』の(25)に取り掛かってます。
1500字台です。
ハイライト
ともいうべき箇所です。
否(いや)が応にも
熱が入ります。
M白さま、お葉書
届きまして候(そうろう)。ウニャ
でございます。(笑)
※上の画像は『妖ノ恋』さまの使用許可を頂いてます。
殺生丸と巫女が肉塊に隠れた半妖を追う。
鉄砕牙は巫女が拾う。
殺生丸は鉄砕牙に触れることが出来ない。
父である闘牙が封印を施しておいたからな。
厚い肉壁を爪で抉(えぐ)る殺生丸。
肉壁の向こうに半妖がいるのだろう。
ほどなく貫通した。
殺生丸が肉壁の外側へ出た途端、半妖が襲い掛かってきた。
長く鋭い剥(む)きだしの爪。
襲う弟、躱(かわ)す兄。
半妖の隙を衝いて殺生丸が透(す)かさず弟を殴り飛ばす。
それぞれ足場を固めて対峙する兄弟。
空中で激しくぶつかりあう兄と弟。
拮抗する力、爪と爪の応酬。
ムッ、殺生丸の着物の右袖が裂けた。
やるな、半妖。
殺生丸が天生牙を抜いた。
ここで一気に片を付ける積りか。
何と!半妖めが天生牙を鷲掴(わしづか)みにしおったではないか。
不味(まず)い、あ奴め、天生牙を叩き折る気だ。
そうはさせじと殺生丸が大きく踏み込み半妖を押し出す。
追い詰められる半妖、睨み合う兄と弟。
その最中(さなか)、巫女が動いた。
鉄砕牙を半妖に渡さんとしたのだろう。
だが、足場の悪い大蜘蛛の体内。
案の定、足を踏み外し落ちかけた。
すると驚いたことに巫女が持っていた鉄砕牙を肉壁に突き立て踏みとどまったのだ。
巫女の身体の重みで裂けていく肉壁、ずり落ちていく巫女。
怪我をした右手で鉄砕牙を掴んでいる巫女。
傷口が開いたのだろう。
鮮血が着物に滲む。
半妖に鉄砕牙を渡そうとする巫女の意図を察した奈落が、そうはさせじと動いた。
肉壁を触手に変化させ巫女を弾(はじ)き飛ばしたのだ。
辛うじて肉壁に突き刺さっていた鉄砕牙は押し出され、巫女も虚空に投げ出されてしまった。
落ちていく巫女と鉄砕牙。
それを見た半妖が天生牙を手離し巫女を追う。
悪霊の呪縛から解放されたのか。
殺生丸も半妖を追う。
半妖が巫女に追いつき抱きとめた。
鉄砕牙は、そのまま落ちていく。
ムッ、悪霊が分かたれ一部が巫女に移ろうとしている。
今度は巫女を支配しようというのか。
悪霊の意図を察した半妖が巫女から急いで離れようとする。
その時、何と、鉄砕牙が、半妖めがけて飛んできた。
主の危機に反応したのか。
半妖の手に戻ってきた鉄砕牙。
戻ったと同時に鉄砕牙が変化(へんげ)した。
アレは・・・竜の鱗が浮き出た刃。
以前、冥道の中で見た竜鱗の鉄砕牙!
何だ、悪霊の様子が可笑しい。
動こうにも動けないように見える。
「あの悪霊、どうやら動けないらしいぞ、松尾」
「左様にございますな、御方さま。恐らく変化した鉄砕牙が曲霊(まがつひ)の動きを封じ込めているのではないかと思われます」
竜鱗の鉄砕牙のせいなのか。
まるで縫い止められたかのように身動き一つできない悪霊。
必死にもがく悪霊を殺生丸が天生牙で斬り捨てた。
あの場にいたら、きっと悪霊の断末魔が聞けたのだろうな。
それほどまでに己の絶対的優位を覆(くつがえ)されたのが信じられなかったのだろう。
驚愕の表情を貼り付けたまま悪霊は消え失せた。
綺麗に影も形も残さずにな。
あれほど梃子摺(てこず)らされた割には、随分と呆気(あっけ)ない最期だった。
少し拍子抜けしたぞ。
「よしっ、やっと悪霊を倒したな、殺生丸」
「お見事にございます、若さま。文字通り一刀両断にございますな」
もう用は済んだとばかりに、サッサとその場を後にする殺生丸。
半妖と巫女を一顧(いっこ)だにせん。
悪霊を倒した以上、一刻も早く小娘の許に駆けつけたいのだろうな。
我が息子ながら、こういう処は実にハッキリしておる。
愛想もへったくれもない。
相変わらずだな。
「さて、松尾よ、殺生丸は今度こそ悪霊を倒した。次は小娘の救出だな」
「仰(おっしゃ)る通りにございます、御方さま。さぞかし、今の若さまは気が急(せ)いておられましょうな」
小娘の居場所が特定できたのだろう。
殺生丸の動きが先程までとは、まるで違う。
全く迷いがない。
まっしぐらに突き進んでいく。
そんな殺生丸の行く手を阻む何本もの触手。
そのまま爪で強行突破しようとする殺生丸。
だが、思いの外(ほか)、邪気が強まっているらしい。
触手に触れた殺生丸の爪が焼け爛(ただ)れている。
殺生丸が己(おの)が妖気を高めた。
再度、爪で触手を攻撃する殺生丸。
今度は難なく触手を破壊した。
尚も小娘を捜して先を急ぐ。
※『愚息行状観察日記(25)=御母堂さま=』に続く
雨でしたね。
カット
ヘアマニキュア。


の(24)を公開できると思います。
作品を同時並行で進めているのですが・・・。
筆の進みが速いんです。
それは、もう圧倒的なまでに


なんでしょうかね。


許してくださったCさまに
心から御礼申し上げます。
本当に有難うございます。
心から感謝
致します。





※上の画像は『妖ノ恋』さまの使用許可を頂いてます。
「確か、あの巫女は半妖の連れだったな。という事はだ、殺生丸とは顔見知り程度の知己(ちき)と考えれば良いのか」
「そうでございますな、御方さま。拝見した処、あの様子では、それ程、若さまと親しいとは感じられません」
大蜘蛛の体内にボウッと童女の姿が映し出された。
「ムッ、見よ、松尾、あの小娘が!」
「御方さま、若さまが全く見向きもされません。という事は、あれは恐らく幻にございましょう」
「そうだな、人間である巫女は騙(だま)せても我ら犬妖は騙せまい。特に殺生丸の嗅覚の鋭さは一族の中でもずば抜けた精度を誇るからな」
そのまま巫女を連れ化け蜘蛛の体内を歩く殺生丸。
不意に殺生丸が歩みを止めたと思いきや、飛んだ!
それこそ矢のような速さで。
巫女はといえば離されまいと殺生丸の毛皮に必死にしがみ付いている。
それを見た狗姫(いぬき)が何気なく呟(つぶや)いた。
「小娘とは扱いが全く違うな」
「と申しますと?」
「殺生丸はな、松尾、以前、この城を訪れた時、冥界の邪気に触れて息絶えた小娘を、それは大切そうに隻腕に抱いておったのだ。あの時とは違い、今の殺生丸には両腕が揃っている。にも関わらず、あの巫女を腕(かいな)に抱いて移動しようとはせん。つまり、そうした考えが殺生丸の頭には露(つゆ)ほども思い浮かばん訳だ」
「若さまに取って、りん様だけが、真に愛おしい存在だからにございましょうな」
「あの時の殺生丸の様子が思い出されるわ。冥界から、この城に戻ってきたものの、小娘は息絶えたまま。更に妾(わらわ)から天生牙の効力は一度きりと知らされ、あ奴、内心、茫然としておったらしいぞ。どうすれば良いのか判らぬ程にな。だが、殺生丸は極めつけの強情っ張りだ。必死に無表情を装っておった。それでも、妾(わらわ)が冥道石を使って小娘が息を吹き返し目を開けた時は、流石に己(おの)が真情を堪(こら)えきれなかったのだろうな。隻腕を伸ばし小娘の頬を撫(な)でておったわ。それも、この上なく愛おしそうにな。フフッ、あんな殺生丸を見ては誰も奴の小娘に対する思いを否定できまい。それにしても、あれ程、他者に触れる事を厭(いと)うておった我が息子殿がな。変われば変わるものだ」
「私めも、その場にいて、この目で見とうございました、御方さま。本(ほん)に口惜しゅうございます」
「拗(す)ねるな、松尾。いずれ、そうした機会も巡ってこよう」
殺生丸が目標の場所に着いた。
小娘が、今しも肉塊に呑まれようとしている。
必死に殺生丸に向かい手を伸ばそうとする小娘。
だが、その前に半妖が立ちはだかる。
アアッ、完全に肉塊に呑み込まれ姿が見えなくなってしまった。
ムッ、半妖の様子がおかしい。
明らかに顔が変わっている。
目は赤く染まり頬には一筋の妖線。
爪も長く鋭くなっている。
妖怪化している。
「どうした事だ。半妖め、変化(へんげ)しておるぞ」
「恐らく奈落の強い毒気に呑まれたのでございましょう。若さまと違い弟御(おとうとご)は半妖。その分、邪気に影響されやすいかと」
睨み合う兄弟。
片親だけ同じ異母兄弟とはいえ、やはり血筋か。
良く似ている。
父譲りの見事な白銀の髪に金の瞳。
何だ、何かが、半妖の上に覆いかぶさるように透けて見える。
アレは・・・?
「松尾、半妖は何かに取り憑かれておるようだ」
「アレは・・・。御方さま、あ奴にございます! あの曲霊(まがつひ)なる悪霊!」
半妖が鉄砕牙を抜いた。
殺生丸は、爆砕牙を、イヤ、違う、天生牙を抜いた。
そうか、あの悪霊は天生牙でなければ斬れない。
そして、天生牙に生身の者は斬れない。
半妖が鉄砕牙を黒く変化させ冥道残月破を撃った。
だが、狙いは大きく的を外(はず)れた。
イヤ、それも違う。
あれはワザと的を外したのか。
いきなり触手が半妖を下から突き上げた。
鉄砕牙を触手が半妖から取り上げる。
半妖は触手に掴まれたまま肉塊に呑み込まれ姿を消した。
※『愚息行状観察日記(24)=御母堂さま=』に続く


が、もう少し続きます。
新作を
公開する事に
します。
(23)です。
