謹賀新年 ※この画像は『妖ノ恋』さまよりお借りしています。明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。旧年は知識不足を実感して読書に励んでおりました。今年は折にふれて小話など投稿しようと思っています。猫目石 [4回]PR
良い年を! ※この画像は『妖ノ恋』さまよりお借りしてます。ご無沙汰しております。うんともすんとも反応せず誠に申し訳ございませんでした。とはいえ流石に年の終わりなのでご挨拶にまかり出てきました。2016年は特に政治的に激動の年でした。地震、さらに大火災と災害の多い年でもありました。来年はトランプ氏がアメリカ大統領に就任します。大きく世界が動きそうです。願わくば日本にとって良い年となりますように。良い年をお迎えください。猫目石 [3回]
御礼&返信 ※この画像はアニメ「犬夜叉」からお借りしてます。拍手を贈ってくださった方々に御礼申し上げます。有難うございます。嵯峨野すみか様、コメント有難うございます。原作が途中の時点で書いた作品と終了後の作品とでは、少々、齟齬(そご=食い違い)をきたす部分があります。とはいえ、私の構想では兄上はりんちゃんを西国に伴うのが基本設定です。ですから、原作が終了しても、それほど酷い喰い違いはおきてません。ああ、ついついネタバレになりそうなことを書いてしまいそうになりました。危ない危ないともかく、殺りんは最終的には絶対にハッピーエンドにする予定です。それまでに紆余曲折は多々ありますが・・・。気長に待ってくださると助かります。 [9回]
際立つキャラクター:蛇骨 ※上の画像はアニメ「犬夜叉」からお借りしてます。公式ガイド『奥義皆伝』を見てて「ん?」と思いました。七人隊の中で蛇骨の説明が4ページもあるんです。蛮骨、錬骨、睡骨、銀骨が2ページ。霧骨や凶骨にいたっては、たった1ページ!破格の扱いです。まあ、蛇骨は七人隊の中でも特に目立ちますもんね。なんというか高橋先生には珍しいキャラです。まあ、少年誌ですからね。昨今、流行りとはいえBLを堂々と出す訳にはいきません。(当時は今ほどBLが隆盛ではなかった)一見、女顔の蛇骨、オネエかと思いきや、さにあらず。でも着物が女物とか、頭に差してるのが簪(かんざし)とか、結構、女物多し。突っ込むポイントは色々あります。極度の女嫌いで大の男好き。犬夜叉がドンピシャの好みのようです。(可愛いが大好き!犬耳好き!好き!)弥勒もかなり好き。(結構、危ないセリフをはいてた)鋼牙は野性的すぎてイマイチ。(生足が好きらしい)兄上のように綺麗だけど冷たいタイプは好みにあらず。(すかしたタイプは嫌い)ん~~結構、好き嫌いがハッキリしてます。こういうのを「キャラが立つ」っていうんでしょうね。拍手を贈ってくださった方々に御礼申し上げます。有難うございます。頑張る気が湧いてきます。 [4回]
ストレス溜まりまくり! ※この画像はアニメ「犬夜叉」からお借りしてます。プハ~~~~~~~~~~~~っ、ゼイゼイ(ToT)ハアハア(ToT)ストレスが、ストレスが溜まりまくり~~~っ!!!!!やっぱ連続して犬かごの話は精神に負担がかかります。ストレスが半端ないです。ハア~~~"(-""-)"無理するもんじゃありませんね。殺りんファンの管理人には荷が重すぎました。遂に拒否反応が出ちゃいました。この溜まりまくったストレスを解消するためには???うん、やはり兄上のお顔を拝むに限りますね。秘蔵の殺りん画像をバンバンupして鬱憤を晴らそうと思います。では、参ります! ※この画像は閉鎖されたサイト様よりお借りしてます。 ※この画像は「妖ノ恋」さまよりお借りしてます。 ※この画像も「妖ノ恋」様よりお借りしてます。※御母堂さまも大好きです。 ※この画像は「灰猫」様から頂きました。はあ~~~~やっとこさ落ち着きました。う~~~~ん、やはり兄上単独、殺りん、御母堂さまの画像は良いっ!ダダ下がりのテンションが一気に持ち直しました。拍手を贈ってくださった方々に御礼申し上げます。有難うございます。モチベーションが上がります。 [8回]
「犬夜叉」の真の主役 ※この画像はアニメ「犬夜叉」からお借りしてます。題名こそ「犬夜叉」ですが、真の主役は【かごめ】だと思います。その証拠に物語は【かごめ】の登場から始まります。十五歳になった途端、五百年前の戦国時代に引き寄せられた【かごめ】。彼女なくして物語は始まりませんし犬夜叉の登場もありません。何より肝心要(かんじんかなめ)の四魂の玉が【かごめ】の腹部にありました。んもぉ~~うら若き乙女の腹に仕込んであるなんて、普通は想像もしません。おまけに百足上臈(むかでじょうろう)に腹を喰い破られて出てくるんです。ウエェェェ・・・えぐい!凄~~~くエグイ登場の仕方です。流石は四魂の玉、エゲツナイこと極まりなし!【かごめ】・・・さぞかし痛かったろうなあ。んっ? あれれっ、そういえば四魂の玉が誕生したのって、戦国時代から遡(さかのぼ)ること五百年前の平安時代でしたよね。(『奥義皆伝』のデータより)巫女の翠子(みどりこ)と妖怪どもとの激しい戦いの果てに両者の魂が合体して生まれたのが『四魂の玉』でした。それも瀕死の翠子の胸から押し出されるというエグイ方法で・・・。ということはですよ、かごめの腹部から出てきたのは本来の正しい登場方法なのか???共に巫女の体内から出てきたんだから???何はともあれ『四魂の玉』が生成過程からして特殊なアイテムだってことは良~~く分りました。そんなおどろおどろしい『四魂の玉』を主体に話は推移していきます。まず犬夜叉は【かごめ】によって封印から解放されます。『四魂の玉』だって【かごめ】が戦国時代に引き寄せられたから出現しました。そして【かごめ】の矢によって幾百の欠片に砕かれた『四魂の玉』。あらゆることが【かごめ】に絡んで動きだします。要は【かごめ】こそが物語の『鍵』だということです。話の結末だって【かごめ】が締めくくってます。【かごめ】に始まり【かごめ】で終わる。「犬夜叉」とは【かごめ】主体の物語なのです。犬夜叉でさえ真の主役である【かごめ】に比べれば添え物にしか見えません。それほど圧倒的な存在です。【かごめ】の前世は桔梗です。桔梗は巫女として『四魂の玉』を浄化していました。その『四魂の玉』を巡って桔梗は犬夜叉と知り合い二人は恋仲に。この二人に絡んでくるのが奈落の素(もと)になった鬼蜘蛛です。元盗賊の鬼蜘蛛、桔梗に横恋慕すれど自身の身体は酷い全身火傷と骨折で身動きならず。そんな奴に目をつけたのが有象無象の妖怪どもでした。四魂の玉を餌に鬼蜘蛛に自分の身体+魂を提供させ、それを素に奈落が誕生します。そして奈落の姦計によって桔梗と犬夜叉は争わされ、桔梗は絶命、犬夜叉は御神木に封印という結果に終わります。その際、四魂の玉は桔梗の遺言により、桔梗とともに荼毘(だび=火葬)に付され消失。上記の下線部分が奈落の大いなる計算違いでした。奈落の目論見では命を惜しむ桔梗が自分の命乞いを『四魂の玉』に願うはずだったのです。自分はこう考える、だから桔梗もそう思うに違いない!残念でした、桔梗は自己中の奈落とは正反対の思考をします。ここで、一旦、物語は歩みを止めます。その後、五十年、事態は全く進展せず。まあ、当然ですね。四魂の玉は何処かへ消えるわ、犬夜叉は封印されるわで動きようがない。それが【かごめ】の登場によって全てが一斉に動き始めます。「四魂の玉の消滅」という究極の目標にむかって。内容的には「かごめ」に改題してもいいくらいです。しかし、そうするとインパクトが余りにも弱い。対して「犬夜叉」なら読者に凄いインパクトを与えます。だからこそ、原作者の高橋先生は題名を「犬夜叉」にしたんでしょうね。=========================================拍手を贈ってくださった方々に御礼申し上げます。有難うございます。嬉しいです。拍手やコメントを頂くと頑張ろうという気持ちが湧いてきます。 [9回]
★★★御礼★★★ ※この画像はアニメ「犬夜叉」からお借りしてます。嵯峨野すみか様へコメントを頂きながら御礼が遅れてしまいました。拍手も有難うございます。そして申し訳ございません。陳謝、陳謝にございます。言い訳は見苦しいところですが、これは全て「閉じた井戸」のせいです。今回の作品は本当~~~に苦労させられました。出だしは勿論のこと題名まで二転三転してます。当初の題は「物憂い春」、次に「君なくて」、最後に「閉じた井戸」で落ち着きました。また構成の方も半ばまで書き上げながら「ああ~~しっくり来ない!」と全削除したりしてます。正直、もう止(や)めちゃおうかなと思ったほどです。しかしながら、原作には井戸が閉じた直後の犬夜叉の描写が全くありません。高橋先生が描くはずもないので、ここはひとつ殺りんファンの管理人が犬夜叉になりきって書いてみようかなと着手した次第です。滅茶苦茶、呻吟【しんぎん=呻(うめ)き苦しむ】させられましたが(笑)。弥勒と珊瑚についても、彼らの情況を推測してみました。二人とも、ともかくかごめの無事が一番の気がかりであっただろうことは容易に推測できます。ならば、かごめが無事とわかったら?ハイ、もう即、祝言あげます。結婚ですね。弥勒念願の子づくりです(笑)でないと計算が合わなくなってきますから。何がって、双子ちゃんの年がですよ。恐らく、ハネムーンベビーくらいの早業(はやわざ)です。他にも拍手を贈ってくださった方々に御礼申し上げます。有難うございます。こんな僻地(へきち)のブログでも待ってくださってる方がいらっしゃると思うと勇気が湧(わ)いてきます。頑張ろうという気持ちが出てきます。 [2回]
悪戦苦闘 ※この画像はアニメ「犬夜叉」からお借りしました。ご無沙汰しております。皆さま、お元気でしょうか?桜は散りましたが、ツツジやハナミズキに藤と百花繚乱の頃となりました。どこを歩いても花を目にします。実に美しい季節です。さて、本日、やっと犬夜叉視点の小話をupしました。今月の6日頃から着手したのですが、これが、もう悪戦苦闘の連続でした。何度、書き出しからやり直したことか!あ~~つくづく自分は犬夜叉に感情移入しにくいのだと実感しました。全ての登場人物(邪見は妖怪だから妖者?)の中で最も難しいタイプです。今後、できる限り犬夜叉視点の作品は書くまいと決心した次第です。兄上や邪見なら凄く簡単に感情移入できるのに。結論、犬夜叉と管理人は決定的に相性が悪いんでしょうね。 [3回]
閉じた井戸 ※この画像はアニメ「犬夜叉」からお借りしてます。「駄目だ、やっぱり匂いがしねえ」そう呟くと犬夜叉はゴロリと井戸の底に寝そべった。文字通りの大の字だ。かごめの国との通路が閉ざされて以来、かごめの匂いは日ごとに薄まり、もう微かな残り香さえ残っていない。犬夜叉はそのまま目をつむり逢いたい人へと思いをはせた。あの日、四魂の玉を消滅させた日に犬夜叉はかごめと別れた。いや、無理矢理、別れさせられた。かごめを心配する家族の下(もと)に送り届け、ホッとした瞬間、犬夜叉はこちらに引き戻されていたのだ。「何故、こんなことになったんだ?」犬夜叉は無い知恵を絞って必死に考える。直感タイプの犬夜叉は勘を働かせるのは得意だが、こういう緻密な思考を要する考え事は頗(すこぶ)る苦手である。出来るなら頭がいい弥勒あたりに頼みたいところだが、そうもいかない。というのも、かごめが無事と知った弥勒と珊瑚は時をおかず、ささやかながら祝言をあげた。夫婦(めおと)になったのだ。つまり、今の二人は現代でいうところの新婚さん。いかに大雑把で無神経な犬夜叉といえども邪魔はできない。なので眉間に皺(しわ)をよせつつ犬夜叉は必死に考えをめぐらせる。む~~~っむむむ~~~~~っ畜生、一体、誰がこんなことを?あ”~~~~~分らねえっ!それでも、かごめをこっちに引きずり込んだ力が関係してるだろうってことくらいは俺にだって見当がつく。まず四魂の玉を消滅させるのに、どうしてもかごめが必要だった。だから、わざわざ、あっちの世界からかごめをこっちに来させた。四魂の玉はかごめの腹ん中にあったからな。そんでもって、たまたま側にいた百足上臈(むかでじょうろう)にかごめを襲わせ四魂の玉を出現させた。その後はもう説明するまでもないだろう。四魂の玉に引き寄せられ有象無象の妖怪どもが襲ってきた。中でも奈落との戦いは熾烈を極めた。あいつには桔梗との因縁もあるからな。そして悪戦苦闘の末に奈落を討ち果たしたと思ったら今度はかごめが冥道に呑み込まれて消えちまった。夢幻の白夜に冥道の力を吸った刀で斬られたせいだ。それだけじゃない。骨喰いの井戸まで消えちまった。ともかく何かとんでもないことが起きてるってことだけは分った。だから俺は即座に鉄砕牙で冥道斬月破を撃ってかごめを追いかけたんだ。冥道の中は真っ暗な闇だった。その闇の中で聞こえてきたのが、かごめの家族の声だ。声は聞こえるのに姿は見えねえ。しかも、あっちの世界の骨喰いの井戸も、こっち同様、消えちまったらしい。こりゃ、ますます、グズグズしてられないと思ったぜ。そうして走り回ってたら目の前に現れたのが雑魚妖怪どもだ。雑魚ばっかだからな、わざわざ冥道斬月破を使うまでもない、風の傷で応戦したんだが。あいつら、一度は打ち砕かれるものの、またぞろ復活しやがった。どういうこった?訝(いぶか)しむ俺に奴らは得々と説明してくれたぜ。今、いるこの場所が四魂の玉の中だってことをな。そして目の前でかつての巫女、翠子(みどりこ)と妖怪どもが闘う姿を見せられた。奴らはかごめも翠子と同じ運命にあるとはほざきやがった。その証拠とばかりに妖怪どもが俺に見せたのが奈落の首だ。ご丁寧に巨大な蜘蛛の巣の中央にかかっていたぜ。奴は死んでいるが、かごめとの戦いのために召喚され復活を待っているのだと。妖怪どもの言い分によると、かごめが四魂の玉に取り込まれた瞬間、奈落も甦り、両者は永遠に戦いを繰り返すんだとよ。今、思い返しても頭にくる!ふざけるんじゃねえぞ!そんなことの為にかごめは生まれてきたんじゃねえ!かごめは俺に会うために生まれてきてくれたんだ!俺は必死にかごめに呼びかけた。するとかごめが俺の呼びかけに答えたんだ。後は鉄砕牙の導くままに冥道斬月破を撃ってかごめのもとに駆け付けた。その後はもう言うまでもないな。四魂の玉は消えた。ここまではいい。だが、その後が問題なんだ。俺とかごめは引き離されちまった。四魂の玉が消えた以上、もうかごめに用はない。だから、あっちに帰れってことなんだろうな。ふざけんなっ!俺やかごめの気持ちはどうでもいいってのか?それに弥勒や七宝、珊瑚に楓婆、みんなの気持ちはどうなる?かごめは帰ってくるのか?考えはグルグルと巡って最後はお決まりの結論にたどり着く。『待つしかない』あの日から俺は、毎日、井戸に潜りつづけている。かごめの世界への道が閉じちっまった骨喰いの井戸。一旦は開いた道なんだ。だったら、もう一度、開いてもおかしくない。元々、あの井戸は妖怪の死骸を放り込めば、いつの間にか何処(いずこ)へと消滅させるってえ曰(いわ)くつきの代物だったしな。「今日は通じるようになるんじゃねえか?」「今日が駄目でも明日なら通じるかもしれない?」「明日が駄目なら明後日(あさって)はどうだろう?」毎日がその繰り返しだ。井戸の中にも風は潜り込んでくる。雑多な匂いがここら周辺の情況を教えてくれる。かごめと別れた頃は風が冷たくて冬の気配が濃厚だった。でも春の兆しはそこかしこに芽生えていた。そうだ、あの頃は梅が満開だった。あちこちに梅の匂いが漂っていたんだ。そんな犬夜叉の気持ちを慰めるかのようにフワッと新しい風が井戸の中に流れ込んできた。そして一気に澱(よど)んだ空気をかき混ぜていった。ひらひらと何かが天井から舞い落ちてくる。桜の花びらだ。 ※この画像はアニメ「犬夜叉」からお借りしてます。ひらりひらひら はらり はらはらまるで雪のような儚(はかな)い美しさを感じさせる薄紅色の花弁。季節は春分のおわり頃、清明に入ろうとしている。風に乗って漂ってきた野山や川の匂いが明らかに変化していた。犬夜叉の鼻が鋭敏な嗅覚で雑多な匂いに雑じる桜の匂いを嗅ぎ分ける。(そうか、もう桜が咲く季節になったのか)はらはらと舞い散る花弁は犬夜叉にかごめとの別離の日々を否応なく突きつける。もう既にひと月ちかくたつのだと。あの日以来、犬夜叉は殆(ほと)んど誰にも会おうとしなかった。否、会いたくなかったのだ。手負いの獣が巣に潜り込んで傷を癒すように犬夜叉も身を隠し己が傷心を慰めていた。だが、それも限界に近付いていた。きっと仲間達が心配して気を揉(も)んでいるだろう。七宝の泣き顔が目に浮かぶようだ。「・・・そろそろ顔を出さねえとな」犬夜叉はやっと井戸から出る決心をした。かごめのいない日常が始まる。 [10回]
犬夜叉にとってのかごめとは? ※上の画像はアニメ「犬夜叉」からお借りしています。今回は『犬夜叉にとってのかごめ』を考察してみます。犬夜叉にとって【かごめ】はどういう存在であるのか?まず、かごめは犬夜叉の恋人というか想い人だった桔梗の生まれ変わりです。つまり桔梗は過去世(かこぜ)で、かごめは現世(げんせ)です。この点でもう因縁浅からぬ存在ですよね。前世からの関わりなんてチョットやソッとじゃ切れそうにない関係です。そこへ四魂の玉が絡んで益々離れられない関係になります。更に止(とど)めの出来事が発生します。かごめの矢による四魂の玉バラバラ事件です。綺麗に砕け散って欠片が四方八方に散らばってしまいました。悪用されないように一刻も早く四魂の玉の欠片を集めねばなりません。こうして二人で組んで旅にでる必要が生じました。まるで「くっつけ!」と云わんばかりの状況です。はいカップル一丁あがり!連載開始当初の犬夜叉(人間年齢に換算して)15歳、かごめ15歳と同い年。現代では法律的に結婚は無理ですが当時(戦国時代)なら両者ともバッチリお年頃です。実際、弥勒に結婚をせまった村の少女、小春は十四歳でした。 「おら、もう十四です。弥勒さまの子だって生めます」(コミックス15巻参照)いや~~~実に積極的!小春、君はいい性格してるわ。中々に図太い!もっとも、これくらいでないと戦国時代を生き抜けないのかもしれません。ともかく犬かごは戦国時代だと結婚してもおかしくない年なんです。犬かごの主導権、これはいうまでもなく【かごめ】にあります。一見、犬夜叉が主導権を握っているかのように見えますが、実際はかごめがガッチリ握ってます。本人はまったく意識してないでしょうが。というか、しっかり者のかごめが握らざるを得ないんです。犬夜叉は基本的に餓鬼大将で思慮が足りませんから。直感で動くタイプです。物事を深く考えるのは苦手。脳筋タイプの範疇にはいるかも。しかも典型的な弟タイプです。桔梗を見れば判るように犬夜叉にはシスコンの傾向があります。いや、そればかりか生い立ちの経緯をみるとマザコンの傾向も大のようです。つまり根本的に女に弱いというか、「かごめに弱い!」のです。犬夜叉にとって【かごめ】は恋人であり、姉であり、母であり、友であり、人生の師であり、心の支えです。もう彼の人生において重要な役どころを殆どすべて体現してます。かごめは犬夜叉にとって絶対に必要な欠くべからざる存在です。そして最終回において、ようやく待望の【妻】になってもらってます。いや~~かごめが戻ってきて本当に良かったねえ、犬夜叉!もし、かごめが戻ってこなかったら???あ~~下手すると世捨て人というか世捨て半妖になっていたかも???拍手を贈ってくださった方々に御礼申し上げます。有難うございます。いつも更新の励みになってます。 [14回]