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犬夜叉 -完結編- 第10 話「悲しみに濡れる花」

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まず今回の題名を見て、「?」と思いました。
原作によると冥界編の後は花皇(かおう)という雑魚妖怪との戦いです。
このエピソードに、丸々、貴重な一回分を使いきるのかと思ったからです。
もし、そうだとしたら凄く勿体ないと感じてました。
実際には花皇との戦いと神無の鏡の妖怪の話、両方に通じるタイトルでしたが。


まず、花皇は花の妖怪だから『花』を連想するのは当然ですが、よくよく考えてみると神無自身、『花』なんですよね。
神無の妹である神楽も『花』です。
咲き誇る花の中、風に散った悲劇の『花』。
そして、神楽の死を悲しむ神無は、ズバリ白い『花』です。
『無』である神無には、色目が全くありません。
経帷子(きょうかたびら=死装束)のような白い着物をきた神無。
髪には白い椿の花が飾られてます。
そんな神無に和歌を詠ませて『花』を想起させるように工夫してます。
『花』、『悲しみ』、『濡れる』、このキーワードから導き出されたのが『悲しみに濡れる花』というタイトルでしょう。
そう考えると今回の題名に納得です。
全く違う内容の話に共通するお題をひねり出す。
これって、かなり難しい事です。
良く考え付いたものです。
ウ~~ン、今回のお題を考えた人、相当、頭を悩ませたでしょうね。


最初の話に登場する花皇(かおう)は、雑魚妖怪とはいえ、人の心の中の負の部分、悲しみや苦しみを養分とする非常に性質(たち)の悪い花の妖怪です。
その花皇に犬夜叉が狙われます。
桔梗を失ったばかりの犬夜叉は花皇にとって絶好の獲物。
人の心の痛み、悲しみの想いが、花妖怪、花皇の大好物だからです。
間違いなく花皇は『人の不幸は蜜の味』タイプ。
イヤ~~~な奴だな


今回の導入部分は神無による和歌の詠唱から始まります。
百人一首の中でも特に有名な小野小町(おののこまち)の歌です。

(花の色は うつりにけな いたずらに 我が身世にふる ながめせしまに)


エ~~勝手に解釈しますとですね。
花(桜)は色あせてしまいました。
何日も降リ続いた長雨のせいで
それと同じように私の容色も衰えてしまいました。
つらつらと虚しく物思いに耽(ふけ)っていたせいで。


小野小町は大層な美人だったそうで、花に自分の容貌を掛け合わせてます。
「ながめ」にも(眺め)と(長雨)を掛けています。
同じく「ふる」も(降る)と(経る=時間の経過)の掛け合わせです。
掛詞を、これでもかってくらい多用した非常に技巧的な歌です。
要はですね、ベッピンが花(桜)に準(なぞら)えて自分の美貌の衰えをヨヨヨッと嘆いてる歌な訳です。
またはチョッと視点を変えると時の流れの推移を慨歎しているとも取れます。
死んだ神楽のことを思う神無の心境を考えると、後者の時の移り変わりを憾(うら)む解釈の方が、よりピッタリ来るかなと管理人は思います。
それにしても、アニメ製作スタッフ、特にシナリオ作者は相当の教養の持ち主ですね。
ここぞという時に、その状況に相応しい和歌をサラリと入れてきます。


場面は転換して、イキナリ奈落の登場です。
桔梗が残した四魂の玉の中の一点の光に苦しんでいます、毒づいてます。
原作では何処ぞの活火山の中、ドロドロに溶けた溶岩の中で療養中のはずの奈落ですが、アニメでは断崖の楼閣の中という設定に変わってます。
結界の中、桔梗を罵(ののし)る奈落。
でも、それすらも今は亡き桔梗との繋がりです。
ゴチャゴチャ云いながら桔梗との切れない絆を(秘かに!)喜んでるとしか思えない奈落です。


更に場面は転換して一面の花畑が映し出されます。
完結編は映像が美しいのですが、今回は、特に綺麗です。
やはりカラーの力は絶大ですね。
これぞアニメの真骨頂です。
白黒の原作では、どうしても出せない迫力です。
花皇の話は花が重要なアイテムなのでカラー映像が最高に効果的です。
花に埋もれるような村で一泊するように誘われ申し出を受ける犬夜叉一行。
妖怪である七宝と雲母が、花の匂いがきつ過ぎるのか、花粉症と同じ症状を。
鼻が利く犬夜叉は、やたら、甘ったるい花の匂いに辟易してます。
人間であるかごめや弥勒、珊瑚には、何の兆候もありません。


夜になり、村人が可笑しな行動を始めました。
咲き乱れる花の中にフラフラと村人が入るとシュルシュルと蔓が伸びてきて絡みつき始めました。
すると村人は忘我というか法悦の表情を浮かべ血の涙を流し始めたのです。
何とも異様な有様です。
弥勒が御札を蔓に投げ付けるとシュ~~ッと花も蔓も消えていきました。
残ったのは村人の形をした土。


花皇が出てきて「花の苗床」などとふざけた言葉を発します。
ウネウネした髪が花皇の性情を表現しています(奈落のワカメ髪に似てます)。
妙にカマッぽい声ですね。
如何にも一癖も二癖もありそうな感じです。
人の心の弱い部分を衝いて心理的攻撃をかけてくる処は奈落と同じですね。
尤も、奈落に比べると実力的には比較になりません。
随分、小物の感じです。
珊瑚が、まず弱点である琥珀のことを知られて倒れました。
弥勒も身体に対する不安を探り当てられました。
どうやら、身体に蔓が触れると花皇に心の中の負の部分を知られてしまうようです。
(奈落の赤子の手と同じパターン)
頭に来た犬夜叉が花皇に風の傷を喰らわしますが逃げられました。
弥勒は気を失った珊瑚を守る為に動けません。
その代わりに魔除けの数珠を、かごめに渡します。
犬夜叉とかごめが花皇と戦うべく屋敷へ向かいます。


花に囲まれた屋敷で犬夜叉を待ち受けていた花皇。
桔梗を失って傷付いている犬夜叉の魂を思って舌なめずりせんばかりです。
それにしても、犬夜叉の心を代弁する花皇の台詞を横で聞かされてるかごめの心境を思うと・・・・。
ハア~~~~
良く耐えてます、かごめ、辛かろうに。
わずか15歳にして、こんなヤヤコシイ状況に巻き込まれるなんて。
いくら、桔梗が自分の過去世とはいえ、管理人なら御免こうむりたい立場です。


犬夜叉の足元に拡がる血のような色の花。
ザワザワと巻きつく花の蔓。
花の中に犬夜叉が引きずり込まれてしまいました。
気がつけば、かごめ一人が、その場に。
花皇も居ません。
花の蔓が、かごめにも触れようとしますが、魔除けの数珠にバチッと阻まれます。


花皇の屋敷に連れ込まれた犬夜叉。
身体中に蔓が絡みつき柱に縛り付けられています。
血の涙を流し、とても安らかな表情です。
懐かしい桔梗の夢を見ているのです。
一方、かごめは、犬夜叉を助けようと必死に足掻いてます。
屋敷に入ろうとするのですが結界に拒まれてしまいます。
破魔の弓で結界を破ろうとするのですが、それも効果なし。


必死に叫ぶ、かごめの声が、ようやく犬夜叉に届きました。
目を覚ます犬夜叉、怒りに満ちて花皇をぶん殴ります。
まず顔を、次に土手っ腹に一撃。
しかし、花皇、やはり妖怪です。
身体は全て蔓・・・・気持ち悪い。
何十にもなった蔓が犬夜叉の胸元に突き刺さった
その時、鏃(やじり)に魔除けの数珠を付けた破魔の矢が花皇を直撃
犬夜叉に巻きついていた蔓は消滅しました
しかし、まだ花皇は死んでません。
屋敷の何処かに身を潜めてます。
それよりも、大変、かごめに花の蔓が巻き付いてます。


蔓により、かごめの心の中を覗き込んだ花皇。
犬夜叉の時よりも楽しそうに喜んでます。
桔梗と犬夜叉と自分との複雑な経緯(いきさつ)とこれまでの経過。
自分の心の中だけに留めておきたい秘めた思いをぶちまける花皇に怒り心頭のかごめです。
プライバシー侵害も大概にしろって感じです。
破魔の矢が打ち込まれる毎に消えていく花。
それでも花皇は諦めた訳ではありません。
奴の気配を探る犬夜叉。
花皇は、かごめを狙っていました。
背後から襲い掛かる花皇に鉄砕牙を一閃。
顔面を横に両断された花皇、ボロボロと花も蔓も消えていきました。
フゥ~~~~やっと仕留めました。
物理攻撃には強い犬夜叉ですが、心理戦には、結構、弱い。
特に桔梗が絡むとね。
辛いな、かごめ。
でも、そんな犬夜叉を支えられるのは、やっぱり、かごめしか居ない。
本当に、かごめは強くて優しい。
強いから優しいのか、優しいから強いのか。
出来た女の子です。
出来過ぎなくらいです。
犬夜叉は、かごめに甘え過ぎ
ともかく、花皇の話は、ここまで。
次は神無の鏡が変化した鏡妖怪のお話です。


鏡のように映しだされた相手の技を全て奪い取る。
現代風にいうとコピー妖怪といった処です。
何だか、『NARUTO』に出てくるコピー忍者、カカシを思い起こさせます。
風の傷も金剛槍破も奪われた犬夜叉。
サア、どうするといった場面で次回となってます。


サラッと軽~~く流す積りだった今回のアニメ感想。
なのに、何で、こんなに懇切丁寧な内容になってしまったのか
新作も完成してないのに
何故だ 何故なんだ
そういえば、原作連載時も、花皇の話の時は、やたら長い記事になりました。
やっぱり一度あったことは二度ある


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アニメの絶大なる効果

殺りんラブラブ
犬夜叉アニメ完結編が放送開始されて以来、アクセス件数が急増してます。
それも、ご新規のお客さまが一杯
完結編アニメを見たことによる波及効果です。
それだけでは有りません。
既存のサイトさま方もアニメに刺激を受け創作活動が活発化しています。
非常に喜ばしいことです。


そんなアニメ効果で、これまで更新を休止されていた大物殺りんサイト様が動かれました。
美麗なイラストと素晴らしい殺りん小説で有名な『五臓六腑』様です。
管理人の憧れ中の憧れサイト様です。
もう、管理人、ひなた様の描かれる『殺りん』が大好きで何度、イエ、何十回、何百回とお邪魔したことか。
素敵過ぎるイラストに溜め息をつき、余りにも見事な小説ワールドに骨抜きになってました。


そんな素敵サイト様が、ブログ形式で再始動されました。
然も、光栄なことに相互リンクして頂けました。
心秘かに『殺りん小説の師』と仰いできた御方のサイト様です。
『五臓六腑(ごぞうろっぷ)』、ひなた様、本当に有難うございます。


さて、それでは『散華(さんげ)』にかからねば
カウンターが、もう直ぐ20万に到達しそうな勢いなんです。
ということは、『散華』をお祝い作品としてお披露目しなければならない訳で。
アチャ~~~間に合うのかいな
ともかくセッセと頑張ることにします。


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『境界のRINNE』第31話(堕魔死神カンパニー)


昨日※上記の画像は『ぱたぱたアニメ館』よりお借りしました。
URL=http://www.pata2.jp/


今回の『RINNE』を読んで、管理人、ブチ切れそうになりました。
RINNEパパ、六道鯖人(ろくどうさばと)の所業に対して。
叫んでよかですか(何故かエセ九州弁、博多弁?薩摩弁?)
「貴様、そこに直れっ! 闘鬼神の錆びにしてくれるわっ!」
アッ、でも闘鬼神も爆砕牙も死神には効果なしよね。
あの世の者は斬れないんだから。
となってくると、ここは、ヤッパリ天生牙しかないわ。


とにかく同じ子を持つ親として許しがたい
まだ小さかったRINNE君のブタさん貯金箱をくすねるなんて・・・・。
しかも、それ、お母さんに会いに行く為に貯めてた電車代なんですよ
そんなRINNE君に「ママは、もう死んじゃったんだよ———っ」と爆弾発言。
本当に酷い、それが親のする事か


だまし討ちのように連れてこられた堕魔死神カンパニーの本社。
RINNE君、お母さんが生きてるのかも死んでるのかも知らなかったんですね。
何て可哀想なんだ、顔もしらないなんて。
更に頭に来たのがRINNEパパ、鯖人の行動。
お母さんに会えるかもと内心、期待していたであろうRINNE君を、更に騙す手口。
『第一回りんね杯 おかあさん大会』って何なの
会場一杯に溢れる、おかあさん候補者。
彼女達は、みんな、RINNEパパ、鯖人の愛人。
女好きの上に金遣いが荒いの何の。
それも愛人に貢ぐために息子の名前で借金を繰り返すだぁ~~~


プルプル・・・・管理人の中で鯖人の評価は地に落ちた。
鯖人にまとわりつく女どもも最低
「金の切れ目が縁の切れ目」という諺(ことわざ)がピッタリの関係です。
そんな自分勝手な行動を散々しておいてRINNE君に堕魔死神を継げだとお
馬鹿いってんじゃねえとRINNE君が怒りたくなるのも当然です。
管理人も怒ってます。
『RINNE』初まって以来ですよ、こんなに怒ったの。
怒りを通り越して呆れてます。
一種のモンスターペアレントですね。


忍者屋敷のような仕掛けで階下に落とされた桜と翼君。
人質にされちゃいました。
RINNE君に堕魔死神を継がせる為の。
とはいえ、この作品はギャグ。
アッサリと座敷牢から逃げ出した桜と翼君。
二人を、特に桜を探し回るRINNE君。
以下次号となってます。
それにしても、本当に頭に来たぞ、RINNEパパ、六道鯖人。



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始動


昨日※上記の画像は『ぱたぱたアニメ館』よりお借りしました。
URL=http://www.pata2.jp/


ようやく新作に取り掛かる気分になりました。
今回の作品は拍手御礼で触れたように桔梗視点です。
というのもアニメ第8回の桔梗昇天が余りにもインパクトが強くて・・・。
ついつい桔梗視点で作品を書きたいという気持ちがムクムクと起きてきたからです。
題名も決まってます。
ズバリ、『散華(さんげ)』です。


拍手とコメントの御礼
11月29日に拍手を贈って下さった方々に御礼申し上げます。
11月30日に拍手を贈って下さった方々に御礼申し上げます。
Cさま、直接、サイトの方へお返事しておきました。コメント有難うございました。
これに懲りず、どうぞ、これからも仲良くして下さいませ。


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『散華(さんげ=桔梗=)』(二十万打お祝い作品)



※上の画像は『妖ノ恋』さまの使用許可を頂いてます。

ピシッ・・・ピシピシッ・・・ビシッ!
奈落の瘴気に穢(けが)され体がひび割れていく。
この体は仮初(かりそ)めの容れ物。
私の魂を納める為に、鬼女、裏陶(うらすえ)が骨と土から焼きあげた擬(まが)い物。
血は通っていない。
生身ではない。
それでも痛みは感じる。
このままでは私の体は崩れ落ちる。
私を救う為に、かごめが梓山に向かった。
霊廟に奉納されている弓を取りに。
犬夜叉と二人残され、お堂に籠(こ)もっていた。
だが、不意に感じた異変。
琥珀が危ない!
助けに行かねばっ!!
巫女たる私が使役する二体の式神、胡蝶と飛鳥が消えた。
間違いなく奈落の手の者の仕業(しわざ)。
お堂から飛び出し犬夜叉とともに琥珀の許へと急行した。
もし、琥珀が奈落の手に落ちたら・・・・。
今の私では琥珀を守れない。
欠片が穢される。
急いでくれ、犬夜叉。
そんな私の目に飛び込んできた異様な光景。
樹木が半円を描くようにスッパリと斬り取られていた。
まるで大きな鎌で刈り取ったかのようだ。
その大きさと形状から考えても尋常ではない。
どう考えても人間の仕業(しわざ)とは思えない。
犬夜叉は、ココで琥珀の匂いが途切れているという。
一体、誰が・・・・奈落か?
クッ、瘴気が拡がっている。
ビシッ!
またしても体がひび割れた。
ひとまず梓山へ急ぐしかない。
ギシ、ギシ、パン!
何と・・・手に持っていた弓が砕けてしまった。
バラバラと砕け散り、最早、使い物にならない。
悪い予感がする。
もしや、かごめの身に何か?
梓山に辿り着けば、麓(ふもと)には法師殿や退治屋、鋼牙に子狐妖怪が待機していた。
かごめのみが梓山に導かれたようだ。
さもありなん、梓山の精霊は人を試す。
幻を見せ心を惑わすのだ。
こうなった以上、私にはどうすることも出来ない。
私を救えるのは、かごめだけ。
そして、救うか救わないか・・・・決めるのもかごめだ。
梓山がざわめいた。
中で何が起きているのか。
恐らくは、かごめが決断を下したのだろう。
だが、私は動けない。
犬夜叉が、かごめを迎えに行った。
ゴオ・・・・
奈落が来ている。
押し寄せる邪気。
大気が揺らぐ。
せめて、鋼牙だけでも逃がしたい。
頼む、逃げてくれ、鋼牙。

「鋼・・・牙・・・逃げろ・・・」

それでも誰一人として逃げようとはしない。
みんな見えないのか。
この蜘蛛の糸が。
ドン・・・ドンドン!
奈落が吐き出す蜘蛛の糸に、みんな絡め取られてしまった。
巨大な糸玉に包まれたまま梓山から遠ざかっているようだ。
ある程度、霊山から離れ頃は良しと見たのか奈落が蜘蛛の糸を切り離した。
私は捕らえられ奴の腕の中に。
奈落は左腕で私を抱き右腕は犬夜叉から奪った金剛槍破の腕に変化させている。
このまま息絶える私を見届けようというのか。
落ち着け、この状況では、ジタバタしてもどうもならない。
考えろ、何故、奈落は、あの場で攻撃してこなかったのだ。
もしや・・・そうか、かごめは弓を手に入れたのだ。
奈落の悪意の籠もった蜘蛛の糸を断ち切って。
だから、奈落は、梓山から、かごめと犬夜叉から離れようとしたのか。
私が思索を巡らす間にも戦闘は続いている。
鋼牙が奈落に挑んでいる。
愚かな・・・鋼牙、このまま四魂の欠片を取られたら、おまえは無駄死に・・・。
何・・・あれは!?
鋼牙の足の欠片が物凄い勢いで浄化されている。
これは、翠子の魂の意思なのか!?
そうか、琥珀の清浄な欠片が使えない今、鋼牙の欠片を代わりに。
このまま鋼牙の欠片を奈落が取り込めば、この場で一気に奈落を滅することが出来る。
そして、そのことに奈落は、まだ気付いてない。
奈落が弱らせた獲物を甚振(いたぶ)るかのように私に喋りかけてきた。

「くくく、よく見ていろ、桔梗。きさまは何もできぬまま四魂の玉は、また一歩、完成に近付く」

奈落に気付かせてはならない。
鋼牙の欠片が浄化されていることを。
奴の気を逸らさねば!

「ふっ、ならば急ぐことだな・・・。犬夜叉とかごめは、すぐソコまで来ている」

「なに・・・・?」

「奈落、きさまが、ワザワザ私たちを梓山の麓から引き離したのは、あの場に居続けるのが危ないと思ったから——。気付いているはずだ。かごめが、既に、きさまの悪意の蜘蛛の糸を断ち切っていることを」

そう、奈落、きさまは判っているはず。
お前の今までの行動は全て、綿密な計算の下、為されてきたのだから。

「かごめが・・・蜘蛛の糸を断ち切っただと・・・。何故、そう思う」

「きさまと私が・・・蜘蛛の糸で繋がっているからだ。だから判る。きさまの蜘蛛の糸の先に、かごめは居ない」

「ふっ・・・」

奈落が鋼牙に向けて瘴気を放った。
触手に捕らえられ奈落の内部に引きずりこまれかけている鋼牙。
そうだ、奈落。
そのまま鋼牙の欠片に触れろ。
鋼牙の欠片は奈落、きさまと同時に———糸で繋がった私をも浄化する。
私が力を取り戻し翠子とともに奈落を浄化すれば———鋼牙の命も救えるはず。
奈落、私は死なない。
汚らわしいきさまの腕に捕らえられたまま死ぬものか!
触手が鋼牙の欠片に・・・・触れた!
カッ!一瞬、眩しい光が走り奈落をも浄化するかと思えた。
だが、瞬時に奴は身の危険を覚(さと)ったのだろう。
即座に鋼牙の欠片から触手引きを離した。
私の目論見は潰(つい)えた。
我が身を侵食する穢れは祓(はら)えず奈落から逃げることも出来ない。
バキバキバキ・・・・この身に喰い込むのは奈落の腕が変化した金剛石の触手。

「くくく・・・そうだな、桔梗・・・きさまとわしは蜘蛛の糸でつながっている」

「だから———伝わってきた。わしに対する憎しみと軽蔑と———犬夜叉への未練がな」

ギシ・・・触手が喰い込んでくる。
こうなってまでも心に浮かぶのは愛しい面影。
(犬・・・夜叉・・・)

「言っただろう、桔梗・・・」

「きさまは犬夜叉に会えぬまま、憎いわしの腕の中で死んでいくと」

その時、犬夜叉が憤怒に燃え叫びながら飛び込んできた。
鉄砕牙で奈落の金剛石の触手に斬り付けた。
かごめも来ている。
梓山の霊廟から受けた弓で矢を射ようとしていた。
だが、今は、その時ではない。
(待・・・て・・・)
言葉を発さず唇の動きだけで我が意を伝える。
鉄砕牙が変化した。
鱗(うろこ)が刀身にビッシリ浮かんでいる。
あれは・・・?
そうか、竜鱗(りゅりん)の鉄砕牙というのか。
犬夜叉が奈落の左腕を竜鱗の鉄砕牙で斬った。
ガガッ!
金剛石の腕が断ち切られた。
しかし、すぐさま再生し始める・・・・違う。
ビシビシッ!
ブワッ・・・・ゴオォォ・・・
奈落の体が開いた。
犬夜叉の竜鱗の鉄砕牙が効いているのか。
それと鋼牙の欠片が奈落に及ぼした影響。
暗黒の深い闇の中、黒い輝きが見える。
あれは四魂の玉だ。
もう少しで完成する。
残るのは鋼牙の両足に仕込まれた欠片と琥珀の三つのみ。
犬夜叉が四魂の玉ごと奈落を斬ろうと向かう。
それを阻止せんとしたのだろう。
奈落が私を解放した。
落ちていく私を助けようと犬夜叉が奈落から離れた。
その隙に体を閉じていく奈落。
犬夜叉の代わりに鋼牙が奈落に向かっていく。
翠子の意思に沿って、奈落を浄化された欠片に触れさせ、この場で一気に滅せんとの思惑だろう。
駄目だ、鋼牙、そのまま進めば奈落の思う壺。
奈落は四魂の玉を持っていない。
かごめも気付いたのだろう。
飛び出した鋼牙を止めようと必死に声をかけている。
触手が鋼牙を捕らえた。
このままでは奈落に取り込まれてしまう。
だから犬夜叉に鋼牙を助けに行かせた。

「行け・・・鋼牙を救え・・・」

五雷指で触手を断ち切ろうとする鋼牙。
だが、大量の瘴気を浴びせられては身動きさえ出来なくなる。
あのままでは鋼牙は金剛石の腕に包まれ奈落に呑み込まれてしまうと誰もが危惧していたはず。
しかし、法師殿が捨て身の覚悟で風穴を開き鋼牙の周囲に充満する瘴気を限界まで吸い出してくれた。
そうした援護に呼応するように鋼牙自身も内部から五雷指を発動させた。
カカッ、ドガッ!
更に弱くなった部分を犬夜叉が鉄砕牙で斬り付け突破口を開いた。
穢れた四魂の玉は私の懐にある。
奈落が咄嗟の判断で私の中に隠したのだ。
通常の私なら楽々と四魂の玉の穢れを浄化できただろう。
なれど、今の私は身動き一つままならない。
かごめが谷間に横たわる私を見下ろす場所にいる。
破魔の弓で狙い撃つには絶好の位置。
ここが戦いの先途、呼ぼう、死魂虫(しにだまちゅう)を。
目を瞑り一心に呼びかける、我が忠実なる僕達に。

(来い、死魂虫、我が僕! 疾(と)く駆け付けよ!)

何匹もの死魂虫が私の召喚に応じて飛んできた。
来たか、カッと目を見開き、かごめに合図を送る。

(今だ、かごめ、撃て!)

奈落が、こちらの意図に気付いた。
直ぐさま触手を伸ばし、かごめの足場を切り崩しにかかった。
だが、落ちかかるかごめを空中で死魂虫の集団が抱き留め支える。
バキバキ!ザア・・・今度は触手を私に向けてきた奈落。
四魂の玉を奪い返す気だ。
かごめが矢を射た。
破魔の弓が速いか、触手が先に到達するか。
ドッ、一瞬の差で破魔の弓が私の懐の四魂の玉を射抜いた。
カッ・・・浄化!
霊力が発動する。
私が持てる限りの霊力で破魔の弓を奈落に向ける。
弓の先には四魂の玉が刺さっている。
ゴッ、キィィ–——ン

(行け! 奈落を滅せよ!)

死魂虫に援護された破魔の弓が奈落の厚い瘴気の雲を掻い潜る。
弓に寄り添うように護っていた死魂虫達が瘴気に焼かれボロボロと崩れ落ちていく。
・・・・すまない、お前たち。
四魂の玉の内部に穢れが侵食し始めた。
それでも破魔の弓は奈落の胸元に到達した。
ドン! 激しい衝撃音。
バチバチ・・・ガガガ・・・・
霊力が奈落を内部から破壊している。
その影響で邪気が弱まったのだろう。
鋼牙が犬夜叉に助けられ奈落から脱出していく。
だが、逃げる鋼牙に奈落の触手が追い縋る。
キィ———ン・・・触手に鋼牙の両足の欠片をもぎ取られてしまった。
これで四魂の玉は、ほぼ完成した。
残るは唯ひとつ、琥珀の欠片のみ。
玉の中で尚も激しく鬩(せめ)ぎあい、ぶつかり合う私の霊力と奈落の邪気。
互いが互いを呑み込まんと死力を尽くして闘っている。
バチッ、バチバチ・・・バババッ・・・もがき苦しむ奈落。
だが、私には判っている。
この戦いは、もう先が見えている。
やはり、奈落に穢された私の霊力では・・・・。

「かごめ・・・後は・・・おまえが・・・」

四魂の玉の内部に邪気が拡がる。
邪気に染まった黒い四魂の玉を懐に奈落が力を取り戻す。
ジュッ・・・・奈落が破魔の弓を焼き尽くした。

「最後の欠片・・・琥珀の・・・光を守れ・・・かごめ・・・おまえにしか・・・出来ないことだ」

そう・・もう・・・お前にしか出来ない。
私は・・・ここで力尽きる。
間もなく・・・この体は崩れ落ちるだろう。
これ以上・・・魂を留めておけないのだ。
私の言葉に、かごめが戸惑っている。
バキバキッ!奈落が空中から触手を伸ばしてきた。
私に最後の止(とど)めを刺そうというのだろう。
バッ!かごめが躊躇(ちゅうちょ)せず私の上に覆い被さった。
こんな時でも私を庇(かば)ってくれるのだな、おまえは。
触手は犬夜叉が鉄砕牙で叩き切った。
捨て台詞とともに奈落は虚空に姿を消した。
傍(かたわ)らにあるのは梓山の弓、かごめが命がけで取ってきてくれた破魔の弓。
かごめ、おまえに託す。

「もう・・・おまえの物だ・・・」

戦いは終わった。
残照が辺りを照らしだす。
赤い赤い夕焼け。
陽が落ちる。
次第に暗くなっていく。
かごめが泣いている。

(泣くな・・・かごめ・・・私の魂は救われた・・・)

星が見える。
瞬(またた)く間に天空一杯に星が輝く。
・・・・静かだな。
私の心は凪いでいた。
犬夜叉の腕に抱かれながら言葉を交わす。

「やっと・・・ただの女になれた・・・」

私の頬を伝って犬夜叉の涙が落ちる。
一滴・・二滴・・・温かい。
哀惜に満ちた涙。
泣いてくれるのか、犬夜叉。

「初めて見た・・・犬夜叉・・・お前は・・そんな顔をして泣くんだな・・・」

「桔梗・・俺は・・・俺は・・おまえを救えなかった!」

「・・・・おまえは・・・来てくれた・・・」

「それでいい・・・」

そう、これでいいのだ、犬夜叉。
やっと・・・五十年前に出来なかった別れを告げることが出来る。
複雑にもつれ合った前世の因縁が解けていく。
犬夜叉、もう一度、おまえに会いたかった。
只の女としておまえと一緒に暮らしたかった。
そんな私の願いを天は聞き届けてくれた。
かごめは私の生まれ変わり。
私がなりたかったもう一人の私。
かごめが私の望みを叶えてくれる。
犬夜叉と口付けを交わした。
最初で最後の口付け。
(犬夜叉・・・)
フッ・・・・器(うつわ)が完全に朽ちた。
ああ・・・魂が解き放たれる。
在るべき場所に還る時がきた。
死魂虫に導かれ魂が天に昇る。
遠ざかる下界に最後の願いを祈るように手向(たむ)けた。
(かごめ・・・犬夜叉を頼む・・・・)

         了

2009.12月10日.(木).作成

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犬夜叉 -完結編- 第09話 「冥界の殺生丸」

殺りんラブラブ
見ました、冥界編
見始めた途端、管理人、心臓がドキドキして身体まで震えだしました。
どうやら自律神経が一時的におかしくなりかけたようです。
冥界編が始まるまでは、あんなに落ち着いていたのに。
正直、ビックリしました。
意思の力で、無理矢理、抑え付け平静に戻しましたが・・・・。
無意識のレベルで興奮しすぎていたようです。


まずは桔梗の魂が、あの世に戻った場面から。
兄上は何やら探して空を仰視しておられます。
その妖視に映ったのは空翔る巨大な化け犬の姿。
すると兄上も即座に天空に飛翔され化け犬に完全変化。
2匹の巨大な化け犬のツーショットです。
原作とは違い二匹はキリモミ状態で地上に落下。
この化け犬完全変化のシーン、もっと時間を延ばして欲しかったです。
原作でも兄上の完全化け犬変化は三回しか有りません。
その貴重な化け犬シーン、しかも御母堂さまと兄上の美形親子のツーショットが、これっきりだなんて


この後は鋼牙と犬夜叉一行との別れのシーン。
四魂の欠片を失い俊足という武器を失った鋼牙では奈落と戦えません。
例え、五雷指を持っていても。
別れを惜しむ犬夜叉一行と鋼牙、銀太、白角。


一方、兄上御一行は天空の御母堂さまの城に来ています。
移動方法は、りんちゃんに邪見、琥珀は阿吽に騎乗させ、兄上はご自身で飛行されたのでしょうね。
挨拶もソコソコに(もしかすると挨拶もしてない?)母君に天生牙の冥道を拡げる方法を訊く兄上。
それに対し父上から託された冥道石で冥界の犬を呼び出す御母堂さま。
(御母堂さま役の声優さんの声が原作で培(つち)ったイメージと大幅に違います)
その後は、おおむね原作と同じですが、兄上が原作には無いアニメのみのオリジナル技、妖鞭を使用されてます。


更に残念なことに、あの兄上の名台詞『この腕は・・・刀をふるうためのものだ』が消えてます。
冥界の主を斬り、りんちゃんを救出したものの、りんちゃん蘇生せず。
ギリッと歯を喰いしばる兄上と内面の独白は原作通り。
その後の死人達の大量浄化のシーンは光が急に満ちて眩しいだけです。
原作の方が荘厳で、一層、宗教的だと思いました。


冥界から戻ってきた兄上とりんちゃん、それに琥珀。
息絶えたりんちゃんを前に兄上と御母堂さまの問答。
原作では御母堂さまは兄上を教え諭(さと)すように仰ってます。
最も、深みを感じさせるシーンです。
しかし、アニメでは、まるで糾弾するような語勢。
このシーンに、一番、違和感を感じました。


というか、最初からアニメの御母堂さまには違和感をバリバリに感じてました。
同じ物を読んでも解釈は人それぞれ、自分のものと相容れないからといって、それを貶(けな)す気は毛頭ありませんが・・・・。
管理人が原作から感じ取った御母堂さまは、息子である兄上をオモチャにするような遊び心がある楽しい御方です。
でも、アニメの御母堂さまからは、そうした遊び心が、余り感じられないのです。
冥界編における御母堂さまの役割はキーパーソン(key person)。
非常に大きな意味を持つだけに非常に残念です。


それに、りんちゃん蘇生のシーンにおいて兄上が発する要の台詞も不満です。
アニメでは、声優の成田さん、『もう大丈夫だ』とサラッと云ってしまわれてる
原作では『もう・・・大丈夫だ』と、(・・・)が、間(ま)が入ってるのです
この間(ま)が入る事によって、兄上は、りんちゃんに言い聞かせると同時に、ご自分にも言い聞かせておられるのです。
りんちゃんの蘇生によって兄上の心から闇のような絶望と悲嘆が瞬時に払拭されたのです。
あの時、兄上は、無表情ながら、どれ程、喜びを噛みしめておられたことか
ウウッ・・・殺りんファンに取って、この(・・・)、間(ま)は、極めて極めて重要なのに
クゥ~~~~兄上役の成田剣さん、もっと万感の思いを込めて喋って頂きたかった
アァ~~~~物凄く期待してたばかりに凄く凄~~~~く残念です。
そうですね、今回に対する評価は『感動半分、違和感半分』です。
それでも、やはり、こうして冥界編をアニメで見れたことは望外の喜びだと思います。
アニメを製作して下さった全ての方々に御礼申し上げます。


画像自体は非常に綺麗で満足させてもらいました。
背景の美しさは実に見事です。
りんちゃんは、何時も通りに、とっても可愛い
そして、邪見に至っては最高です。
兄上の為に涙し、推測し、御母堂さまに感謝する。
これぞ僕(しもべ)の鑑(かがみ)ともいうべき行動を示してくれました。
本当に自分の主が強くて美しいのが自慢なんですね。
邪見が『兄上命』の僕(しもべ)っ振りを遺憾なく発揮してくれました。
パチパチ(拍手)、邪見、貴方(あなた)こそ戦国最高の僕(しもべ)です。




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クゥッ、不覚


昨日※上記の画像は『ぱたぱたアニメ館』よりお借りしました。
URL=http://www.pata2.jp/


咳と頭痛、典型的な風邪の症状。
午前から午後二時ころまでズンズンと頭痛に襲われてました。
中々、完全に風邪が治りません。
でも、そんな事いってられません。
本日の深夜、遂に、あの冥界編が放送されるんですから!


管理人の地域では悲しいこと悔しいことにテレビ放送されません。
しか~~~し!『虚仮(こけ)の一念、岩をも通す』の諺(ことわざ)のままに、管理人、イレギュラーな方法ではありますが数時間程度の遅れ(タイム・ラグ=time lag)で視ております。
最初は自分の地域で放映されないのにショックを受けて思いっきりヘコンでました。
でも、視たい一心で、何とかなりました、じゃなくてしました。


原作連載時、殺りんファンを驚愕させた、あの怒濤の感動シーンが!
遂にアニメで視れる!!!
殺りんが公式CPとして認定された同人誌顔負けの素晴らしいシーンが!
今は、まだ落ち着いてますが、実際にアニメを視たら、どうなるのやら???
とにかく凄く凄く楽しみです。


11月26日の(19時、22時)に拍手を贈って下さった方々に感謝致します。
11月27日の(4時、6時、16時)に拍手を贈って下さった方々に感謝致します。
有難うございます。励みになります。嬉しいです。

11月27日の4時に拍手&コメントを贈って下さった方に御礼申し上げます。
ククッ、温かい御言葉、本当に有難うございます。
素敵な情報まで教えて頂いて感謝、感謝でございます。
これからも自分の力の及ぶ限り『殺りん』を幸せにすべく小説を書いていく所存にございます。
体調を見ながらソロソロ小説に取り掛かる積りです。唯、前回のアニメの桔梗のイメージが余りにも強烈で何か書かねばという気がしています。ですから、ひとまず、ソチラになるかと思います。





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『境界のRINNE』第30話(社長)


昨日※上記の画像は『ぱたぱたアニメ館』よりお借りしました。
URL=http://www.pata2.jp/


突然、現われたRINNE君のパパ。
凄く若いわ、やけに色っぽいわと、まるで売れっ子ホストみたいです。
(管理人、実際にホストクラブに行ったことは無いです、念の為)
親子なので似てはいるんですが、目が違う。
まるで犬夜叉と兄上のように。
RINNE君の目は大きめのパッチリ目
パパの目は切れ長。
ム~~~~ン、それだけで醸(かも)し出す雰囲気は別人。
ギャグだから、これだけでは惚れこめませんが、もし、シリアスだったら不味いですね。


そして、パパは、何故かRINNE君のド貧乏の原因でした。
酷い親ですねぇ~~~子供を連帯保証人にして借金しまくるなんて。
まだRINNE君は未成年だからネグレクト(養育放棄)だわ!
しかも、その理由がRINNE君の為だぁ???
現世でRINNE君をド貧乏に追い込んで、あの世で自分と同じダマシ神をさせようと???


RINNE君のパパは何と非合法会社・堕魔死神カンパニーの社長だそうな。
名前は「六道鯖人(ろくどうさばと)」。
鯖人(さばと)って、あのRINNE君のおじいちゃんの来世の『鯖』から付けたんですよね。
それに(さばと)って、あの『サバト』ですよね。
確か、悪魔崇拝の集会、または魔宴とか魔女の夜会とか云々。


現われた時と同じように、旋風とともに去って行ったRINNEパパ。
RINNE君が部屋に戻ってみると、エエ~~~ッ!
畳が無い! まるで江戸時代の借金取りのような所業。
布団が無いから畳を奪っていった訳ですね。
慌てて追いかければRINNEパパの思惑通り。
畳に吸い込まれた先は異界、あの世。
桜や翼君、六文も一緒です。


更にダマシ神を継いでほしいのはRINNE君のお母さんの望みとのRINNEパパの言葉。
前回に次ぎ次回はRINNE君のお母さんの登場予定。
どんな女(ひと)なんでしょうね???
色々と謎をはらんで以後次号となってます。

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犬夜叉 -完結編- 第08話 「星々きらめきの間に」

狒々の奈落
今回は桔梗の昇天編でした。
感想は、唯、一言、圧巻です。
原作終了時点で何としても見たいと願ったアニメ続編。
中でも冥界編に次いで見たいと思った今回の桔梗昇天編でした。
素晴らしい出来です。
今回ばかりは主役の犬夜叉やかごめでさえ添え物です。
桔梗の独壇場、イエ、奈落もですね。


蜘蛛の糸に穢された桔梗を手中にした奈落。
嘲るような口調とは裏腹に意中の女、桔梗を腕に抱いた嬉しさが滲み出てます。
原作連載時点でも感じましたが、殿の嬉しそうなことったら!
そんなに桔梗を抱けて嬉しいのか!?
そういえば思い出しました。
桔梗は浄化の巫女、通常なら奈落は、どう足掻いても桔梗を抱けないのです。
下手に近付きでもしたら浄化されてしまいますから。
原作中、一度だけ奈落が桔梗を腕に抱いたことが有りますが、あれは敵情視察の為、桔梗が敢えて浄化の力を発動させなかったのでしょう。
つまり、奈落が頑張って力を付ければ付ける程、一層、桔梗に近付けなくなる訳です。
誰よりも欲した女を抱くには相手を瘴気で穢さなければ触れることさえ叶わない。
物凄く皮肉な結果だと思いませんか。
頑張っても頑張っても報われない殿に哀れみさえ感じてしまいました。


犬夜叉が駆けつけてきた際も、奈落、猛烈に嫉妬炸裂です。
自分の腕の中で桔梗は息絶えるはずだったのに大幅に予定変更。
にっくき恋敵が桔梗を奪いに来てしまいました。
殿の悔しそうなこと悔しそうなこと!
ギリギリと歯噛みしそうな程です。
奈落を見ていると愛憎表裏一体の見本を見ているかのようです。
愛しければ愛しいほど、その分憎しみも強いのだと思い知らされるかのようです。
怖いですねぇ~~~つくづく愛憎って安易に扱えないと感じました。
世に痴情のもつれが絶えない訳です。


アニメ完結編の映像は最初から実に綺麗ですが、今回は、また格別でした。
特に真っ赤な夕日を背景にした画像の美しさは本当に見事です。
こういうのを実際に見るとアニメって、やっぱり素晴らしいと思います。
原作は白黒ですから、色目については想像するしか有りません。
カラーの迫力って本当に凄い。
桔梗の魂が天に帰っていくシーンも、とっても綺麗です。
音楽と相まってジーンと切なくも美しく胸に迫ってきます。


犬夜叉ワールドきっての美女、桔梗。
美しさ、霊力の高さ、文字通り高嶺の花の桔梗です。
そんな桔梗が、遂に本来の世界(あの世?)へ戻っていきます。
犬夜叉と最後の別れを交わして。
桔梗は、実際には五十年前に死んでいます。
七人隊と同じく死人(しびと)ですから、今更、『死ぬ』って表現するのは可笑しいですね。
ですから、管理人は、桔梗の場合は『昇天』と表現してます。
鬼女、裏陶(うらすえ)に無理矢理、甦らせられた桔梗。
それでも、結果的には良かったのではないかと思います。
前回では出来なかった犬夜叉との別れを今回はチャンと出来たのですから。
犬夜叉への恋慕、未練、怨み、全ての情念が昇華され、今度こそ安らかに眠れると思います。


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最後に今回は全く期待してなかった兄上とりんちゃん、邪見を見れて満足です。
それから、琥珀は、ついでです!
今回の桔梗昇天編でさえドキドキしたのに、次回は、殺りんファンが待ちに待った冥界編。
原作連載時は、狂喜乱舞、欣喜雀躍してた、あの冥界編です。
同人誌、顔負けの夢の展開を殺りんファンに見せてくれました。
当時、異常なまでのハイテンションで脳内麻薬エンドルフィンがバンバン出まくっていた、あの冥界編なんです。
イヤ~~~~もう、来週は絶対にキャ~~キャ~~~喚きながら視てるんでしょね。
萌え萌えの嵐に襲われてるんじゃないでしょうか。


不覚にも管理人、風邪をひいてしまいました。
鼻はズビズビ、喉は痛い、咳はコンコン、軽い頭痛までしてます。
ですから、今回の記事は、どうも纏まりが悪いです。
皆さま、悪しからず御了承下さいませ。

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拍手&コメント御礼

パチパチ殺生丸
拍手&コメントに御礼申し上げます。
11月17日に拍手とコメントを贈って下さったCさま
有難うございます。感謝、感激です。
直接、サイトの方へご挨拶しておきました。

11月19・20日に拍手を贈って下さった方々
有難うございます。嬉しゅうございます。


※後程、完結編アニメ第8話について記事を更新します。

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