忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

晴天の霹靂(へきれき)



VW(フォルクスワーゲン)、世界的に有名なドイツ車メーカーの不正が発覚しましたね。
管理人、吃驚(びっくり)しました。
メイドインジャパンに対抗できるのはメイドインジャーマニィしかないとまで言われていたドイツが・・・です。
最初は信じられませんでした。
『嘘でしょ』と思ってましたが、事態が明らかになるにつれ、その不正の悪質さに呆気(あっけ)にとられました。
わざわざテスト走行の際だけ排ガスの基準値をクリアするようなソフトウェアを組み込んでいたとの事。
何で、また、そんな事を???
そこまで手の込んだ悪事を企むくらいなら死に物狂いで基準値をクリアする技術を開発せんかい!
日本車のメーカーはずっとそうやって地道に頑張ってきました。


VW、アメリカの環境保護局から日本円にして2.1兆円の罰金を科せられるとの事です。
凄い制裁金ですね。
そればかりではありません。
ドイツ車はEUは勿論、中国や韓国でも馬鹿売れしてましたよね。
(TOYOTAを抜いて販売台数世界一になったばかり)
ということは、当然、悪名高きPM2.5にも大きく寄与している訳で。
今後、不正が発覚した米国は勿論、EU各国、中国、韓国など販売した各国ユーザーから訴えられる可能性が大ですね。
ユーザーだけではありません。
株を売買する投資家からも訴えられるようです。
投資家の言い分:【暴落した株価は会社側のせいである。
コンプライアンス(=法令遵守)を守らなかった会社側が悪い。
だから会社を訴える】てなところでしょうか。
米国では既にその準備が始まっているようです。


拍手を贈ってくださった方々に感謝いたします。
いつも有難うございます。emojiemojiemojiemojiemojiemojiemojiemojiemojiemoji
母の見舞い&実家の様子見でゴタゴタして、今、ちょっと中断してます。
その内、時間が取れたら再開します。emojiemojiemojiemojiemojiemojiemojiemojiemojiemoji
もう暫らくお待ちくださいませ。emojiemojiemojiemojiemojiemojiemojiemojiemojiemoji
今日は余りにも衝撃的なニュースに思わず投稿してしまいました。






拍手[2回]

PR

『珊瑚の出産⑮』


※この画像は『妖ノ恋』さまからお借りしてます。

その後、神楽は気を取り戻したんじゃがな。
あ奴、助けてもらった癖に殺生丸さまに一言も礼をいわんのだ。
それどころか、あの失礼な言い種(ぐさ)!(ギリギリ)
『へえ・・・あんたにも情けってもんがあったのかい』じゃぞ。
それどころか殺生丸さまが奴を無視してそのまま立ち去ろうとしたらばな。
呆れたことに『待ちな、何があったのか聞きもしねえのか』と来た。
ええい、無礼者めがっ!(怒)
今、思い出しても腹が立つっ!
じゃが、流石は殺生丸さまじゃ。
即座に『貴様の身の上話になど興味はない』と斬って捨てられてな。
ふん、神楽め、思い知ったか、身の程しらずが。
大体、殺生丸さまが貴様如き賤(しず)の女(め)に興味をもたれるはずがないんじゃ。
すると、神楽の奴、今度は『奈落の心臓をみつけたといってもか!?』と畳み掛けてきよった。
むうぅっ、どこまでもあざとい奴。
あれには流石の殺生丸さまも反応されたわ。
なにせ当時一番の関心事じゃったもんな。
それから神楽の奴、何故、自分がこうなったのかを、やれ奈落の心臓が、妖気の結晶がどうのと自分の推察を交(まじ)えつつ話し始めてな。
新たに登場した御霊丸(ごりょうまる)なる輩(やから)についても喋ってから去っていきおった。


それにしても、あ奴、奈落の手下の癖に肝心のことを何も知らされておらんのな。
本当に信用されとらんかったんじゃな。
結局、奈落に利用されるだけ利用されて最後は殺されたらしい。
ん~~考えてみれば哀れな女じゃのう。
まあ、それはさて置いてじゃ。
わしゃ、あの時の神楽にひと言いたいっ!
殺生丸さまの御前(ごぜん)じゃというのに女子(おなご)が胸乳(むなち)をおっぽりだしたままとは何事じゃ!
全く隠す素振りさえ見せんのじゃぞ!
実にけしからん!
破廉恥にも程がある!
婦女子たる者、少しは慎みをもたんかい!
うぐぐっ、恥知らずめがっ!
何よりりんの教育に悪いではないかっ!(怒)


あんっ、どこで神楽の死を聞いたかじゃと?
それは、ほれ、殺生丸さまが曲霊(まがつひ)追跡の為、わしとりんを置き去りにされたことがあったじゃろうが。
殺生丸さまが奴と戦い爆砕牙を手中にされた後のことじゃ。
曲霊(まがつひ)、あ奴は四魂の玉の中に、長年、宿っておった悪霊じゃ。
ということはじゃ、当然、生身ではない。
犬夜叉の鉄砕牙は勿論、殺生丸さまの爆砕牙でさえ歯が立たん。
この世の者ではないんじゃからな。
となると天生牙でなければ斬れん。
だから、わしとりんは仲良くお留守番じゃった。
ううっ、そうじゃ、置いてきぼりにされたんじゃ~~(泣)。
足手まといだったんじゃ~~(泣)。


それでな、わしらは楓の村に逗留することになった。
何故、そこに?と思うじゃろ。
実はな、曲霊(まがつひ)との戦いの後、わしらと犬夜叉達は楓の村に場所を移しておった。
というのもな、爆砕牙の鞘(さや)を拵(こしら)える必要があったんじゃよ。
闘鬼神のように抜き身で持ち歩く訳にはいかんからな。
それで鞘を作るとなると、勿論、鉄砕牙と天生牙を鍛えた刀々斎しかおらん。
あの老いぼれ刀匠、この時あるを予感しとったらしい。
わざわざ塒(ねぐら)から出て『爆砕牙出現』を見にきたくらいじゃからな。
鞘の材料となる枝も前もって朴仙翁から譲り受けておいたという用意周到ぶりじゃった。
爆砕牙の鞘は天生牙や鉄砕牙と違い白木作りでな。
強力無比な爆砕牙に相応(ふさわ)しく荒々しい雷紋を彫り出した意匠になっておる。
それは見事な物じゃ。
でな、鞘が出来上がると同時に殺生丸さまは曲霊討伐にお出掛けになり、わしとりんは村に取り残されたという訳じゃ。


楓の家での逗留となると、当然、犬夜叉達も一緒じゃ。
さて、そうなるとじゃ、必然的に、毎晩、あ奴らと話をすることになる。
夕餉(ゆうげ)には全員、揃うからな。
まあ、お互い積もる話が山ほどあったからな。
それで双方が知ってることをアレコレ披露し合い、擦(す)り合わせた結果、神楽の死も判明したという訳じゃ。
あっ、琥珀に聞いたんじゃないのか?じゃと。
あ奴はりんと違って寡黙でな。
神楽のことも話そうとはせんかったんじゃ。
犬夜叉達からそれを聞いた時、わしゃ、『ああ、そうだったのか』とスンナリ納得したな。
あの女、妙に諦観しとるようなところがあったからのう。
内心、いつか奈落に殺されると覚悟しとったのかもしれん。


【賤(しず)の女(め)】:身分の卑しい女。

【夕餉(ゆうげ)】:夕飯、晩飯、晩餐のこと。


※『珊瑚の出産⑯』に続く

拍手[5回]

秋分間近



お彼岸間近のせいか彼岸花が見頃になってきました。
紅の花が土手を鮮やかに彩ってくれてます。
彼岸花、別名『曼殊紗華(まんじゅしゃげ)』、これは天上に咲く花を意味します。
死人花とも呼ばれます。
この花を調べれば調べるほど、これほど『殺りん』に相応しい花は他にないと感じます。
優雅な形状、見事なまでの紅の花弁、当然、管理人も大好きな花です。

拍手を贈ってくださった方々に感謝します。
とても嬉しいです。emojiemojiemojiemojiemojiemojiemojiemoji
いつも励まされてます。emojiemojiemojiemojiemojiemojiemojiemoji
有難うございます。emojiemojiemojiemojiemojiemojiemojiemoji
御礼といっては何ですが、この後に『珊瑚の出産⑮』を公開する予定です。
もう少しお待ちくださいね。

拍手[4回]

お元気ですか?



お久し振りです。
皆さま、お元気ですかemoji
すっかり秋らしくなりました。
日中はまだ暑いですが朝晩は涼しくなりました。
土手に彼岸花が咲いてました。
そういえば、もうすぐお彼岸ですね。

創作の方はチョコチョコと書いてます。
もう少しお待ちくださいね。
拍手を贈って下さった方に感謝致します。
有難うございました。
emojiemojiemojiemojiemojiemojiemojiemojiemojiemoji

管理人は毎日emojiemojiemoji一万歩ほど歩くのですが、途中、自販機でemojiスポーツドリンクやemoji缶コーヒーを購入します。
先程、新種の缶コーヒーが入ってたので、早速、試してみました。
『カフェモカ』という名称でした。
甘過ぎず、中々、美味しかったです。



拍手[6回]

『珊瑚の出産⑭』


※この画像は『妖ノ恋』さまからお借りしてます。

りん:「かごめさま、もう戻ってこないのかな?」
りんが心配そうに呟(つぶや)く。
殺生丸さまに拾われる前、あんなに人間どもに酷い目に遭わされておったのに。
相変わらず心根の優しい奴じゃのう。
わしゃ、あ~んな口煩い女のことなど気にもならんがな。
寧(むし)ろ、清々するわい。
んっ? そういえば、りんは神楽も助けてやろうとしたことがあったな。
え~~と何時のことじゃったろうか?
ポン!(手を打つ音)
おお、そうじゃ、そうじゃ、思い出したぞ。
あれは殺生丸さまが奈落の心臓のありかを探っておられた頃のことじゃ。
以前、あの世とこの世の境にある父君の墓所で殺生丸さまが奈落と戦われたことがあったじゃろう。
おまけで犬夜叉達もおったがな。
あの時、殺生丸さまはある事に気付かれたのじゃ。
何故、奈落は身体を粉々に砕いても死なないのか?と。
そして、ある考えに辿(たど)り着かれたのじゃ。
彼奴(きゃつ)は何処(どこ)ぞに心臓を隠しておるのではないかと。
確かに、そう考えれば奴の『不死』も合点がいくわな。
事実、それを裏付けるかのように奈落の分身である神楽は胸を打(ぶ)ち抜かれても死ななかった。
あ、何で、そんな事を知ってるのか?じゃと。
実際にこの目で見たからじゃよ。
あの女、わしらの目の前で川にぶち落ちよった。
どうやら気を失っておったようでな。
いつもと様子が違っておったわ。
あのまま捨て置けば流されて土左衛門になりそうな勢いじゃったな。
殺生丸さまは「放っておけ」と仰(おっしゃ)ったんじゃが。
りんが神楽を助けようと川に入ってな。
足を滑らせ溺れかけたんじゃ。
わしゃ「これはいかん」と、すぐさま人頭杖を差し出して助けようとした。
じゃが、川底は思ったよりツルツルでな。
わしまでもが足を滑らせ溺れかける始末。
結局、殺生丸さまに助けていただく仕儀となった。
いやはや全くもって面目ない。
主の手を煩(わずら)わせるとは従者にあるまじき体(てい)たらくじゃ。
それにしても豪(えら)い目にあったわい。
浅瀬じゃからと甘く見たのが間違いであった。
お陰で殺生丸さまから拳骨を頂戴してのう。
特大のたん瘤(こぶ)をこさえる羽目になってしもうた。
ううっ、痛かったぞ!
ゴホッ、とっ、とりあえず話を戻す。
阿吽が川から、まず、わしとりんを助け、それから神楽を引き揚げてくれたんじゃ。
んっ、殺生丸さまじゃないのかって?
馬鹿者、なんと畏(おそ)れ多いことを、そんな訳あるかっ!
神楽のような下賤の女、助けてやっただけでも御(おん)の字じゃわ。
それでな、引き揚げたのはいいんじゃが、あ奴、胸の真ん中にデッカイ風穴が開いておったのよ。
本来なら心臓がある場所、つまり、即刻、絶命してもおかしくないほどの致命傷じゃった。
なのに見る見るうちに傷口がふさがっていってな。
そこへ浮かび上がる不気味な蜘蛛のような痣(あざ)。
イヤ~~魂消(たまげ)た。
なんとも面妖な出来事であったわ。

※『珊瑚の出産⑮』に続く


拍手[5回]

『珊瑚の出産⑬』


※この画像は『妖ノ恋』さまよりお借りしてます。

とにかく、もう唖然、呆然、愕然とは正(まさ)しくあの事じゃ!
戦国最強と謳(うた)われ冷酷非情な大妖怪と怖れられた、あの殺生丸さまが、人間の、それも童女のりんに膝を折られたんじゃぞ。
前代未聞の椿事(ちんじ)じゃっ!
殺生丸さまにお仕えすること幾星霜、かれこれ百五十年以上になるが、あんな場面に出喰わしたのは初めてじゃ。
いやあ、もう今でも信じられん。
そもそも殺生丸さまという御方は途轍もなく矜持がお高い。
御母堂さまにさえ頭を下げん。
天空の城に出向いた時もそうだった。
冥道残月破を真円にする秘訣を聞きにいったにも関わらず挨拶ひとつされん。
それくらい徹底しておる御方なんじゃ。
だからな、判るじゃろう。
殺生丸さまが如何にりんを大事に思っておられるかが。


そうそう、それから、女退治屋の件についても話しておかんとな。
先程、りんの話に出てきた雌の赤子を二匹産んだ珊瑚とかいう女のことじゃ。
わしは全てが終わってから知ったんじゃが、あ奴、大蜘蛛の中での戦いの際、奈落の姦計にはまりおってな、りんを殺そうとしたらしいわ。
何でも瀕死の法師を救わんが為、やむなく、りんを犠牲にしようとしたと聞いたが。
とんでもない女じゃっ!
いくら好いた男(おのこ)の為じゃろうが、わしなら許せんな。
じゃが、その珊瑚をな、殺生丸さまが特に赦(ゆる)されてお咎めなしとされたんじゃ。
むぅ~~蚤(のみ)妖怪の冥加ではないが命冥加な奴よ。
昔の殺生丸さまなら問答無用で、即、瞬殺じゃったろうに。
う~む、殺生丸さま、冥界から戻られてから頓(とみ)に慈悲深くなられてのう。
まあ、それこそが亡き父君から示された天生牙の使い手としての条件だし、ひいては爆砕牙入手の為の布石でもあったんじゃが・・・。
くぅっ、殺生丸さま、邪見は感無量にございます。
思い起こせば御自分の刀を探し求め人界をうろつき廻った長の年月、ううっ、よくぞ、よくぞここまで辛抱なされました。
ヨヨヨッ、邪見は、邪見は、嬉しゅうございます~~~(涙)×(涙)


さて話を続けるぞ。(キリッ)
その後、わしは殺生丸さまに従い西国に入国した。
殺生丸さまにとっては実に二百年ぶりの御帰還じゃった。
西国は殺生丸さまの生国(しょうごく)、今は亡きお父上、偉大なる闘牙王さまが治めておられた国じゃ。
本来なら父君が身罷(みまか)られた時点で嫡嗣(ちゃくし)である殺生丸さまが即位されるはずであった。
しかし、あ~~その何だ、皆も知っておるだろうが、殺生丸さま、お父上の形見の鉄砕牙を捜す為に出奔されてしまってな。
その結果、何と二百年もの間、国主の座が宙に浮いてしまっておったという訳じゃ。
何という凄まじい執念、流石は殺生丸さま、刀一振りの為に二百年も人界をほっつき歩いておられたとは。
あ? その間、西国はどうなっとったか?じゃと。
そこは心配せんでもいい。
父君の股肱(ここう)の臣である尾洲殿と万丈殿の御両名がビシッと国許を固めておられたんじゃから。
御母堂さまも後見として天空の城から睨(にら)みを利(き)かせておられたしな。
まあ、多少の軋轢(あつれき)やゴタゴタはあったんじゃが、ここでは割愛しておく。
いや、端折(はしょ)るなといわれても、これが実際には色々とややこやしくて。
あれこれと説明が面倒なんじゃ。
だから、ここでは省(はぶ)かせてもらう。(キリッ)


※『珊瑚の出産⑭』に続く



拍手[7回]

なんてこった!




久々なので投稿の仕方までうろ覚えです。
情けないったらありません。
母親は、やはり大腿骨の骨折で手術となりました。
そんな訳でまたまた投稿は不定期となります。
こんな放置三昧(ほうちざんまい)のしょうもないブログを見捨てないでいてくださる心優しい方々に心より感謝いたします。
まずはハヤキさま、コメント有難うございます。
お久し振りです!
お元気のようでなによりです。
45℃さま、嬉しいお言葉に御礼申し上げます。
嵯峨野すみかさま、沢山のコメント有難うございます。
感謝感激にございます。
それで御礼としまして、ずっと前に書いておいた『珊瑚の出産⑬』を投稿します。
楽しんでいただければ幸いです。




拍手[2回]