犬夜叉 -完結編- 第07話 「梓山の霊廟」 今回のタイトルからして兄上やりんちゃん、邪見の登場は無いだろうと判断してました。 ですから、嬉しい誤算です。 兄上が、りんちゃんが、邪見が、今回はバッチリと登場です。 ウフフフフフ・・・・兄上御一行は何遍見ても飽きませんねぇ。 殺りんラブの管理人、このまま放っておくと兄上サイドのことばかりダダ~~~ッと書き連ねてしまいそうです。 ですから、とにかく第7話目の内容紹介に入りましょう。 今回は、かごめが怪我をした鋼牙の手当てをしているシーンから始まります。 これから犬一行と行動を共にする鋼牙なのですが、今後の放送予定の内容から判断すると早々と姿を消しそうです。 前回の記事を参照してみて下さい。 次回の第8話目のタイトルは『星々きらめきの間に』。 これは間違いなく桔梗昇天の話です。 原作では、奈落に両足の四魂の欠片を取られた鋼牙は、その後、すぐ戦線を離脱します。 五雷指を保持しているものの、四魂の欠片を失った鋼牙に嘗(かつ)ての俊足は望むべくもありません。 俊敏さを失った鋼牙では狡猾な奈落に対抗できません。 妖狼族の先祖の一度きりの加護も最早ありません。 ということで、次回、8話目辺りで鋼牙は心を残しながらも犬一行の許から立ち去るはずです。 崩壊した白霊山の跡に赴き、人間の心(=鬼蜘蛛)を取り戻した奈落は、桔梗を今度こそ葬る為に蜘蛛の糸の罠を張ります。 奈落の蜘蛛の糸に穢された桔梗。 骨と土で作られた仮初めの体にヒビが! 助けに来たかごめも桔梗と同じく蜘蛛の糸に穢されてしまいました。 そのせいで浄化の破魔の弓の弦(つる)が切れてしまいます。 これでは破魔の矢を射ることが出来ません。 やむなく桔梗に教えてもらった梓山の霊廟まで弓を取りにいく羽目に。 犬夜叉は桔梗と一緒に待機です。 代わりに鋼牙がかごめを負ぶって梓山に向かいます。 霊山である梓山に着いたかごめと鋼牙、弥勒、珊瑚、七宝、雲母(きらら)。 しかし、梓山に迎え入れられたのは、かごめのみ。 見る者の心によって神にも悪魔にも姿を変えるという梓山の精霊には顔がありません。 すると見る間に精霊の姿形が桔梗へと変化していきます。 弓を受け取ったかごめに襲い掛かる試練。 それは、蜘蛛の糸が見せる、かごめの心が作り出した幻です。 かごめが迷いを断ち切った時点で次回へと続く流れになっています。 今回から桔梗昇天までの経緯は拙宅の第20作目の小説『我が執着は蜘蛛の糸の如く』を読んでいただくと、より理解しやすいかと思われます。 犬一行の話は上記の通りですが、蜘蛛の糸に穢された桔梗は、式神をつけて琥珀を隠します。 しかし、目敏い夢幻の白夜に見つけ出され、琥珀は白夜の差し向けた毒ヘビに噛み付かれてしまいます。 瘴気の毒に侵され気絶する琥珀を夢幻の白夜から助けたのが兄上(結果的にね)。 勿論、この場合の使用技は冥道残月破、まだまだ修行中のせいか形状はデッカイ三日月です。 マア、兄上の場合は琥珀を助ける気満々じゃなくて、単に白夜の臭い(=奈落の臭い)が気に喰わないから斬りに来ただけなんですがね。 形勢悪しとサッサと逃げる夢幻の白夜。 こういう逃げ足の早さは本体の奈落ソックリです。 そして絶品なのが、この後の兄上御一行の会話!!! 「さわるな、りん」 「毒ヘビだ」 「うん・・・でも、邪見さまが噛まれた」 「助けてください、殺生丸さま、痛い」 赤字の部分が原作には無い台詞です。 特に邪見の台詞は完全にアフレコ?! その後、原作では、スッカリ瘴気の毒から回復した邪見と琥珀が登場します。 でも、殺りんファンなら、瘴気の毒ヘビに噛まれた邪見と琥珀のその後が気になりますよね。 その隙間(すきま)部分を管理人が勝手に妄想して小説に仕立て上げた物が第5作目の『瘴気』です。 瘴気の毒なので特製の薬草畑を栽培する地念児親子を絡ませた話になってます。 もし宜しければ御覧になって下さいませ。 [0回]PR