忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

犬夜叉 -完結編- 第21話「奈落の体内へ」

f4b11696.gif





皆さま、大変お待たせしました。
アニメ完結編第21話「奈落の体内へ」の感想を始めます。
今回の内容は多少チョコチョコ改変されてますが原作にほぼ忠実です。
まずプロローグは奈落の語りから始まります。
五十年前の奈落誕生の経緯(いきさつ)が、旧作アニメの映像が効果的に使用されて回想シーンを盛り上げてます。
桔梗に恋焦がれた野盗、鬼蜘蛛の執念が、犬夜叉と桔梗の悲運の恋が、鮮やかに描き出されています。
こういう処がアニメの良さです、流石ですよね。


唯、この奈落の語りで非常に重要な台詞部分が抜けているのが気になります。
夢幻の白夜の問い掛けに対する奈落の答えが。
「奈落、玉を使ってなにをするつもりだい」
「なにをする・・・か。ふっ・・・なにもない」
意識的に抜いたのでしょうか?
後々、もっと緊迫した場面で使用する為に。
原作連載時に、上記の台詞を読んでガクッとした覚えがあります。
「なにもない」
・・・・・そりゃ、ないでしょうと。
なにもないのに、ワザワザここまで事を大きくして四魂の玉を完成させたのか!?ってね。
もう、当時、本当に愕然としましたもん。
管理人と同じように感じた方は多かったのではないでしょうか。


とりあえず話を進めましょう。
場面は転換して現代に。
かごめの実家、日暮神社です。
高校に補欠ではありますが合格したかごめ。
喜び勇んで卒業式に臨みます。
仲良しの三人組みと合流して、イザ卒業式に。
式も終わり教室でワイワイ。
そこへお人よしの北条くんが登場。
「いい人」が、この場面では「間抜け」に読めてしまいます。
ウウッ、気の毒だな、北条くん。
卒業式に出席して現代ですべき事をすませて犬夜叉の待つ戦国時代へと戻るかごめ。
この骨喰いの井戸を通るのも、後二回だけです。
奈落を滅して四魂の玉をも消滅させた後に一回、最後は三年後に。


完全なる四魂の玉を取り込み変化する奈落。
側には曲霊に憑依されたりんちゃんが気を失って寝かされています。
空一面に広がる邪気、それに曳(ひ)かれて取り込まれていく夥(おびただ)しい数の妖怪。
大蜘蛛に変化した奈落、ン~~~でも、この大蜘蛛、今ひとつですね。
原作のような迫力がない。
高橋先生の作画は凄かった!
怖ろしくリアルで、蜘蛛嫌いの管理人をゾゾォ~~~ッとさせましたもん。


その大蜘蛛を上空から俯瞰(ふかん)する兄上。
襲い掛かってくる何匹もの妖怪を爆砕牙で簡単に消滅させます。
そんな様子を側で見ていた夢幻の白夜、兄上を挑発します。
どうも白夜って、それとなく兄上を言葉責めしてませんか?
死神鬼以後、曲霊といい、夢幻の白夜といい、やたら兄上を言葉で責める輩(やから)が続くと思いません?????
「遠慮なく斬ったらどうだい?」
りんちゃんを無事、保護してない以上、兄上が斬
れっこないと知りながら!
そして、更に言葉を続けます。
「連れの小娘が心配かい? お察しのとおり・・・いるよ。奈落の中に」
ダア~~~そうと知っては、兄上、絶対に斬れない!
大蜘蛛の奈落がお尻からブチュッと瘴気その物のような蜘蛛の糸を吐きます。
ゲッ、やだ~~~凄くお下劣な感じ。
集まってきた妖怪どもが瘴気の蜘蛛の糸に触れて溶けていきます。
危なげなく蜘蛛の糸を避ける兄上です。


そこへ到着した犬かご&弥珊のツーペア。
自ら体内を開き入って来いと誘いかける大蜘蛛の奈落。
一切、躊躇(ちゅうちょ)せず敢然(かんぜん)と奈落の体内に飛び込んでいく兄上。
格好いい~~~~兄上!!!
Super good job!!!
完全に囚われの姫を助けにいく騎士のシチュエーションです。
もう、これだけで、どれだけ兄上が、りんちゃんを大切に思っているか誰の目にもバレバレですね。(●^o^●)×(●^o^●)
連載時、ここの部分を読んで大喜びしてましたっけ。
アニメでも同様にニタニタと喜んでおります。
続いて犬かご、弥珊と奈落の体内へ飛び込んでいきます。


この時の弥勒の珊瑚への言葉にジンとしましたっけ。
原作連載時は、下の台詞で弥勒の死亡フラグが立ったと大騒ぎでした、懐かしい。
「すべて終わって帰ったら・・・祝言をあげよう」
原作から見てきた方々は、この先、どうなるか判ってます。
安心して見てられるでしょう。
さぞかし弥珊ファンの方々が狂喜乱舞されたことでしょう。
文字通りのプロポーズですから。
もしかしたら戻れないかもしれない。
それでも云っておきたかったんでしょうね、弥勒は。


兄上、犬かご、弥珊を呑み込んだ後、大蜘蛛が出口を閉じます。
そして、足を折り曲げ完全な球体へと変化します。
夢幻の白夜の言うとおり、宙に浮かぶ巨大な四魂の玉のようです。
この球体奈落も、アニメより原作の方が迫力があります。
如何に高橋先生の作画が上手いかの証明です。


奈落の体内では犬かご、弥珊、それぞれの戦いが始まってます。
金剛槍破もロクに効果なし。
新技、冥道残月破を使おうとする犬夜叉に対し、不安げなりんちゃんの映像を見せる奈落。
まやかしだと思いたくても、万が一、本物だったら・・・・?
もし本物のりんちゃんだった場合、犬夜叉は、即、兄上に爆砕牙を喰らわされることでしょう。
勿論、犬夜叉だけで済むはずがない、弥勒も珊瑚も七宝も、それこそ犬夜叉に関わる全てが爆砕牙で葬り去られることになるでしょうね。
それほど、兄上に取って、りんちゃんの存在は重い!のです。
  
天生牙<<<りんちゃん
そう考えたら、とてもじゃないけど冥道残月破を撃てない犬夜叉でした。
仕方がありません。
奈落の攻撃を避けつつ逃げる犬かごと弥珊。


まずはツーペアを分断させる方法を取った奈落です。
力を集中されると厄介ですからね。
かごめのアドバイスにより四魂の玉を捜す犬夜叉に変化が!
玉の邪気に心を喰われ妖怪化する犬夜叉。
犬夜叉の鋭い爪が、かごめの右腕を掠(かす)めた。
鮮血が飛び散ります。
逃げ惑うかごめを妖怪犬夜叉が追う。
邪気の矢で犬夜叉を射抜けとかごめを嗾(けしか)ける奈落、それを拒否するかごめ。
追い詰められ、犬夜叉に押され、文字通り奈落の底に落ちていくかごめで今回は終わってます。

拍手[1回]

PR