［邪見ｖｓ琥珀、下僕としての有用性］

今日は朝から雨が降り肌寒い日なので、思わず奈落の狒々の毛皮姿を選んでしまいました。

何だか、兄上のモコモコに匹敵しそうな程、ヌクヌクそうなんだもん

さて、邪見と琥珀の下僕としての有用性について考察してみましょうかね？？？

邪見云わずと知れた殺生丸の下僕。　兄上にお仕えする事カレコレ百ウン十年になろうかと云う古参の召使。　兄上一筋の忠義者ではあるが・・・・いつも一言多くて折檻される緑色の小妖怪。

一方の琥珀妖怪退治を専門とする退治屋の長の息子。　奈落に嵌められて父親や一族の者を殺した上に自分も命を落とすものの奈落に四魂の欠片を背中に仕込まれ蘇生それ以後◆記憶を無くしたまま◆奈落の手下としてこき使われる。　ある時から記憶を取り戻し、憎い仇の奈落を狙い始めるが失敗。　危うく魍魎丸に取り込まれそうになる処を桔梗に助けられる。　その後は桔梗と行動を共にするが桔梗も又、遂に奈落に殺されてしまう。　（それにしても琥珀と行動を共にしてきた者は皆死ぬな　神楽しかり桔梗しかり・・・・それも綺麗なお姉さんばっかり　頼むから兄上は死なさないで頂戴よ）　逃げようとして奈落の分身、夢幻の百夜に瘴気に塗れた蛇をけしかけられ、あわや一巻の終わりかと思ったら兄上に救われ、拾われ、現在に至る少年。

まず戦闘能力において　これは圧倒的に琥珀が有利。　邪見も人頭杖を持ってはいるものの、元々、非力な小妖怪なので戦いにおいては余り期待できない。　それに対して琥珀は妖怪退治専門の退治屋の長の息子だけあって鎖鎌を主体にした戦闘が得意。　七人隊の狂骨に襲われた時も楽々と攻撃をかわし逆に腕を斬りおとしている程。

次に食料調達能力について　りんちゃんの為に食料を調達する能力においても琥珀が有利か？と。　同じ人間である為、りんちゃんの要求を察する事も容易で、しかも戦闘能力は、そのまま食料調達においても遺憾なく発揮されるでしょう。　魚取り然り木の実取り然り又は人里に出向いて物々交換をする際にも有利かと・・・・・こうやって書いていくと邪見完全に琥珀に負けてるじゃないの
頑張れ邪見　負けるな邪見

唯、兄上にとって琥珀は少年とは言え・・・・男　大体、匂い自体が気に入らないでしょう。　オマケにりんちゃんと年も近い上に同じ人間。　正直、面白くはないだろうなと。　でも行きがかり上、ソコラに放り捨てる訳にもいかないし、背中に四魂の欠片を仕込んでるし、気に入らないけれど取りあえず我慢してやるか状態でしょう。　邪見は男じゃないのかって・・・・・それは、もう、妖怪としても、ご老体のようだから、兄上にしてみれば、男の範疇に入ってないんじゃないの