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結界


先日、日記にも書きましたが、『You Tube』なる物に嵌っております。
中でも特に気に入った物が、殺りん部門の“Sesshoumaru&rin All about us”です。


わずか3分29秒の映像なんですが、その全てが 『殺りん』のハイライトシーンで埋められてます。
音楽も大変に乗りが良くて、此処最近、何度、こればかり繰り返し見ている事か
『殺生丸さまと永遠に一緒』がメインで、後は、殺りんの初めての出会いシーン、『天下覇道の剣』の名シーンで構成されてます。


それで、ふと気付いた事があります。
『天下覇道の剣』で、りんちゃんが、かごめを庇って、刹那猛丸(せつなのたけまる)の前に立ちはだかる名シーンが有りますよね。
小さな身体で天生牙を片手で持って、毅然と、大の男の前に立つ、りんちゃん。
どんなにか怖ろしかろうに、それでも、健気に、兄上が、必ず来てくれる事を信じて。
そんな緊迫した状況の中、兄上が、駆け付けます。
猛丸の振るう叢雲牙を、間一発、兄上が闘気神で防ぎます。


あのシーンは、何度見ても素敵なんですが、もし、仮に、兄上が間に合わなかったとしても、天生牙が、結界を張ってりんちゃんを守ったのではないかと思いました。


何故かと申しますと、かごめが、物語の最初の方で、鉄砕牙を持ったまま、兄上に毒華爪を浴びせかけられた事が有りましたよね。
あの時も、鉄砕牙の結界が働いて、かごめは無事でした。
鉄砕牙に出来たなら、天生牙にも、当然、出来る筈です。


況してや、当時のかごめは、まだ『守られるべき者』としての位置が確立していたとは云えません。
それでも、鉄砕牙は、かごめを守りました。
鉄砕牙も天生牙も父上の牙から作られた刀です。
つまり、それらの刀の意思は、即ち、父上の意思でも有る訳です。
ならば、兄上にとって何よりも大事な最愛のりんちゃんをどうして天生牙が守らない事があるでしょうか


御礼
11月27日の22時台、11月28日の20時台に拍手を贈って下さった方々に御礼申し上げます。原作が萌え始めている昨今、益々、やる気が湧き起こってまいりました。
有難う御座いました。


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