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猫の御題から推測◆◆第551話

狒々の奈落
ハナミズキが、とても綺麗な昨今です。
赤・白・ピンク・黄色・薄黄色・先端が少しピンクなど。
管理人の住む地域には、沢山、植えられているので目の保養になってます。ツツジも咲き出し、百花繚乱の春になりつつあります。



それでは、世間話は此処ら辺にして、恒例の推測記事に入ります。
いつものようにネタバレ情報は、K月様より。
毎度の事ながら、感謝、感謝、只管、感謝
これからも、宜しくアルね~~~
そんじゃ、『続く』から入るヨロシね~~~
御題は『落下』

画像は犬夜叉と変化奈落。

煽り文句は、以下の通り。

「移動を始めた崩壊寸前の奈落。目的は楓の村の壊滅・・・!?」



もう、その物、ズバリの御題ですね。
現在、崩壊進行中の巨大奈落玉、それが、楓の村を目指して落下しつつある訳ですね。
傍迷惑も、此処に極まれりって感じです



当初は、犬一行関係者だけで収まるかと思ってた闘争が、此処に到って、トンデモナイ大量虐殺(ジェノサイド)に発展しそうな気配がしてきました。
殿・・・・貴方って御方は、何処まで、他人に迷惑を掛ける御積もりなのか



元々、鬼蜘蛛の桔梗への横恋慕から始まった四魂の玉へのアプローチ。
その為に、わざわざ、自分の体を妖怪どもに食わせたのに、望みは叶うドコロか 恋しい桔梗を殺す羽目になるわ、自分の心は、封印されるわと、散々な結果に終りました。



やっとこさ、出てこれたと思えば、今度は、五十年も経ってるわ、桔梗は亡くなってるわ
無双が、恋敵の犬夜叉をブッ殺したくなる気持ちも、少しは理解出来ます。
尤も、奈落の体から出た途端に、彼奴が、仕出かした所業は、悪党その物ですが。



その無双、イエ、鬼蜘蛛の心と、完全に同化している現在の奈落(殿)。
もう、奈落なのか、鬼蜘蛛なのか、分ける事すら不可能なのでしょう。
最早、鬼蜘蛛の望みは、奈落の望み。
叶えられる事の無かった鬼蜘蛛の望み。



鬼蜘蛛(奈落)が、真に、望んだのは、桔梗。
桔梗を得んが為に、自由な体を、力を得んが為に、四魂の玉を望みました。
力の希求にしても、それは、突き詰めていけば、桔梗を得んが為です。



それなのに、奈落(鬼蜘蛛)が、力を求めれば求める程、桔梗の心は遠ざかり、疎まれるばかり。
結局は、二度も、自らの手で桔梗に手を掛ける事になります。
嫉妬という魔の囁きによって。
何と云う因果な
愚かな所業を二度も繰り返す。
これも四魂の玉に拘わった者の宿命なのでしょうか



更に過去を紐解けば、四魂の玉を、此の世に生み出す切欠を作った翠子にしても、桔梗と同じ様な目に遭っています。
そう考えると、桔梗自身、翠子の生まれ変わりなのかも知れません。
そして、翠子と同じ運命を辿る結果となった。



もしかすると、何度も何度も、繰り返される運命を、修正する為に、かごめが生れて来たのかも知れませんね。
だからこそ、かごめは、大いなる力を授かって来たのかも
今度こそ、四魂の玉の因果を断ち切る為に。
そもそも、此の世に出現すべきではなかった四魂の玉を完全に【消滅】させる為に



その四魂の玉は、現在、奈落と同化しています。
崩壊の一途を辿る奈落玉(一応、分離したので本体に影響は及びませんが、完全に破壊されるまでは、奈落の誘導可能)。
その奈落玉を、楓の村に落下させる積もりなのでしょう。



白霊山の時でさえ、全山の草木は、一本残らず枯れ、死の山と化しました。
今の奈落玉の瘴気は、その時の比ではない筈。
現代の原爆や水爆に匹敵する威力かと推察。
云うならば生物化学兵器
途轍もない瘴気は、放射能並みの効力。
もし、楓の村に、あんな物が落ちたら、村の壊滅どころか、現在の東京に相当する武蔵の国が、丸ごと壊滅するんじゃないでしょうか

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