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棚上げ兄上が大好き★

お仕置き主従
そろそろ新作に取り掛かろうかな?と思っている管理人です。
御題が降りて参りましたので。


それもあって原作を読み返してたんですが、33巻の、あの世の境での戦闘の兄上の台詞に、思わずウププッ・・・と笑いが。
★=(^m^)×(^v^)×(^0^)=★
奈落との問答シーンです。


「どうする? 殺生丸。」
「わしを斬り刻むたびに、瘴気が満ちあふれる。」
「この場にいる者は、いずれ死に絶える。」

そんな奈落に兄上が返した名(?)台詞。

「ふっ 奈落。」
「言いたいことは、それだけか。」
「人間ごときの命と引きかえに剣を鈍らすほど・・・この殺生丸は甘くはないわっ。」

原作では、『甘くないわっ』だったんですが、声優の成田さんは、『甘くないわっ』と、一呼吸入れる台詞に変更されてます。
管理人も、こちらの方が、台詞として言い易いだろうと思います。
ですから、アニメの方の台詞を採用しました。


クスクスッ、兄上にとって、犬一行が、死のうが生きようが、大して気にならない存在だからこそ吐けるんですよね、あの格好良い台詞。
邪見は、一応、自分の下僕だけど、この際、大事の前の小事という事で目を瞑(つぶ)るって処でしょうかね。
それに、犬夜叉が居るから、少々の事はカバーするだろうと兄上なりの目算が働いていただろうと思います。
兄上は、結構、自分の弟を、口にこそ出さないけど信用してると考えられる節が、多々、見受けられます。


しかし あの場に、りんちゃんが居たら、どうなったでしょうね???
絶対に、あんな見事な啖呵は切れないと思います。
兄上、お得意のダンマリ戦術に切り替わったんじゃないかと。
(蛇骨との戦闘シーンが典型的)
そして、喋る代わりに行動で己が意思を示される。
不利な状況になると、兄上は、即、お口を閉ざす傾向が有りますので。
下手に喋って相手に己の行動を読まれないように。


追記

そうそう、この時、兄上は、奈落が結界から出した竜のような尻尾(?)を闘鬼神で斬ったんですよね。それで、瘴気が、周囲に溢れ出して、当然、兄上も、その瘴気を浴びたのですが、全く平気。
兄上自身が、猛毒の保持者なので、少々の毒なんぞ屁でも無いのね、と頭にインプット。
そう云えば、七人隊の霧骨の毒も、全然、効果無しだったっけ。


そうしたデータが有るから、曲霊に兄上が毒負けしたのを見て、酷く驚いたんでした。まさか、兄上が、毒で負けるなんて思いもしなかったから。
【曲霊の毒>兄上の毒>奈落の瘴気】
上記の関係が成り立つ訳です。


それで曲霊って奈落よりも強いと思ったんでした。
戦い方も、悪霊だけあって、良心の呵責なんぞ、一切、無いから、凄く思い切りが良い。あの奈落が、まだるっこく思えた程でした。


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