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現在、大蜘蛛に変化した殿の体内で、失神りんちゃんに憑依して待機中の曲霊。彼奴めは、悪霊、霊体の為、実体に憑依する必要が有るのではと思います。霊体には実体が無いので、何かをしようと思えば、実体を持つ者に憑依するしかないのでしょう。
だから、琥珀に憑依しました。
四魂の欠片を汚し、憑依して琥珀の身体ごと奈落の、殿の許へ連行しようとしたのでしょう。逃亡の際、弥勒に霊体の一部を吸われましたが、本体は、欠片のせいでパワーアップ。
どうも、曲霊の霊体は、僅かでも本体の一部が残っていれば、再生可能のようです。最初に兄上に左目を斬られた時も、時間が経過したら再生してました。
まんまと出し抜いた筈の兄上に、天生牙で、本体の殆どを斬られ、今度こそ、彼奴の息の根を止めたと思ったものの、又しても、弥勒に吸い込まれた一部が再生。
クウゥッ 何ともしぶとい
完全に跡形もなく消滅させなければ何度でも再生する訳ですね。
特に、今は、完全に汚れた四魂の玉の力が曲霊に助勢しているのですから、尚の事でしょうね。
曲霊は、りんちゃんに憑依して何をしようとしているのか
順当に考えるならば、兄上の阻止ですよね。
りんちゃんと云う、兄上にとって唯一にして最大の弱味とも言うべき人質を使って、爆砕牙と天生牙の同時阻止。
爆砕牙を使われては、奈落の身体自体が破壊されてしまいます。
天生牙を使われては、己が、危うい。
幸い、人質は、自分の手の内に有ります。
りんちゃんを使って、奴は、どんな良からぬ事を企んでいるのやら
犬一行の動向も気になりますし、今後の原作の展開から目が離せません。
御礼
12月2日に拍手を贈って下さった方に感謝致します。
有難う御座いました。