曲霊（まがつひ）とは・・・・

今回、明らかになった凶悪妖怪の名前、『曲霊（まがつひ）』、お手許に公式ガイド「奥義皆伝」を持ってらっしゃる方は、２０ページの奥義目録の段を開いて下さい。下半分に弥勒の祖父、弥萢（みやつ）法師の著書「一霊四魂論」に基づいて人の心や妖怪の心について説明した文章が載ってます。そこに、『曲霊（まがつひ）』が、出てまいります。
そうは云っても、中には「奥義皆伝」を持っていない方もいらっしゃるでしょう。後ほど、その部分を抜粋して詳しく書き込む事に致します。

追記：：
まず心の素、一霊は四つの魂によって構成されているとの事。
荒魂（あらみたま）＝勇気、向上、前向きさを司る。蛮勇、争い好きに転ずる。
和魂（にぎみたま）＝親愛、優しさ、思いやりを司る。悪意に転ずる。
奇魂（くしみたま）＝知恵、巧みさ、察しの良さを司る。邪まな謀を巡らす力に転ずる。
幸魂（さきみたま）＝愛を司る。執着、妄執に転ずる。
ンンッ！？これを書いてて何だか、それぞれ犬一行を現しているような気がしました。
荒魂＝犬夜叉、和魂＝珊瑚、奇魂＝弥勒、幸魂＝かごめ、というように。それぞれ、四つの魂が一つになった心、一霊を持っているのですが、各メンバーの突出した部分が、上記ではないか？と思えてなりません。えっと、脱線してては、いけませんね。さて、上の四つが正しく働いた一霊を【直霊（なおひ）】と云いまして自然の理（ことわり）に一致します。それに対し、邪悪に穢れたものを【曲霊（まがつひ）】と申しまして自然の理（ことわり）に反するそうです。は曲霊に転じた場合を記してます。それから、それぞれの魂の量は、持ち主の行いによって増減するとの事でございます。つまり、【曲霊（まがつひ）】とは邪念その物という訳で御座いますね。