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第515話『借り物の体』

 がみょ~ん冥加
前回に引き続き吃驚(びっくり)仰天な展開が続いている『犬夜叉』です。

現場に急行してきた犬一行。凶悪妖怪に睨まれて倒れたかごめ。

同じく倒れた琥珀には、りんちゃんが。琥珀を気遣う優しいりんちゃん。

騒然とした状況の中、兄上が毅然とした御言葉を!

「琥珀をつれて この場を去れ。」「邪魔だ。」

久々に兄上らしい御言葉、やはり、兄上は、こうでなくては。

痛々しい兄上の惨状に怯む犬夜叉に対し、兄上が見せた大妖の真価。

「ふっ・・・」「見くびられたものだな・・・半妖ごときに憐れみを受けるとは・・・」

ザワ・・・と妖気がゆらめくと次の瞬間、な、何と、あの穴が開いた兄上の右腕の傷が、あっと言う間に塞がったではありませんか。目も赤くなってる。

復活した兄上が再度、凶悪妖怪に襲い掛かる!

ウオッ!それだけでは御座いません。兄上が化け犬の本性を現し凶悪妖怪の頭部を牙でもぎ取った!というか・・・・噛み千切った!

しかし、それでも、こ奴は死にません。瘴気を放ち、バキバキと体(首なし)を触手に変化させていきます。

瘴気に弱い仲間を気遣い、空中に逃げるように指示する犬夜叉。

珊瑚はキララに乗りかごめと七宝を、弥勒は、ちゃっかり阿吽にりんちゃんと相乗りして琥珀を。(ウ~~ン、後で、りんちゃん、邪見に温泉か川に連れていかれそう。何故って・・・兄上の嫌いな不快な臭い【成人男性】が纏いついてるんだもん!琥珀は一応、少年と云う事で目こぼししてもらってるんだから)

生命力も闘い方も奈落と全く同じですが、明らかに違うと弥勒が気付きます。

犬夜叉の攻撃を受け触手を斬り落とされながらも、化け犬の殺生丸の口中に咥えられた凶悪妖怪(頭部)が、嘲るようにほざきます。

「いくらでも壊せ・・・借り物の体だ。」

その言葉に相手が奈落の分身ではないと気付いた犬夜叉が詰問。

「てめえ・・・奈落の分身じゃねえのか!」

「あのような半妖と一緒にするな」・・・・もう、台詞まで、この凶悪妖怪ったら兄上と似てるんだから!!!

バキバキと襲い掛かる触手を金剛槍破で防御する犬夜叉、何と首なし胴体は空中に浮かんで攻撃を避けたではありませんか。

それだけではありません!化け犬の兄上を触手でギシギシと拘束してしまったのです。余裕たっぷりに吐き出された台詞は・・・・。

「くくく・・・一匹ずつ片付けていこうか・・・」

「てめえ、なんなんだ!」相手の正体が判らず質問する犬夜叉。

その質問に返された凶悪妖怪の言葉は・・・・。

「聞くなら答えよう。わしは・・・曲霊(まがつひ)」

遂に凶悪妖怪の名前が明らかになりました。その名の意味する通り、四魂の玉に潜んでいた邪念その物と判断しても良いでしょう。緊迫した状況のまま、以下次号となっています。

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