奈落(=鬼蜘蛛)の苦悩 コミックスを改めて読み返してみると奈落(=鬼蜘蛛)って苦悩してるんだなと感じます。 鬼蜘蛛は、元々、桔梗を手に入れたいが為に自分の体と魂を妖怪どもに差し出しました。 四魂の玉も欲しかったけど、それは桔梗を自分の女にしておく為だから、飽くまでも、サブ目標でした。 でも、実際には、そこまでしたのに、思惑は全部外れ。 桔梗は自分のモノになるどころか、大怪我負わせちゃうし、恋敵の犬夜叉の後を追って死んじゃうし、狙ってた四魂の玉は行方不明。 おまけに、その後、五十年間も奈落の精神の奥底に封印されちゃいます。 自由に動ける体が欲しかったのにねぇ~~~ ひとっつも望みは叶ってません 本当に散々な目に遭ってます。 『骨折れ損のくたびれ儲け』って、本当にこの事だなぁ~~って思います。 利用されるだけ利用されて、全然、報われてない 考えてみたら気の毒ですな。 だからなのかしら 鬼蜘蛛と融合した奈落が、トコトン、他者を利用しようとするのは 自分が、こうも利用されまくったんだ。 貴様らも徹底的に利用し尽してやるって意気込みです。 『怨み晴らさでおくものか』を地で行ってます。 [0回]PR