北条早雲 北条早雲有名な北条家の初代です。とはいえ、この『北条早雲』という名前自体、当の御本人は名乗っていないことを銘記しておかねばなりません。本名は『伊勢新九郎盛時』、出家後は『早雲庵宗瑞(そうずい)』です。「大器晩成」という言葉がこれほど似合う武将は他にいません。何しろ歴史の表舞台に出てきたのが延徳三年(1491)、早雲は60歳の時でした。現在でも若いとはいえない年齢です。まして寿命の短い戦国時代では老人も老人。人生終わりかけの老将といっても差し支えないでしょう。なのに、この老人は「老いてますます壮(さかん)なるべし」を地でいきました。と持っていきたかったのですが、この年齢が、昨今の研究で怪しくなってきました。どうも、実際の享年(きょうねん)は63歳だったようです。んもぉ~~残念!従来の88歳の方が「老人の星」で面白かったのに。ガックリ_| ̄|○です。愛刀 “日光一文字”太刀 無銘 名物「日光一文字」 - 備前の名工、福岡一文字作の名刀日光二荒山に奉納されていた太刀を北条早雲が手に入れて以降、北条家の家宝となった刀。小田原征伐の際に、北条家との和平工作に活躍した黒田官兵衛に与えられた。家紋 “三つ鱗(北条鱗)” [1回]PR