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不覚・・・・


どうやら風邪の引き始めのようです。
子供達が、早々と学校から貰ってきたウイルスに、遂に感染したみたいです。
昨年は、珍しくも風邪を引かずに過ごせましたが、今年の冬は、少々、苦戦しそうです。



昨日、ブルッと寒気を感じましたが、あれが兆候の始まりだったようで。
今の処、喉が少し痛いのと鼻が詰まり気味で熱は無し。
何とか、酷くなる前に治さねば



サンデーの予測でも不覚を取りました。
りんちゃんの拉致は、当然、兄上に対する対抗手段と捉えていました。
しかし、犬夜叉一行にまで有効だとは考えていませんでした。



まさか、(爆砕牙+天生牙+鉄砕牙)の三剣を全て封じる為の手段になろうとは・・・・。流石は殿
 『深慮遠謀』とは、貴方の為に有るような言葉で御座いますね。
先の先まで考えを巡らして手を打つ。
本当に悪知恵が良く廻る御方で御座います事。



鬼蜘蛛=人間の心を取り込んでいるとは言え、その知恵の巡らし方には呆れる程で御座います。その知恵を、四魂の玉集めになど使わず、もっと他の有意義な事に使っていたら・・・・。
どれ程、驚異的な事を成し遂げられただろうかと思わずにはいられません。



多分、この知恵自体は、鬼蜘蛛本来の物でしょうね。
人間であった頃の鬼蜘蛛も、相当、悪知恵(=奸智)が働くタイプだったと思われます。犬夜叉と桔梗を五十年前、罠に嵌めた事からも判断出来ます。(二人の仲を裂くだけでは飽き足らず、ワザワザ、憎しみ合うように仕向けてます実に回りくどい )



奈落は、多くの妖怪の集合体です。
その妖怪達を統合して指令を出す頭脳を、誰にするか
そう考えた時、当然、奸智に長けた鬼蜘蛛の頭脳を利用する事を思い付いた筈です。



鬼蜘蛛の魂と身体は、妖怪どもに喰われ、妖怪どもの繋ぎとなりました。
勿論、その頭脳も、利用しない筈が有りません。
トコトン利用され尽くしてますね、鬼蜘蛛。
でも、利用した積もりが、今では、『ミイラ取りがミイラになる』の例のように、奈落の、殿の心は、今や、完全に鬼蜘蛛と同化していると思われます。



何故、管理人が、奈落と鬼蜘蛛の心が同化していると推測するか
その心の在り様です。
四魂の玉が完成して、それこそ、望みは、何でも叶う筈の状況に在りながら、殿が発した言葉。
「・・・・何も無い。」
何という・・・・虚しさの極致ではありませんか



殿を構成している妖怪の多くは、下等な妖怪が、大多数です。
本来、そうした妖怪は、本能ばかりで、高等な感情は無い物と推測します。
虚しいなどと云う感情は、人間か、高等な妖怪(=兄上レベル)でなければ理解し得ない感情と推察します。



つまり、殿の心は、完全に鬼蜘蛛と同化しているからこそ、虚しさを感じている訳です。鬼蜘蛛にとって、桔梗こそが、唯一の望み。
その桔梗が、現世に存在しない、今、一切が、全てが、虚しいのですから。



御礼
12月10日の11時台、22時台に拍手を贈って下さった方々に感謝致します。とっても嬉しいです。有難う御座いました。

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