ん～～～？？？曲霊の究極の目的は・・・？

とりあえず、今の曲霊の目的は、琥珀の持つ最後の四魂の欠片を手に入れ、穢れた四魂の玉を完成させる事・・・・なんだけど。
では、もし、穢れた四魂の玉を完成させたとして、その先は、どうする積もりなのか


あの、トコトン根性悪の曲霊のする事です。
四魂の玉を奈落に渡して、それで目出度し、目出度し・・・・なんて、どう考えても有り得ないような気がするんです。
寧ろ、四魂の玉の主導権を巡って奈落と一戦交える程度の事は、簡単にやりそうな気がします。
それどころか、奈落の身体を乗っ取ったりするんじゃないかとも思えるんです。


そもそも、霊体ってのは、此の世の者じゃない、つまり、あの世の者だから、何か事を起こそうとするには、実体を持つ此の世の者に憑依する必要が有る訳で。
その点、奈落ってのは、自分と殆ど同じ程度の穢れを有する魂だから、さぞ憑依するにも具合が良いんではなかろうかなんちゃって。


大体、奈落の素と云うか、繋ぎになった鬼蜘蛛の邪心を唆したのって、アレ、四魂の玉の中の曲霊の影響ですよね。
犬夜叉に恋して霊力の衰えた桔梗、ハッ・・・・もしかして、それすらも曲霊の企んだ事かも知れない。
桔梗が恋する事によって霊力が衰える、それを利用して桔梗が、洞窟で介抱してやっていた夜盗の鬼蜘蛛の邪心を一層、煽る。
寝たきりの鬼蜘蛛の邪心は、桔梗への想いと相俟って四魂の玉へと向かい、遂に、五十年前の悲劇の日へと雪崩れ込んでいったのでありました。


このパターンは、以前、翠子の時にも使った手口です。
そう考えていくと全ては曲霊が仕組んだという事になりませんか
奈落自身は、そう思ってないだろうけど、実際には、奈落さえも曲霊に操られてきたと云えるのではないでしょうか


もし、自分が操られていたと知ったら・・・・殿、怒るだろうなぁ～～。
操るのは好きでも操られるのは大嫌いそうだから。（それは、誰でも同じだって）


御礼
１０月８日の１４時台に拍手して下さった方に御礼申し上げます。
誰かが確実に見て下さっているとても嬉しい事です。有難う御座いました。