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りんちゃん命

殺りんラブラブ
最終決戦での兄上を見ていると、如何に、【りんちゃん命】かが良~~く判ります。
特に、かごめが、兄上と一緒に行動するシーンを見ていると、りんちゃんの特別扱いぶりが際立ちます。
妖怪化した犬夜叉に押され奈落玉の内部を落下、気絶したかごめ。
りんちゃん捜索の為、奈落玉内部を彷徨っておられた兄上が、かごめを発見。



これが、もし、他の者なら、かごめを抱き起こして気を取り戻させようと声でも掛ける処でしょうね。
でも、兄上、かごめを抱き起こす気なんて、これっぽっちも有りません。
りんちゃん以外に触れるなんて真っ平御免って処でしょうね。
かと云って、昔みたいに見殺しにも出来ない。
仕方ないから気絶してるかごめを襲おうとしてる雑魚妖怪を払ってやる。
そして、かごめが気が付くまで待ってます。
これだけでも、以前の兄上から比較したら凄~~~く丸くなられてます。
(元々、丸様だけど・・・・駄洒落よ駄洒落



更に、りんちゃんの匂いを嗅ぎつけた途端、脱兎の如く飛行されます。
その際、かごめをモコモコに掴まらせて空飛ぶ電車ごっこを。
あれだって、かごめを腕に抱きたくないばかりの苦肉の措置です。
もし、これが、愛しのりんちゃんだったら、当然、腕に抱きかかえてるでしょうから。
本当に、兄上って徹底してます。



そう云えば、神楽にも、兄上は、一切、手を触れてません。
多少、哀れみを感じはしたのでしょうね。
(そうした情を感じるようになられたのも、りんちゃんの影響です。以前の兄上なら、一顧だにされなかったでしょうね。だから、神楽は、りんちゃんに感謝すべし
わざわざ天生牙を振るってやろうとしたのですから。



でも、神楽の存在は、兄上に取って、精々、かごめと同じか、ちょっとマシな程度と判断できます。
少~~し手助けしてやるレベルです。
その存在の重さにおいて、りんちゃんとは、到底、比べ物になりません。
何しろ、りんちゃんは、兄上に抱き抱えてもらえるんですから。
やっぱり、兄上自ら、手を触れられるりんちゃんは、本当に特別中の特別な存在という訳です。



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