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もしかしたら・・・・

お仕置き主従


今週号のサンデーを読んで、もう、兄上の動向が、どうなるか、気になって、気になって。
特に、最後の「あとは・・・自分たちで身を守れ。」この台詞って、取りようによっては、遺言みたいにも読めるんですよね。
おまけに、その後の心中の独白、『こいつだけは、この手で殺す!それが、この殺生丸の誇りだ!』なんてね。
御本人は、全然そんな事、考えてもいないんでしょうが、兄上ファンにしてみれば、まるで玉砕覚悟の決意みたいに取れてしまうんですよね。


おかげで、今週号を読んだ後は、ガァ~~~ンと一発、頭に喰らったような衝撃を感じてました。
でも、暫く経ってから、ふと別の考えが浮かんできて、時間が経過する毎に、ドンドン確信にも近いような推測へと変わっていきました。
お独りで曲霊を倒すべく迫っていく兄上。自慢の毒は、曲霊の毒に毒負けし、爪攻撃も借り物の体では、直接、彼奴にダメージを与える事は出来ません。
殆ど、丸腰に近い状態と皆さんは、思ってらっしゃる事でしょう。
でも、兄上の腰には天生牙が有るんです。癒しの刀が!


そもそも、曲霊とは何でしょうか?四魂の玉の中で長い長い時間、正しい心“直霊(なおひ)”と闘い続けてきた悪しき心、霊体です。(魂とか言い出すと理解しづらくなるので、この際、心で説明)
そして、此の世の者とは何でしょうか?
簡単に言うと、肉体に魂、心を納めた生命です。
つまり、魂、霊体だけの状態の者とは、ズバリ、此の世の者に非ず、あの世の者と云っても良いと思うのです。


自縛霊とか浮遊霊など、皆さんも聞いた事は、有るでしょう。
あれは、あの世に属する者、本来の世界、霊界に行けず、此の世を彷徨っている霊の事です。
そういう観点から、曲霊を考える時、彼奴は、“此の世の者”とは云えません。
“あの世の者”と云って差し支えないでしょう。
そして、天生牙は、『此の世ならぬ者を斬る刀』『あの世の刀』(コミック33巻を参照。あの世とこの世の境の門番、牛頭と馬頭が、チャントそう言明しております)


そう、ここまで云えば、もうお判りでしょう。
兄上は、曲霊に対して最もと云うよりは唯一と云うべき有効な武器『天生牙』を腰に佩いておられるのです。
更に冥界において兄上は、天生牙を『癒しの刀』から『浄化の刀』へとレベルアップさせています。
となると、もしかしたら、今回は、天生牙に浄化の技(?)という新技が加わるのかも知れません。
かごめにしても、曲霊を倒してしまいさえすれば、金縛り(?)の術から解かれるのでは。
それに、かごめの本来の霊力を封印していたのが、曲霊ならば、彼奴を倒せば、当然、封印が解けるのではないかと思います。


追記::
もしかしすると、兄上、相手の正体を知った時点で、勝算が有ったのかも知れません。
玉砕する気なんぞ端(はな)から無くて、天生牙で片を付けられると御存知だったのかも?
賢い(?邪見?)御方ですもの。
霊魂に対する知識も当然、お持ちですよね!


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