お手紙

昨日は、セッセとお手紙書きに【勤（いそ）・・・・この漢字をこう読むとは知らなんだ】しんでおりました。
昨今のメール全盛による手紙離れで、此方が手紙を出しても返してくれる人が少なくて・・・・。


そんな中でも幸いな事に手紙が大好きなペンフレンドが静岡に住んでます。
彼女曰く『メールは便利だけど手紙は相手の事を考えながらレターセットを選ぶ、ペンを選ぶ、切手を選ぶ、そうした手間が、とても豊かな気持ちにしてくれるの』。・・・・全く、同感であります。


管理人、メールも好きですが、直筆のお手紙は、もっと好きで御座います。
届くのに日数を要するのが、少々、難点ではありますが、それも、又、情緒が有って良い物です。
その分、手紙が届いた時のワクワクするような楽しさは、格別ですから。


そんな訳で、ドッサリ有る手持ちのレターセットから今の季節にピッタリのコスモスのレターセットを選んで静岡の友人に手紙を書いておりました。
静岡の彼女から届いた手紙の枚数が三枚、では、此方は五枚程・・・・なんて思って書き出したんですが、三枚、五枚と書き進むにつれて興が乗り、最終的には、十枚になっていました・・・・・・ア・ハ・ハ・ハ


普通、手紙で十枚も書く人間は、そうそう、居ませんよね。
こういう性癖だから、自分の書く小説は長編・中篇が、やたら多くて、短編が、極端に少ないんだなと妙に納得してしまいました。


好きなんでしょうね、長編が。そういえば、読む場合も長編や中篇の方が好みです。
短編書くと、何だか物足りなくて・・・・・『天剣』を書いた時、何とか、もっと書けない物かと真剣にウンウン悩みましたから。（これで良いのかと悩み暫く黙考し続けました。だから、あの作品は、仕上がってから公開するまでに随分、日数が開いてます。）
でも、あの作品は、どうしても、あれで止めるしかなかった。
あれ以上、書いたら、単なる蛇足になってしまったでしょうからね。