『三度目の正直』は真実だった・・・ 諺(ことわざ)辞典にも載っている『三度目の正直』。 意味は、【最初の1、2回は失敗したりして当てにならないが、三度目は上手く行く事】と出ています。 りんちゃんが、今迄に、何回拉致されてきたかを記事にしてみようかと思い、ツラツラと考えてましたら・・・・。 この諺(ことわざ)がポカッと浮かんできました。 そして、アア、これって、兄上に、ピッタリ当てはまる言葉だなと思いまして。 つまり、こういう事です。 一番、最初に、りんちゃんが、拉致された件については、皆様も良く御存知ですね。記念すべき『ファースト拉致事件』。 奈落の命で、神楽が、りんちゃんを、瓜畑から拉致。(この瓜畑ってのが、りんちゃんらしくて笑えますよね) この時の兄上の対応を見ると、未だ、りんちゃんが、御自分にとって、どんな存在であるか、全然、自覚されてません。 尤も、奈落が、りんちゃんの命が危ない事を示唆した後の対応は、相当、迅速でしたが。 二度目の白霊山での拉致・・・・イヤ、この場合は誘拐と云うべきですね。 (拉致=無理に引き連れていく事)、(誘拐=だまして誘い出し連れ去る事) りんちゃん、言葉巧みに七人隊の一人、睡骨に、白霊山の麓(ふもと)の村まで連れて行かれてます。 二度目の兄上の反応、これは、最初の時に比べ、大分、違ってきてます。 今迄、敵に背を向けた事のない兄上が、敵を、蛇骨を無視して、りんちゃん救出に走ってます。 そして、白霊山の強力な結界内においての蛇骨との対決 りんちゃんは、兄上に対する人質として睡骨が、ガッチリ拘束。 妖力を著しく削ぐ白霊山の結界、邪見レベルでは、即、浄化されて消滅してしまうでしょう。 それでも表面上は涼しい御顔の兄上です。 意地でも弱音なんか吐かない強情な御方 (犬夜叉の兄上なだけは有ります。良く似てる 意地っ張りな処が) やせ我慢、意地っ張り、強情者、俺さま気質の兄上。 でも、りんちゃんを人質にされている上に、妖力を大幅に削がれてます。 流石に苦戦したのは、皆さまも良く御存知の通り。 蛇骨の蛇骨刀が、右腕をかすり、負傷、軽く出血。 (敵が人間で、兄上が負傷するなんて初めての筈) ご自慢の電光石火のスピードが落ちている証拠です。 この時は、戦いにおける定石を無視して、闘鬼神を睡骨に投げ、蛇骨は、自身の手刀で胸を貫きました。 通常なら、これで相手は絶命。完全に片が付くはずが、相手は死人。 闘鬼神で胸を貫かれた睡骨も、手刀で心臓を貫かれた蛇骨も倒れません。 (『死にません』と書きたいけど、奴らは、死人。もう、既に死んでるんだから始末が悪い 要はゾンビなんですね) 結果的に桔梗の破魔の矢によって、りんちゃんの危機一髪の状況は回避されましたが。 兄上、あの時は、内心、相当に焦ったのではと思います。 二度目では、かなり自覚に近い物が芽生え始めたと感じられます。 りんちゃんが、自分にとって如何なる存在であるのかを。 しかし、まだまだ、完全に覚醒されてはいません。 そして、あの怒濤の殺りん祭りを呼び起こした冥界編へと。 (あの時の殺りんファンは、狂喜乱舞欣喜雀躍。ハイ、管理人も同様で、気分は、毎日カーニバルでした) この三度目、イエ、正確には、(三度目+四度目)の拉致になります。 (最初は冥界の犬に、その後、冥界の主に、りんちゃんは、二回、拉致されてますから。) この冥界編において、兄上が、遂に、自覚されます。 りんちゃんが、御自分にとって、何物にも替え難い、真に大切な存在である事をそれこそ、嫌というほど骨身に沁みるまでに 正しく『三度目の正直』な訳です。 [0回]PR