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邪見のボヤキ⑩


殺生丸様の云わんとする処は読めておる。
一段と強くなっている瘴気から、りんを(琥珀はついでじゃ!)遠ざけよとの御意向じゃ。
りんを戦場に置いてたら、何時、また、トバッチリを喰うやも知れん。
そうなる前に安全な場所に避難させねば!



りんが、「でもっ・・・」と抗議する。
それを、「わからんのか、貴様ら二人は闘いの邪魔なのだ。」と強く諌めて黙らせる。
そしたら、琥珀が、「邪見さまは?」と聞いてきおった。
ククッ・・・琥珀め、痛い処を突いてきよる。



確かに、儂は、あ奴よりも非力じゃ。
琥珀は、退治屋の倅(せがれ)だっただけあって、色々と役に立つ。
鎖鎌を使って戦う事も出来るし、りんの食料集めや、薬草の知識云々(うんぬん)、他にもアレヤコレヤ・・・と。



イヤ!それにしたって、近頃のあ奴は、どうも年長者に対する尊敬の念が足りん!
この奈落との戦闘が終ったら、儂が、篤(とく)と説教してやるわい。
りんと琥珀が、それぞれ、防毒面を、退治屋の娘と法師に渡しおった。



用が済んだなら、サッサと、此処から抜け出すぞ。
儂にさえ、瘴気が、ドンドン強くなってきたのが判る程じゃ。
このままでは、人間である、りんの身に障る。



ゴオッ・・・奈落の体内から出てみれば、彼奴の体は、まだ、辛うじて球形を保ってはいるものの、今にも崩れそうな感じじゃ。
それに、ドンドン、高度が、下がっている。
このままでは、落ちるぞ!



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