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第550回『崩壊』

冥道残月破
ヨシッ 知力・体力・精神力、共に復活


昨日は、冗談抜きに、かなり危なかった~~~


余りに体調が悪かったので、書き掛けの記事まで削除した位でした。


本当に体調が悪い時は、音楽さえも受け付けなくなるのですね。(音を聞くのさえ耐え難くなるのです よっぽど、疲れてたみたいです


さぁ~~~て、ほんじゃ、一丁、サンデー情報の『現場中継』をお届けするとしましょうか。


まず、表紙は、主要な戦闘メンバーで飾られています。


犬夜叉が紙面のほぼ半分を占めています。
(チッ主役だから仕方ないか・・・)
紙面の半分を占めて・・・って、よくよく考えてみたら出来の悪い駄洒落みたいでした。


そして半分の紙面の、一番上に、まず兄上、中に珊瑚と弥勒が、一番下、取りの部分に、かごめが。


まあ、妥当な配置ですね。


兄上が【一番上】に来るのは当然 外部の助っ人としては別格中の別格でいらっしゃるのだから。


それにしても、煽り文句が、『集結。そして最終決戦が始まる―――』って、アノォ~~ とっくに最終決戦は、始まってたんじゃないんですか


余りにも繰り返し同じ台詞を使用すると効力が薄れると思うんですが・・・。


まあ、とにかく、本編に入ります。


崩壊していく黒い奈落玉。 ゴオオォ・・・・(効果音)


爆砕牙の破壊効力から逃れる為、無傷の部分を切り離し空中に浮かぶ奈落(殿)。


その奈落を取り巻く兄上(+阿吽騎乗の邪見、りんちゃん、琥珀)、犬かご(on七宝)、弥珊(雲母騎乗)。


何となく、リンチを連想しちゃいます。


尤も、奈落(殿)が、そんな弱っちいタイプである筈が無いんですがね。


残った奈落の頭部を保護するように十字形の金剛槍破(?)が囲んでいます。


集結した犬かご・弥珊・兄上を、尚も嘲笑う奈落(殿)。


まだ、何か、勝算が、お有りのようです。


エエッ 四魂の玉に戻った光が 闇に押し戻されていくではありませんか


それと同時に、奈落が 殿の顔が 完全なる妖怪の顔に変化しました。


奈落は、殿は、遂に、人の心を、四魂の玉に喰わせてしまったようです。


筋々の入った憤怒の表情、頬に浮かび上がる一筋の妖線、鬼の牙、尖った妖怪の耳、漆黒の黒髪は色を喪い(何色なんでしょう)、何やらゴワゴワと硬そうな髪に変化。


アァ~~~最早、『殿』とは呼べません


醜い大蜘蛛も、おぞましくて嫌でしたが、完全に人の心を喪った奈落の妖怪顔も好きになれません。


クスン、悲しいです。麗しかった殿の御顔が・・・・。


巨大化したあばら骨は、鎧代わりでしょうか


ボコボコと何発も瘴気の塊、瘴気弾を周囲に出現させる妖怪・奈落。


その瘴気弾を一斉に放って来ました。


それを迎え撃つ犬夜叉の新型、刃型の冥道残月破。


瘴気弾を切り裂きます。


妖怪・奈落も、冥道残月破に砕かれているのに、一向に消滅しません。


犬夜叉の解説によると、どうも、四魂の玉が、この世にへばりついているせいのようです。


ボコボコ・・・と下からも瘴気弾が攻撃して来ます。


すかさず兄上が、「くだらん。」の一言の許に爆砕牙で破壊


しかし、今迄とは様子が違う事に気付かれます。


瘴気が、これまでとは違い、格段に強いのです。


こんな瘴気を、防毒面を被っているとは云え、大切なりんちゃんが浴びでもしたら


即刻、判断を下される兄上、邪見に、この場を離れるよう下知されました。



この場面に、兄上の、りんちゃんに対する気遣い、愛情を感じます 萌え~~~



内心、その御言葉を心待ちにしていた邪見、一も二も無く飛びつきます。


この際の、りんちゃん、琥珀との遣り取りが笑わせます。



「邪見! 奈落の体から出ろ。」=兄上
「はいっ!」(待ってました、その御言葉!)=邪見
「でもっ・・・」=りんちゃん
「わからんのか、きさまら二人は闘いの邪魔なのだ。」=邪見
「邪見さまは?」=琥珀



ワハハ・・・・琥珀、NICEな発言 
(●^o^●)×(●^o^●)
その通り 実に鋭い突っ込み



今度は、外から瘴気弾が、僕一行を狙い襲って来ました。


それを砕いたのは、珊瑚の飛来骨。


りんちゃんが、珊瑚に、貸してもらった防毒面を返します。



りんちゃん、あなたって子は・・・何て良い子なんだ

珊瑚にキチンと礼を云って、防毒面を返す、りんちゃん。

本当は、お礼なんて言う必要は無いんだよ。

珊瑚は、奈落を滅する為とは云え、りんちゃんの命を犠牲にしようとしたんだから。

でも、きっと、りんちゃんは、そうした事情を知っても、同じ様にチャンと御礼を云うんだろうね。

そして、珊瑚を責めないんだろうね。

そう、りんちゃんは、そういう子なんだよね。

だからこそ、孤高の大妖怪である兄上の頑(かたく)なな御心をさえ動かせたんだよね。




それを横目で見る兄上、「・・・・・」



何を思われるのか



兄上には、元々、珊瑚を手に掛ける気持ちは無かったと思われます。

もし、珊瑚が、りんちゃんに、掠り傷一つでも負わせていたら、どうなっていたかは判りませんが・・・・・。

とにかく、結果的に、りんちゃんは、無傷で救出されました。

『終わり良ければ全て良し』とも申します。

りんちゃんの珊瑚に対する態度を見て、改めて、珊瑚の処遇を決定されたのではないかと思います。

そして、多分、『不問に処す』事を心中で決意されたのだろうと推察致します。

恐らく、この戦いが終結した際は、一言も無く、りんちゃんと邪見を連れて、戦列を離れられるのではないでしょうか。(琥珀は、置き去りにされるだろうと推測)




それと同時に、管理人、兄上の、そうした所作に、別の事を感じ取りました。

兄上は、二度と、りんちゃんを、手許から離さないだろうと。

今回の事が、良い教訓になったのではないでしょうか。

如何なる事情が有ろうとも、珊瑚が、りんちゃんを犠牲にしようとした事実は隠しようが有りません。

人間としては比較的、マシな部類の、犬夜叉の仲間達に、りんちゃんを預けた結果でさえ、こうです。

幸いにも、りんちゃんは無傷で救出こそされましたが・・・・。

もし、管理人が、兄上の立場ならば、二度と、りんちゃんを人里に預ける気持ちになどなりません。

珊瑚の罪を許しはしますが、決して忘れはしません

簡単に許されるなどと思わない事ですね、珊瑚。

それ程、貴女の罪は重いのだから。




琥珀も、弥勒に、自らの防毒面を貸します。



彼らの遣り取りが、義兄弟の契りのように思えます。


「姉上を頼みます。」=琥珀
「・・・・」=弥勒
「うん。」=弥勒


琥珀にとって姉であり、母にも等しき存在の珊瑚を、弥勒に託す、その言葉。

きっと、万感の思いが籠もっているでしょう。

それを受けた弥勒にも、琥珀の思いは、伝わっています。

返された短い言葉の中に潜む熱い思い。



これで、妖怪・奈落との戦いに心置きなく戦える珊瑚と弥勒。


崩壊する奈落玉から避難する邪見、りんちゃん、琥珀(阿吽騎乗組)。



本心を云うと面白く有りません
 
りんちゃんの後ろに琥珀が収まっているのが気に喰わない 

もし、これで、完全に、二人きりだったら、思わずギリギリ~~と歯軋りしたくなったでしょうね。

でも、とりあえず邪見が居るから、そんな気分が、緩和されてます。

やはり、りんちゃんの後ろで阿吽を駆るのは兄上であるべきなのです

ウグゥ~~~今の処は我慢する。

でも、奈落が滅されたら、琥珀、あんたは、サッサと大事な姉上の処へ戻ってちょ名古屋弁

(殺りんファンの心の平安の為にね

完全に【お邪魔虫】なのよ。




外部から見ると奈落玉の崩壊振りが、良く判ります。


ひび割れ、今にも砕け散るような様相。


一方、此方は、戦闘組、瘴気を吸いまくる弥勒、飛来骨で破壊する珊瑚。


犬夜叉も冥道残月破で必死に攻撃。


かごめは、何故か、防毒面無しでも平気なようです。


霊力が完全に回復した証でしょうか


かごめの破魔の矢を、何としても打たせるまいとする妖怪・奈落。


其処には、恐るべき思惑が潜んでいました。


戦闘組が、戦いに気を取られている内に、妖怪・奈落は、崩壊しつつある奈落玉を、楓の村に誘導、村を壊滅させんとしているのです。


どうなる 早く気付け 戦闘組


楓が、村が、危ない 以下次号です。


まさか、こんな展開に持って来ようとは


以前、『犬夜叉』という物語は、楓の村から始まったのだから、必ず、物語の発端になった場所に戻るでしょうと書いた事が有りますが、正直、こんな展開で戻って来るとは予測もしませんでした。


それから、今、今週号をマジマジと見ていて気付きました。


次週は、合併号でした


トトッ・・・・そう云えば、もうゴールデンウィークに入るんでしたね。


いつも、いつも、此処数年、合併号では、兄上が、どうなるかで冷や冷やしてきましたが、今回は、取り合えず落ち着いて見ていられる展開になりそうかな


イヤイヤ、高橋先生の事です。安心は決して出来ませんよね


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