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メインキャスト全員出場!第548話『白夜の刃』


扉絵は、ひび割れの入った白夜が一番大きく、後、犬かごが飾ってます。

いきなり、外部から見た奈落玉の崩壊の様子から始まってます。

視点は内部に移り、気絶した珊瑚を抱き抱えた弥勒に。

アチコチが崩れ、瘴気が充満してくる奈落ランド内部の様子。

ドンドン満ちてくる瘴気に風穴を使って珊瑚だけでも救おうとする弥勒。

そんな決意の弥勒の表情が変化しました。何が起きた

と思ってたら、アララ、足許が崩れ出しちゃった

今度は、奈落ランド内を彷徨う七宝に視点が移ります。

ドンドン崩れ壊れかけている奈落ランドの中を逃げ惑う七宝。

そんな七宝の顔面に落ちて来たのは雲母 バチ――ン

もろに、顔面キャッチお見事 ワハハ

ヨ―――シ、ヨシ、これで雲母回収と思ってたら、今度は、飛来骨が、顔面に 

カ――ン ご丁寧に、弥勒の錫杖(しゃくじょう)まで落ちてきた

その上、今度は、珊瑚と弥勒が ギャアッと喚く七宝。

ウンウン、気持ちは判る。こうも立て続けに落ちて来られてはねぇ・・・。

一方、此方は、奈落ランドの中心部へと急ぐ兄上ご一行に視点が移ります。

爆砕牙の効果で、崩壊が、ドンドン加速する中、先を急がれる兄上達。

先頭を行くのは勿論、いつも格好良い兄上、その後を阿吽に騎乗した邪見、りんちゃん、琥珀が、追います。

爆砕牙の途轍もない破壊力に驚嘆するりんちゃん(姫)と琥珀(従者②)。


邪見(従者①)は、此処ぞとばかりに、お追従を。イヨッ、永遠の太鼓持ち


「さすが、殺生丸さまの爆砕牙は格が違うっ!」

ヨイショにも気合が入ってます


崩壊が進む中、まだ悪あがきをするのか、触手が、兄上を襲おうとしますが、爆砕牙が一閃。(後は、放っといても塵になるまで破壊されるのみ・・・)

今度の視点は、奈落ランドの中心、ラスボス奈落が巣食うコントロールセンターと云った処でしょうか。

不気味な轟音が迫ってきます。ドドドドド・・・・爆砕牙の効果音。

そうした状況に、犬夜叉が、引導を渡そうと掛けた言葉。


「あきらめろ、奈落・・・」
「もう終わりだ。」


そんな犬夜叉に応えた奈落の台詞は・・・


「ふっ・・・そうらしいな・・・」
「だがな、犬夜叉・・・きさまの鉄砕牙でも殺生丸の爆砕牙でも、斬れぬものがある事を知っておけ・・・」


ここで疑問 じゃあ、天生牙なら、どうなのよっ
天生牙は、現世の者(肉体+魂)は斬れないけど、あの世のモノ(魂)なら斬れるんじゃなかったの



その謎掛けのような言葉に応えたのは、かごめ。


「それは・・・あんたの魂でしょ
「そのために私がいるのよ
「奈落 あんたの魂を浄化する為に



《管理人の考察》

かごめ、威勢の良い台詞に水を差すようで悪いけど、それは、無理だと思う。

貴女では、殿の浄化は、出来ない

確かに、貴女は、桔梗の生まれ変わりだけど、桔梗じゃない

かごめに、殿を、説得する事は出来ないでしょう。

かごめは、奈落(=殿)との因縁も、大して深い訳じゃありません。

やはり、奈落を、殿を浄化(=魂を救う)できるのは、あの女(ひと)、桔梗をおいて他に無いと思うのです。

奈落(=殿)と切っても切っても切れぬ因縁の持ち主、そもそも、この物語の発端を作った桔梗、彼女にしか、それは出来ない事ではないかと推測します。

その為に、琥珀(in桔梗の光)が、現場に急行しているのではないかと管理人は考えるのです。



そうしたかごめの言葉に心の中で応える奈落。


(そうだ、かごめ・・・最後は魂の闘いだ。)


かごめの背後から忍びよる白夜

冥道残月破の妖力を吸収した刀が振るわれます。ザン

その白夜に対し、刃型の冥道残月破を喰らわせる犬夜叉。

冥道に呑まれ、白夜が消えて行きます。



やはり、白夜は、奈落と一蓮托生の分身だったようです。

白夜の台詞が、それを裏付けてくれました。

奈落が滅びれば、同時に滅びる身だと。

そう考えると、今迄の奴の言動も納得出来ます。

奈落も考えたのでしょう。今迄の分身は、自分から、完全に分離しているから裏切るのだと。だったら、自分が滅べば、分身も滅ぶタイプにしておけば良いとね。

何とも掴み処の無い飄々(ひょうひょう)としたキャラでしたが、最後まで、白夜は、そうでした。

結構、サバサバとした態度で冥道に消えて行きました。

何だか、呆気ない程に、アッサリと・・・。

合掌(チ――ン)、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・・



一体、白夜は、何を斬ったのか 見た処、かごめに変化はありませんが・・・。

何か有るに違いありません。それも、非常に重要な何かを斬ったようです。

もしかしたら、曲霊のように、かごめの最大能力、霊力を奪ったのかも

再度、視点は切り替わります。此方は、崩壊の進む奈落ランドの一角。

大きな風船球に変化した七宝に運ばれる珊瑚、弥勒、雲母です。

気絶していた珊瑚が、目を覚ましました。

そんな珊瑚に、弥勒が、驚くような事を告げます。


「珊瑚・・・私は、まだ・・・闘える。」
「風穴の音が収まったんだ。」


その台詞の意味する処は、即ち、奈落の力が弱まったという事。

犬夜叉達が、決定的なダメージを、奈落に与えたという事です。

再度、戦う決意を固める弥勒と珊瑚。

兄上達も、同じ様に奈落ランド中心部を目指している。

急げ 決戦の場へ以下次号となっております。

取り急ぎ、今週の『現場中継』を終ります。


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