クウゥ~~ッ・・・第545話『絶望』 表紙は、決死の表情の珊瑚のアップで始まります。 奈落の本体を求めて大蜘蛛の巣の中心を目指す珊瑚と雲母。 阿吽に乗るりんちゃん(姫)が、兄上(王子様)にお願いします。 (+従者琥珀) 「殺生丸さま、珊瑚さまに追いついて!」 「瘴気にやられちゃうよ!」 ウ~~ン、りんちゃんは、珊瑚を、「珊瑚さま」と呼ぶんだ・・・・。 何となく、「珊瑚さん」と思い込んできた当方には、チョッと意外でした。 でも、りんちゃん(姫)は、とても礼儀正しい御子様ですから、自分より目上の人は、全て、「さま付け」で呼ぶんでしょうね。 と云う事は、琥珀は、自分と同格って事かしら そんな姫と王子様一行の前に、硬質化した触手が、檻のように立ちはだかります。 『此処から先には行かせないよ~~! 通せんぼ!』って感じです。 奈落が、殿が、いじめっ子なら、こう云いそうです。 奈落は、殿は、珊瑚のみ、先に巣の中心に辿り着かせたいのでしょう。 例によって自分の悪巧みの為に。 見えてきた奈落の本体、犬夜叉達も居ます。 弥勒の姿を見て涙ぐむ珊瑚。(ホロリ) 飛来骨を奈落に向かって投げる珊瑚。 しかし、奈落は、殿は、何故か、余裕の笑みを。 瘴気の竜巻を作り飛来骨にぶつける殿。 飛来骨は、瘴気を、邪気を、巻き込み、砕く武器です。 しかし、その分、タップリ、瘴気を巻き込んで纏い付かせています。 防毒面のない珊瑚は、その瘴気をタップリ浴びてしまいました。 かごめが、破魔の矢で、浄化しますが、既に手遅れのようです。 強力な瘴気に雲母も、変化が解けてしまい、珊瑚と共に落下して行きます。 落ちて来る珊瑚を受け止めようとする弥勒。 殿が、肉塊を動かし、又も、弥珊、犬かごと、それぞれのパートナー同士に分断します。 肉塊の空洞の中、倒れた珊瑚に駆け寄り、寄り添う弥勒。 弥勒の風穴の音に、自らの攻撃の失敗を悟る珊瑚でした。 何とも・・・・切ない切ない恋人達の会話です。 「法師さま・・・私も・・・連れていって・・・」 生きるも死ぬも共に、珊瑚の切ない願いが、胸を打ちます。 光と闇が拮抗していた四魂の玉に、闇の力が、再び増幅! オオッ・・・素っ裸の殿が、衣装を纏い、破損した体も再生していきます。 読者の皆様から、凄まじいブーイングを受けたせいでしょうか 奈落が、殿が、漸く、『オべべ』を着て下さいました。 今回は、どうも鋼鉄仕様みたいですね。 御着物と云うか、鎧のデザインが、微妙に違います。 本当に、今迄、目のやり場に困りましてよ、殿。 あんな、あられもない御姿を、人前で曝してはいけません。 現代でしたら、即刻、逮捕されて留置場行きで御座いますぞ。 殿の体が、修復したという事は、当然、分身の白夜の方の破損も、同様に再生したと考えても良いんでしょうね。 でないと、理屈に合わないし・・・・。 白夜は、何処に居るんでしょう 多分、切り札として冥道残月破の力を吸収した、本来、刀身の無い刀を温存して待機しているんでしょうね。 奈落の、殿の、『攻撃指令』が下るまで。 あれを、一体、どう使うのやら まともに、犬夜叉の本物の冥道残月破にぶつけるのか それとも、犬一行の隙を衝いて、使用するのか 「くくく・・・法師と珊瑚の悲しみが、闇に、力を与える」 「皮肉だな・・・思い合えば合うほどに・・・絶望は深い・・・」 場面は切り替わり、空に浮かぶ、奈落玉を、眺める刀々斎です。 冥加爺ちゃんも一緒です。(例によって安全な場所から) 何と、刀々斎の家の在る活火山からも、空に浮かぶ奈落玉が、見えるようです。 以下の刀々斎の台詞に意味深な物を感じます。 「殺生丸から譲り受けた冥道残月破・・・それを、真実、自分の物に出来れば―――お前は勝てる!」 ハァ???????????? その台詞の意味する処は、犬夜叉は、まだ、冥道残月破を、完全に物にしてないって事ですか・・・・。 でも、一応、冥道は、完全に円を描いてるみたいなんですけど。 良く判りません まだ、何ぞ、完全に物にしたら別の効果が起きるんでしょうか それにしても、邪見は、今頃、奈落ランドの何処ら辺りを、唯一人(=妖)、彷徨っているのやら まさか・・・・完全に忘れられてるんじゃ オ~~~イ、何処に居るんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・邪見 ちびっ子三人衆で、その後の消息が、伝えられていないのは、邪見だけです。 何もかも、スッカリ片が付いてから、ノコノコ出てくるなんて、間抜けな事は無い・・・・・ですよね。 取り急ぎ、今週の『現場中継』を終わります。 [0回]PR