オオッ！エッ、エェ～～～の第５２６話『戻らない霊力』

冒頭から兄上の御登場。

歌舞伎で、客席から人気役者に声が掛かるように、兄上にも声が掛かります。
「殺生丸さま・・・」＝＝＝＝＝琥珀
「殺生丸！」＝＝＝＝＝犬夜叉

今回は側面から視点が当たってます。

兄上にバキバキバキと向かってくる奈落の触手。

すかさず、兄上、天生牙を左腕に持ち替え、右腕で爆砕牙を抜かれました。

そのまま、一気に、爆砕牙を触手に喰らわされます。

跡形も無く粉砕されていく触手、凄まじい迫力です。

爆砕牙で粉砕された体は、二度と使い物にならないそうです。

余りの迫力に、かごめでさえ驚いています。・・・・・「す・・・すごい。」

フッフッフッ・・・・そう、我らが兄上は凄いのさ！
そうそう、こうでなくっちゃ！
兄上には最強の存在として君臨して頂かなくては！

曲霊に引導を渡しに来られた兄上。

往生際悪く、まだ、憎まれ口を叩く曲霊に天生牙の一撃を！

断末魔と共に消えていく曲霊。

その際に彼奴が吐いた気になる台詞。・・・・「これで・・・終わったと思うな・・・わしは　まだ・・・」

その頃、楓の村では、眠る弥勒の身に異変が！

珊瑚が曲霊の言葉の意味に気が付きました。

「法師さまは、曲霊を吸った・・・それに、りんも、曲霊の毒気に当たって気絶したままだ！」

・・・・・という事はですよ、今度は、琥珀の変わりに弥勒が憑依されるという訳ですか？？？
ヒエェ～～～～ッ、えらいこっちゃ！
弥勒が、憑依された時の琥珀のように虚ろな目をして曲霊の思うが儘（まま）に・・・・。
それに、りんちゃん！　りんちゃんは、どうなるんだ！！！

珊瑚の言葉に即座に反応される兄上。

瞬時に事の重大さを理解された聡明な兄上。
（一見、無表情な顔の裏にあるのは、りんちゃんへの深い想いでしょうね、きっと。僅かに表情が変わっておられます。）

すぐさま踵（きびす）を返し、一路、楓の村へ。勿論、最高速度で

さあ！　お急ぎ下さい！　兄上! 　一刻も早く貴方の大事なりんちゃんの許へ駆け付けて下さい！

犬夜叉一行も楓の村に戻ろうとします。

その時、かごめの背後に奈落が！！！

何時の間に！？！　相変わらず姑息な手を使いますね、奈落。

奈落の触手に捉えられてしまった、かごめ！！！

・・・・これには驚きました。
まさか、奈落が、かごめを人質に取るとは予想もしませなんだ！　
今までの奈落は、桔梗一筋で、かごめには余り興味が無さそうな感じでしたからね。
まして、今のかごめは、曲霊に霊力を封じられています。
・・・・・殆ど脅威にならない筈。
でも、考えてみると、桔梗亡き今、かごめは、唯一、奈落を滅する霊力を有する巫女とも云うべき存在。
封印が解かれた場合、どれ程の驚異的な霊力を発揮する事か！
不安の目は早急に摘んでおくべし！
用心深い奈落ならば、必然的に考え付く事でありましたね。
奈落が狙っても至極、当然の状況でありました。これは全く盲点でした！　（★流石は高橋先生です★）
それに、犬夜叉に痛手を与えるには、《かごめ》は、持って来いの相手ですもんね。
流石、奈落。卑劣な手段は、お手の物ですね。
人の心の弱味を衝くのが、実に上手い！
鬼蜘蛛の心を取り込んでいるだけの事は、あります。

殆どの霊力を封じられている、かごめ。

でも、四魂の玉を捜す能力は、辛うじて残っています。

必死に四魂の玉の在りかを教えようとする、かごめを、触手が、ギッ、ミシッと押さえ付け、気絶させてしまいました。

奈落を斬ろうとすれば、かごめまでも斬ってしまう。
（大いに焦る犬夜叉）

絶対絶命のピンチに追い込まれた犬一行。

その時、琥珀の欠片がドクンと反応しました。

トクン・・・光が、欠片が、琥珀に何かを教えようとしています。
（桔梗の助け？）

非常に緊迫した場面で以下次号となっております。

取り急ぎ今週号の内容でした。

詳しい考察は、後程、ジックリと。



いつものコンビニでサンデーを購入。
ンッ　アレッ　いつもならサンデーとマガジンの比率が１：３なのに、今回は、ほぼ１：１の同率ではありませんか
つまり、今回は、それだけ内容に自信が有ると。
そういう事なのでしょうか　
まあ、今週号の内容は確かに素晴らしいです。
『犬夜叉』『ケンイチ』それに新連載『クナイ伝』他に『ガッシュ』『結界師』も緊迫した内容ですし、他の連載陣も充実しています。