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アラ~~~~~ッ(+o+)/の第524話『目覚め』


アラ~~~~~ッ、アクバル・・・じゃない!(イスラム教徒じゃないんだからっ!一応、仏教徒!)

正直、予想外の展開となりました。

まさか、琥珀が目覚めるとは・・・・流石、高橋先生。

悉(ことご)く、此方の読みを外してくれますね。

極悪の曲霊に欠片を穢された琥珀、そんな琥珀が、目覚めるとは、「犬夜叉」ファンの中で、一体、どれだけの人が予測したでしょうか?

殆ど、居なかったんじゃないかと思います。

扉絵は、在りし日の退治屋の面々の姿。

多分、悲劇の幕開けとなった、あの日の城への出立の様相。

曲霊に欠片を穢された琥珀は、眠りの中で、あの日の、惨劇の有り様をズッと繰り返し、繰り返し、見せられ続けていました。

奈落に操られ、大切な父を、仲間を殺(あや)め、その上、大好きな姉までも自分の手で傷付けた、あの忘れようにも忘れられない忌まわしい日の事を。

曲霊は、その悪夢を、琥珀に見せ続ける事によって、例え、目覚めたとしても琥珀の精神が、心が、壊れてしまうように仕向けたのです。(何という極悪非道さ!根性が、ひん曲がってるだけあるわ!)

その目論見通りに琥珀の目からは、血の涙が、流れ始めました。

その時、珊瑚が、キララに乗って現れます。

「それでも・・・目を覚ませ 琥珀!」
「目を覚ませ! 今 闘え 琥珀!」

本当に、これを見ると姉と云うよりは、母に近い存在だなと思います。強く優しく厳しい、琥珀は、そんな珊瑚の薫陶を受けて育ったんだなと実感させられる言葉です。

緊迫した場面の中、かごめの目に映る黒雲の中の光。

桔梗が四魂の玉に残した一筋の光。

それは、四魂の玉を持つ奈落が、間違いなく其処に居る証。

黒雲の中から伸びてきた触手が琥珀の欠片に触れますが、以前のように浄化されない!

何故?????

以前なら、桔梗の浄化の光によって逆に奈落の方が損傷を受けたのに?

曲霊に桔梗の術は効かないからです。(奈落にのみ有効!)

夢の中で自分が犯した罪を、殺した父や仲間を見せられ続ける琥珀の心。

そんな琥珀が、助けを求めるのは、やはり、珊瑚でした。

優しい姉、強い姉、母とも慕う姉に救いを求める琥珀が、見たのは、傷付き眠る弥勒を見守る珊瑚の姿。

そんな珊瑚を一度ならず又しても傷つけた自分、そして、そんな自分を助けようとした法師の弥勒までも・・・・。

弥勒を見詰める珊瑚、その姿から伝わってくるのは、姉の法師に対する深く強い愛情。

そんな珊瑚が、夢の中で、琥珀に訴えます。

「琥珀 助けて。」
「助けて。この男(ひと)を・・・私を・・・」

今迄、助けられた事は有っても、逆の立場に立った事のない琥珀に呼び掛けられた、姉の、珊瑚の、その言葉。

その言葉によって、琥珀は、今度こそ目覚めました。《覚醒!》

曲霊の呪縛から、遂に自力で抜け出す琥珀。

琥珀の目覚めと共に黒く穢れた欠片の中に一片の光が!!

以上、取り急ぎ、今週のサンデー情報でした。

琥珀が目覚めたのは良いのですが、殺りんファンとしては、兄上も、りんちゃんも、邪見も、阿吽も登場しないのは、やはり寂しいです。

来週辺りは、せめて兄上だけでも、御出座しになられる事を切に希望する物であります。

というか、兄上に名誉挽回して頂かなくては!!!








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