［犬猿の仲・・・・だから奈落！］

犬猿の仲×・・・・・・云わずと知れた非常に仲の悪い間柄の事。

殺生丸と犬夜叉◆化け犬兄弟の共通の敵は＝奈落。

その奈落の被り物というか毛皮は狒々（辞書ではアフリカ・アラビア半島に住むオナガザル科のヒヒ属ゲラダヒヒ属に属する一群の総称となっているが◆この場合「犬夜叉」の時代は戦国時代なので齢を経た大猿の一種と考えるべきだろう。）つまり猿なのです。

これ一つ取っても如何に化け犬兄弟と奈落の関係が不倶戴天であるのかを判らせるようにしてあります。

犬夜叉にとって奈落は五十年前に恋仲だった桔梗と殺し合いをさせた憎んでも憎みきれない仇。その上、死人として甦った桔梗に瘴気を注ぎ込み、遂に殺してしまった仇敵中の仇敵。

殺生丸にとっても奈落は、大切なりんちゃんを殺そうとした赦し難き敵です。（当時は、まだ自覚が無かったデモ自分の連れている者を害そうとした。許せん！という思考でしょうね）

ハアン！？　要は端的に端折ると女の怨みになる訳ですね。

奈落にしても自分の中の鬼蜘蛛が恋焦がれる桔梗の恋人犬夜叉が許せない◆＝嫉妬の嵐が二人の仲を裂くように画策させました。（五十年前は・・・・）

今回の桔梗を殺す際の奈落の言動も凄まじい嫉妬が言わしめたような物でした。

イヤハヤ男にとって女の怨みは物凄く根が深い物なんですね・・・・・。

追記◆◆：只今続行中のリレー小説一万字を軽く超しました。　自作の最長編「邪見の道中日記」でさえ一万五百字程度ですが◆リレー小説は今や一万一千字をも超してます。　而もまだ詰めに入ってません　こうなったら行ける処まで行ってみようと考えてます。　果たして、どれ位の長さになるんでしょうかね　自分でも予測が付きません！＝！　何しろ相手のある事ですから。