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神は殺りんファンを見捨て給(たま)わず!


まず、最終回の出だしのページで、どん底に落とされた殺りんファン。
最悪の人里エンド


Oh, no! My Buddha!


そう思いつつも読み進めていく内に、かごめと犬夜叉の会話部分に行き当たりました。
『どっちでも選べるように』
この犬夜叉のフレーズを読んで、思わず「助かった~~(ホッ)」と思った殺りんファンが、どんなに多かった事でしょう。(管理人も、その内の一人)



そして、次のページでは、犬かごの上空を噂の渦中の御方が飛んで行かれます。
白昼堂々と、人里に御姿を曝(さら)して。
(これって完全に牽制ですよね 村の若い衆への。りんちゃんに手を出すなって。)
(勿論、御自分が、りんちゃんに逢わずにいられないって事もあるんでしょうが。)
もう、その麗しい御姿を見て、殺りんファンは、どれだけ狂喜乱舞し嬉し涙に咽(むせ)んだ事でしょうか



そして、更に次のページで、殺りんファンは完全に舞い上がりました
楓ばあちゃんの台詞「また、殺生丸が何か持ってきたのか?」


また・・・・また・・・・また・・・・


楓ばあちゃんに、(また)とまで云われる程の頻度で村へやって来る兄上。
オホホホホホホホホホ・・・・ホホホホホ・・・・オ~~~ホホホホホ
済みません、この部分を思い浮かべるだけで、管理人、少々、イエ、相当、箍(たが)が弛(ゆる)んでしまいます。



兄上から手渡された豪華な着物(この時代の基準からすると高貴な身分の姫君でないと入手できないような豪華な代物。断じて東国の鄙びた村里には馴染まない!)を手に、何時もの事らしくサラリと返事するりんちゃん。
一体、どれくらい、色々と貢いでらっしゃるんですか 兄上



楓に預けはしたものの、全然、目を離してませんね。
頻繁に村に姿を現して若い男どもへはシッカリ牽制を掛け、尚且つ、りんちゃんには高価な贈り物攻め。
(尤も、そんな事しなくたって、りんちゃんは、絶対、他の男に目を移したりしませんけどね。)
完璧な求婚態勢ですね。




そして、数年後、りんちゃんに月のモノが訪れた暁には、正式に求婚なさるのでしょう。
求婚を受け入れ、阿吽に乗って、それは嬉しそうに、兄上と共に村から去っていくりんちゃんの姿が目に見えるようです。
そうした素晴らしい結末を想像するにつけ、創造神(高橋先生)は、殺りんファンを見捨てるどころか、最高に幸せにしてくれたと、今、シミジミと感じ入っています。




追記

原作が、とっても素敵な終り方をしてくれたので、管理人も、これで心置きなく自分の創造世界を繰り広げる事が出来ます。
もう少しして落ち着いたら『竜宮綺談』の続編に取り掛かる積もりです。




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