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犬夜叉 -完結編- 第24話「奈落 儚き望み」

狒々の奈落

まず最初に、完結編アニメ第24話の内容はコミックス55巻の第7話から56巻の第1話までとなっています。
ということは残り2回分のアニメで56巻の第2話から最終話までをフォローする計算で。
お題とコミックスの内容から察して次回で殿はお亡くなりになる訳です。
クウッ、そして、後2回で「犬夜叉」が終わってしまうんですね。
ウルルッ、寂しいですっ!


前回の粗筋紹介(第23話)から始まってタイトル紹介。
冒頭は、何と、刀々斎とノミ妖怪の冥加爺ちゃんの登場です。
最終回に近付いたのでファンに対してのサービスでしょうか。
管理人、刀々斎が大好きなので嬉しいです。
ン~~~刀々斎と冥加は空中に浮かんだ奈落玉を見てます。
どういう訳で見えるのか?????
エエイ、ここで詳しく追求してもしょうがない。
とにもかくにも刀々斎も冥加も妖怪だから、そういう術というか特別な方法が使えるとでも解釈しておきましょう。
そうでないと説明に困る!


場面は換わって、こちらは奈落玉のAポイント。
メンバーは兄上&りんちゃん+琥珀+阿吽です。
「殺生丸さま、珊瑚さまに追いついて!」
ウホ~~~ッ、兄上に、そんな要求ができるのは、りんちゃんだけです。
りんちゃん以外、誰も、そんなことは出来ません。(・・・・怖ろしくて)
そして、兄上に、お願いを聞いてもらえるのもね。
完全に夫にお願いをする妻の位置にありますね。
琥珀は完全に従者ですね。
絶対、兄上に逆らいそうもない、心酔してるようだし。
兄上=戦国最強の大妖怪、その兄上に、唯一、お願いできるりんちゃん。
やっぱり、戦国最強の存在はりんちゃん、あなたです。


またまた場面転換、奈落玉のBポイント、こちらは七宝です。
噴き出してきた瘴気に、思わずひるむ七宝。
でも、七宝には心強い味方というか道具というべきか・・・・。
何と、昔懐かしの地念児がくれた毒消しの薬(三錠)がありました。
これは原作には無い部分です。
アニメのオリジナルです。
最終回も近いのでファンサービスですね。
管理人、地念児親子、特に母親の強烈なキャラが面白くて『瘴気』という作品を書いてます。
『惚れる』という言葉が使いたくて。 笑(●^o^●)笑


またまたまた場面は切り換わります。
今度は奈落玉のCポイント、こちらでは裸ん坊の奈落VS(犬夜叉、かごめ、弥勒)です。
ピ~~~な部分はギリギリ破損してるから良いけど、かなりエロいです、殿。
もうヌーディスト大王というかエロエロ大魔王とでもいったらいいのか・・・・。
ハァ~~~ッ、殿、風紀紊乱(ふうきびんらん)で摘発されますぞ。
そこへ珊瑚が雲母に騎乗して乗り込んできました。
飛来骨でド派手に肉壁をぶち破って。
恋しい弥勒の姿を確認して心の中で喜ぶ珊瑚。
そのまま飛来骨を奈落にぶつけます。
しかし、さすがは『傾向と対策の人』です、奈落。
以前、新生飛来骨の攻撃を受けた時から秘(ひそ)かに対処法を練っていたのでしょう。
対策はバッチリ!でした。
奈落のこういう即座に手を打ってくるトコロに感心します。
瘴気の竜巻を作り出し飛来骨にワザと巻き込ませます。
飛来骨に巻きついた瘴気が防毒面なしの珊瑚を雲母を襲う!
それは珊瑚の髪の元結を溶かし雲母の変化を解くほどの濃い瘴気です。
落下していく珊瑚と雲母。
紫を基調とした綺麗な画像です。
瘴気が綺麗ってのも変なんですけど、本当に綺麗なんです。


奈落が作り出した穴に落ちていく珊瑚と雲母、それを追う弥勒。
落下地点はDポイントですね。
助けようとした犬夜叉とかごめですが、奈落が穴を塞(ふさ)いでしまいました。
死ぬ時は一緒にと弥勒に頼む珊瑚。
実に切ない場面です。
弥珊ファンならオイオイ泣いちゃうかも。
瘴気に毒され横たわる珊瑚を抱きすくめる弥勒でした。


場面は又しても切り換わりCポイントに戻ります。
珊瑚と弥勒の絶望が四魂の玉に伝わり、漸(ようや)く変化パワーが満ちたのでしょうか。
殿、裸ん坊から着衣バージョンに変身。
フゥ~~~やっとワタワタせずに解説が書けますわい。
今回の殿の装束は前回に比べ、そんなに変わってないですね。
色目が黒くなったくらいです。
そんな奈落に犬夜叉が冥道残月破をぶつけようとした矢先、殿が、遂に四魂の玉と一体化しました。
それと同時に瞬時に金剛石の触手(?)でできた蜘蛛の巣状の触手が奈落の周囲に張り廻らされました。
冥道残月破が、この世の物質ならば全て呑み込んでしまうはずの冥道が効(き)きません。
奈落の顔にヒビが、四魂の玉と一体化して硬質化したのでしょうか。


『四魂の玉は絶対なくならない。たとえ、この奈落が滅びてもな』
まるで自分が滅びることを予測しているかのような殿の台詞です。
イエ、実際、そうなるであろうと奈落自身、判っているのです。
兄上の爆砕牙が出現した時点で。
それに、殿は、もういきていたくないのです。
桔梗が亡くなり、四魂の玉が完成した今、生きていく目標は何もないのですから。
だからといって、そう簡単に死んでやる気などサラサラない殿です。
己にでき得る限り、犬夜叉達を苦しめて苦しめて死んでいく積りです。
それどころか、原作を読めば判るように、自分が死ぬことによって発動する願(がん)というか、完璧に呪(のろ)いを掛けてますから。
『死んでも犬夜叉(=恋敵)を幸せにしてやらん』という執念が感じられますもん。
凄まじい殿の怨念というか執念です。


かごめの奈落への糾弾が始まります。
人と人の絆を引き裂くこれまでの所業を語り、最も重要な台詞を奈落にぶつけます。
『四魂の玉は、あんたの本当の願いを叶えてくれなかったのね』
そう、叶えてくれなかったんです、四魂の玉は。
桔梗の心が欲しいという奈落の真の願いを。
人は真実を突きつけられると怒ります。
奈落とて例外ではありません。
怒りの余り瘴気弾をロケット砲のように発射する殿でした。
これは犬夜叉の冥道残月破(球形)に阻まれます。
奈落への怒りに吼える犬夜叉が、再度、冥道残月破を。
これまでの球形の冥道ではありません。
まるで刃のような、そう、飛刃血爪(ひじんけっそう)のような冥道です。
これは効果ありで奈落が破壊されてます。


場面は奈落玉を見上げる刀々斎と冥加にチェンジ。
遂に冥道残月破が犬夜叉のものになったそうです。
球形の内は兄上のものだったってことですかね。
ン~~~~刀々斎は鉄砕牙と天生牙の生みの親なので、それぞれの刀と特別な感応力があるのだろうと類推しておきます。
ここも、余り突っ込みたくない部分です。
そういうもんなのだと思っておきましょう。
でないと話が進んでいかない!

 
場面は切り換わり珊瑚と弥勒のいるDポイント地点です。
犬夜叉の冥道残月破の影響でアチコチから噴き出す瘴気。
このままでは二人とも瘴気にやられてしまいます。
珊瑚を腕に抱き避難する弥勒でありました。
はたまた切り換わる場面、こんどは邪見がいます。
エ~~~と、ここは、奈落玉のEポイントになりますか。
一人ぼっちに耐えられない邪見、喚いてます、喚いてます。
そして、かごめに図星を衝かれた奈落も怒ってます、怒ってます。


ここに到って、殺りんファンに取っては真打の兄上が、姫のりんちゃん、従者の琥珀を連れてご登場です。
爆砕牙を持つ兄上は奈落に取って命取りの存在です。
硬化した牙のような触手が重なり合い行く手を阻みます。
そこかしこから噴き出す濃度の高い瘴気。
遂に兄上が爆砕牙を振るわれました。
爆発的な驚異の破壊力が奈落の触手を見る間に粉々にしていきます。


またしても場面は換わり、こちらは夢幻の白夜がいる場所です。
Fポイントになります。
「どうやら、俺も自分の役目を果たす時がきたようだな」
上記はアニメのオリジナル台詞です。
この夢幻の白夜って今までの分身に比べ相当違ってます。
まず奈落に対する忠誠心。
この属性は、どう考えても鬼蜘蛛のものとは思えません。
色々と考えてみましたが、次のように結論つけました。
あれは奈落が乗っ取った人見蔭刀(ひとみかげわき)、殿から来ているのではないかと。
卑しくも殿は一国の城主だった御方です。
そこらの野卑な野盗だった鬼蜘蛛とは育ちも教養も違うでしょう。
当然、事に対する処し方も然(しか)り。
夢幻の白夜がどことなく上品なのも、そのせいでしょう。
そう考えていくと割とスンナリ夢幻の白夜の行動も頷(うなず)けるのでした。


またまた切り換わる場面、噴き出す瘴気、壊れ出す奈落の体内。
邪見が、尋常ならざる状況におののいてます。
そんな邪見の目に映ったのは麗しの主君である兄上。
もう大喜びで駆け寄ります。
お星様キラキラの目で。
そこをすかさずゲシッ!と踏みつける兄上でした。
そして、首尾よく阿吽に騎乗するりんちゃんと琥珀の許に。
良かったね、邪見。
やっぱり、邪見は、兄上にいじめられてこそ価値がある存在でした。
これもお約束ですよね。(●^o^●)


激しい衝撃音に兄上が近付いてきたことを察知する犬夜叉。
しかし、それを知りつつも、まだ不気味な余裕を感じさせる奈落の言動でした。
またも場面は変わります。
珊瑚を腕に避難する弥勒ですが、行き止まりに。
風穴を使ってでも、この場を突破しようとする弥勒です。
その時、風穴の音がやんでいることに気が付きました。
しかし、足場が崩れ、そのまま珊瑚と弥勒は下へと落ちていきます。
そして、今度は七宝、上へ上へと登っています。
ドンドン下の方から奈落の体内が壊れているからです。
そこへ落ちてきたのが変化の解けた雲母。
次に珊瑚の飛来骨、弥勒の錫杖(しゃくじょう)、止(とど)めが珊瑚と弥勒でした。


場面は、またまた兄上一向に切り換わります。
爆砕牙の威力に驚くりんちゃんと琥珀。
邪見は、ここぞとばかりに兄上にヨイショしてます。
本当に邪見、生き生きしてます。
心底、兄上が好きなのね、感心しちゃう。
襲いかかる触手に、兄上が、再び、爆砕牙を振るわれました。
それにしても、兄上、本当に爆砕牙がお気に入りなんですね。(●^o^●)
ワザワザ、犬夜叉みたいに『爆砕牙!』と叫んでから使用されてますから。
まあ、無理もないけど、あんなに欲しがってた『自分の為の自分だけの刀』だもんね。


今度は犬かごVS奈落の場面です。
奈落と犬夜叉、それに、かごめとの遣り取り。
すると音もなく、背後に忍び寄っていた夢幻の白夜が、黒い刃の刀で、かごめを斬った!
でも血も出ないし、傷跡もありません。
怒って冥道残月破を出す犬夜叉。
夢幻の白夜は、あっけなく冥道に消えました。
「奈落が死ねば同時に滅びる分身の身だ。未練はないね。役目は果たしたぜ」
こういう台詞、身の処し方が、以前の分身(白童子・魍魎丸in赤子)とは一味も二味も違います。


そして、今度は風船玉に変化した七宝に乗った弥勒と珊瑚です。
地念児からもらった毒消しを飲む弥勒と珊瑚。
音が収まった風穴に再び戦う気力を取り戻す弥勒、勿論、珊瑚もです。
兄上達も急いでいます、ラスボス奈落の許へと。
「奈落は、まだ生きている。犬夜叉、何を手間取っている!?」
ハァ~~~完全に犬兄弟が共闘してます。
何時の間に?????って感じですね。


足場が崩れかけてきた奈落の体内。
爆砕牙の威力が波及してきたせいでしょう。
一気に片をつけようと、かごめを背に負ぶい冥道残月破を撃つ犬夜叉。
続いて、かごめに破魔の矢を撃たせようとしますが、奈落も必死です。
瘴気の塊り、瘴気弾をお見舞いしてきました。
後方からも瘴気弾が。
それを飛来骨が打ち砕く。
珊瑚と弥勒と雲母が回復して戻ってきました。
七宝も登場です。
風船玉に変化して犬かごを乗せます。
瘴気弾を風穴で吸い込む弥勒。
こういう場合には非常に有効です。
まるで超強力な吸引力を備えたスーパー掃除機って感じです。
そういや、旧作アニメに、そういうシーンがありましたよね。
病気(?)になった夢心和尚(むしんおしょう)の為、寺を掃除するというシチュエーションで。
奈落の妖力が衰え始めたのでしょうか。
弥勒の風穴の傷が塞がり始めてます。


そして、お待たせしました。
我らが殺りんファン待望の兄上が御出ましです。
りんちゃんも邪見も琥珀もいます。
さあ、遂に役者が、全員、出揃いました。
ここで今週は終わってます。

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