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奈落の嫉妬

狒々の奈落
今、『降り積もる思い(27)=神無=』を、コミックス16巻を横目に見つつ執筆してます。
神無の鏡で自分の放った攻撃、風の傷を、そっくりそのまま返され傷付き倒れた犬夜叉の前に奈落が登場します。
精神的&肉体的ダメージを喰らった犬夜叉の最後を見届ける為です。
実際には鉄砕牙に守られ辛うじて生きていましたが。
そんな犬夜叉に四魂の欠片を桔梗から渡されたと教える奈落。
激しいショックを受ける犬夜叉。
桔梗を巡って二人の男の間に渦巻く嫉妬と猜疑心が目に見えるようです。
奈落の表情ときたら間違いなく楽しそうです。
憎い恋敵に打撃を与えられて凄~~く嬉しそうです。
内心、ほくそえんでると云っても良いくらいです。
もう根性悪いんだから
でも、裏を返せば、奈落は、それ程までに強く激しく桔梗に執着してるとも云えます。
執着しているからこそ、犬夜叉を、恋敵を叩かずにいられない。
奈落の嫉妬心が剥(む)きだしになってます。
こういう場面を見るたびに、やはり、奈落=鬼蜘蛛と考えてしまいます。

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