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凄い作品




昔、読んだ漫画を読み返してます。
萩尾望都、佐藤史生、どれも懐かしい作品ばかり。
『マージナル 』 『A-A´』 『打天楽』 『亡き王女のパバーヌ』など。
上の作品は、以前、読んだことがあるものばかり。
でも萩尾望都の『残酷な神が支配する』は読み通したことがありませんでした。
というかチョロッと触りの部分に目を通したことがあるだけでした。
今回、初めて全巻を密林で購入しました。


これ・・・凄い作品です。
正直、滅茶苦茶ヘビィな作品です。
怖ろしく重くて深い。
途中、余りの重苦しさに端折って終わりの方に逃げたくらい息苦しい。
テーマ自体が、もう重い、苦しい。
面白半分に読めるような作品ではありません。


継父にレイプされた少年が主人公です。
継父のグレッグはジェルミの背を血がでるほど打ち据えるサディストです。
その癖、世間では良き父、夫を演じてます。
少年の、ジェルミの痛みが、叫びが・・・。
チャンとした感想が書けません。
全力で立ち向かわなければ消化できそうもない手強い作品です。
ウ~~~それにしてもシンドイ!



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