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ドワッ・・・・(絶句)

お仕置き主従
構想中作品の資料2冊目、読了。
感想・・・・・もう何と云えば良いのか
管理人を絶句させた書籍、それは『殴り合う貴族たち 平安朝裏源氏物語』です。



この世の大方の平安朝ファンの方々は紫式部の『源氏物語』や清少納言の『枕草子』などをベースに優雅~~な平安朝貴族を思い描いてらっしゃるんでしょうね。
斯く云う管理人も平安朝のファンではありませんが、概(おおむ)ね、そのイメージを持ってました。
昨日、読んだ『王朝貴族物語』は赤裸々な平安朝貴族の素顔を覗かせてくれましたが・・・。
今日の書籍は、更に強烈、イエ、激烈でした。



何とまあ、最上級貴族や、その子弟達の素行の悪さに吃驚仰天しました。
目から鱗(うろこ)がポロリ・・・・という表現がピッタリでしょうかね。
喧嘩に集団暴行事件、リンチに虐待、殺人や強姦の手助けやらのオンパレード
身分を嵩(かさ)に貴族どもは、したい放題やりたい放題。
若者ならぬ馬鹿者ですな。
何処が優雅じゃ 貴公子じゃ
とんでもありません
もうもう呆れて口が塞がりませ~~~~ん



平城京のあった奈良時代に比べ京都の平安朝は内に籠もった時代でした。
平城京は外国人が都を闊歩(かっぽ)する外に開かれた時代でした。
しかし、平安朝になってから遣唐使は廃止され、国風文化が確立。
自然の要害、海に守られ外敵の侵入も殆ど無かった時代です。
貴族どもは都に引き篭もり都のみの世界に耽溺していました。
良くも悪くも内に籠もった時代だったと云えます。



今回、この本を読んで平安貴族に対する見方が根本的に変わりました。
一見、優雅に見える時代に潜む暴力性、悪辣なまでの権力闘争、実に生々しい迫力で迫ってきます。
平安朝貴族の真実に迫りたい方は、是非、一読をお勧めします。
イヤ~~~それにしても本当に驚いたの何の



御礼

1月15日に拍手を贈って下さった方々に感謝致します。
(22時、23時)の方々、本当に有難うございました。

コメントを下さったC様、直接、サイトの方へお返事致しました。

 

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