忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

第529話『玉の完成』

冥道残月破
気を取り直して・・・・『犬夜叉』第529話、参ります。
「Requiem」では、どうしても気分が引き摺られそうになるので、バックミュージックを変えました。
ゲーム『幻想水滸伝Ⅲ』に姫神が提供した「愛を超えて」に。
フウ~~何とか、書き出せそうです。
それでは、行きます


冒頭のシーンは、弥勒(肩に七宝)と楓から始まります。

りんが、妖怪に乗って何処かに行ってしまった経緯(いきさつ)を二人に説明する邪見。

ウム~~~普通っぽいな、弥勒。
曲霊に操られてはいないのか
イヤイヤ、そう簡単に判断しては、イカン
あんな邪気を吸っておいて元通り、それどころか、気分が良いなんて・・・。
一応、不安要素として心に留めておかねば・・・・。

七宝に失態をなじられ、反駁する邪見の内心は、例によってドキドキ。

兄上に殺される前に、真剣に逃亡を考える邪見の前に、いきなり御出座しになった兄上。

「曲霊は生き残っていた・・・か・・・」=====兄上

この言葉を発するや、いなや、その場から飛び去っていかれました。

曲霊がりんを連れて行った先は、何と、奈落、そして、その目的は、兄上の刀を封じる事にあるそうです。

邪見じゃないけど、ドキドキ、大丈夫でしょうか???
もう、心配で、心配で。
何がって、そりゃ、もう、りんちゃんと兄上の事ですよ!
邪見を折檻もせずに飛び去っていかれた兄上の態度で、事態が、如何に深刻か判ろうと云う物です。
深刻じゃなければ、兄上が、『監督不行き届き』と、邪見に、シッカリと焼きを入れ、イエ、お仕置きをなさった筈なんです。
どうか、両名とも、無事に戻ってきて下さぁ~~~い
殺りんの片っ方でも欠けるのは絶対に嫌ぁ~~~~~

場面は一転して、此方は、修羅場です。

やっと、これから、姉弟一緒に生きていけると思った矢先の悲劇。

欠片を失い息絶えた琥珀を抱き締め、涙に暮れる珊瑚。

こんな珊瑚は、初めて見ます。

誇り高く美しい女戦士、アマゾネス珊瑚が、身も世も無く泣き崩れています。

怒りに震える犬夜叉、かごめに奈落の居場所を確かめさせます。

黒雲の中の穢れた真っ黒な四魂の玉、目掛けて破魔の矢を射るかごめ。

それを目指して冥道残月破を打つ犬夜叉。

黒雲がバッと薙ぎ払われた後に出現したのは、黒い結界。

その中から聞こえてくるのは奈落の声。

「救えなかったな、琥珀一匹の命すら・・・」=====奈落
「桔梗の光も死に絶えた。」===========同上
「琥珀の欠片は、わしの汚れに満ちている。」====同上

かごめの目に映る四魂の玉に桔梗の光は無い!

黒雲と共に立ち去っていく奈落を見送るしかない犬夜叉とかごめ。

己の不甲斐なさに拳を地面に叩きつける犬夜叉。

桔梗に続き琥珀まで!

かごめも思いは同じ、涙してます。

その時、琥珀の首から光が! 丁度、欠片を失った場所から!

光は、更に輝きを増し、琥珀を包み込みます。

トクン・・・トクン・・・心臓の鼓動の音、命の証。

死んだと思っていた琥珀が目を開けました。

桔梗の光が、欠片を離れ、琥珀の命を救ったのでした。

奈落を滅するよりも琥珀の命を救う事を選んでくれたのです。

桔梗・・・・貴女は、何と偉大な巫女である事か!
その優しさに、真の慈しみに、頭が下がる思いです。
どれ程、感謝の言葉を尽くしても足りません。

汚れた四魂の玉は、遂に、完成しました。

奈落との闘いは・・・私たちに託された――かごめの独白

今週は、此処まで、以下次号となります。

今週号は、「ケンイチ」の方で大きすぎる衝撃を受け、サンデー情報が、遅れました事を、お詫びします。

拍手[0回]

PR