第５２３話『珊瑚の願い』

冒頭は曲霊に憑依された琥珀を追い駆ける犬夜叉とかごめ。
場面は切り替わって夢幻の白夜と兄上が対峙しています。
兄上を足止めする為に何千匹もの妖怪を呼び寄せた夢幻の白夜。


それを爆砕牙の一閃で瞬殺される兄上。


場面は再度、切り替わり、楓の村へと。
退治屋の戦装束に身を固め戦いに赴こうとする珊瑚。
曲霊に憑依された琥珀の鎖鎌で受けた傷がズキと痛みます。
破壊された楓の家の代わりに物置き小屋に寝かされた弥勒とりんちゃん。
弥勒もりんちゃんも眠ったまま目を覚ましません。
曲霊の毒気に当てられたりんちゃんを前にアレコレ思案する邪見。
例によって心は兄上から受けるだろうお仕置きの事ばかり。
「曲霊の毒気にやられたのか・・・これが殺生丸さまにバレたら、わしの命は無いかも・・・」
其処へ珊瑚がやってきました。
楓に頼み暫くの間、弥勒と二人きりにしてもらった珊瑚。
誇り高い女戦士、飛来骨を手に戦えば男顔負け、尋常ならざる強さを持つアマゾネスの珊瑚が、眠る弥勒を前に示す女心が切ないです。
ポツリと落ちる涙、起きている弥勒の前では決して見せないだろう珊瑚の想い。
（死なないで・・・）


もう一度、場面は切り替わります。
琥珀を追い駆ける犬夜叉とかごめの前に見えてきたドス黒い黒雲の塊。
その中からザワザワと伸びてくる触手。
それを阻止せんが為、金剛槍破を放つ犬夜叉。
鎖鎌を変化させ、反撃する憑依琥珀。
以前の琥珀が持っていた時とは想像も出来ないような変化した鎖鎌。
琥珀の黒く汚された欠片を浄化しようと破魔の矢を射るかごめ。
しかし、矢は、憑依琥珀に届く前にバチバチと弾かれ砕けてしまいます。
やはり、かごめの霊力は、曲霊に完全に封じられてしまっています。
バキバキと触手が、憑依琥珀の首にある欠片を迎えるかのように伸びてきます。
このまま、四魂の最後の欠片は奈落の手に渡ってしまうのか


以上、今週号のサンデーでした。


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