ウ~~~ム・・・・第555話『闇』 ウ~~~ム・・・・しばし沈思黙考。 今週号を一読して思ったんですが、四魂の玉って・・・・下手すると奈落よりも性質悪いんじゃ 人の心の弱みにモロつけ込んできます。 かごめ、大ピ―――――ンチ 闇の中に囚われた、かごめ。 周囲には、何もない。 見えるのは、破魔の矢に射抜かれた四魂の玉だけ。 四魂の玉に問い掛ける、かごめ。 その問答で、今迄の自分が、幻を見せられてきた事を知ります。 その事実に驚くかごめ。 そんなかごめに、元の世界に戻りたいと願えと強要する四魂の玉。 そうしなければ、永遠に、この闇の世界に、独りで閉じ込められるのだと。 でも、それは、四魂の玉が、かごめに仕掛けた恐るべき罠でした。 かごめを取り込む事によって、四魂の玉は尚も存在し続けるのです。 元の世界に戻りたいと願ったが最後、かごめは、四魂の玉の中に引きずり込まれ、永遠に、妖怪どもと闘い続ける羽目になるのです。 道理で、あんなに、まやかし臭かったんですね。 あの幻(まぼろし)世界は ヒントが、てんこ盛りでしたもんね。 あっちポロポロ、こっちにポロポロ。 四魂の玉としては、早い処、かごめに、今の生活が偽物だと気付いてもらう必要が有った訳だ。 それにしても、何という用意周到な罠でしょう、呆れるほどに。 流石に、奈落(殿=鬼蜘蛛)が、己の死を掛けて願っただけあります。 この罠の意図の裏には、殿の思惑が、シッカリ働いていますね。 決して、かごめ(桔梗の生まれ変わり)と犬夜叉を結ばせはしない、という。 奈落(殿=鬼蜘蛛)の執念が、為せる業(わざ)ですな。 それが、四魂の玉の目的と合致しました。 殿の最後の述懐を思い出してください。 「わしは、ただ、桔梗の心が欲しかった。」 自分は桔梗の心を決して手に入れられなかった。 ならば、犬夜叉、貴様にも、決して、かごめ(桔梗の生まれ変わり)の心を手に入れさせはしない フゥ~~~大した執念です。殿って本当に凄い 死して、今猶(いまなお)、こうまで祟るとは 四魂の玉の中で、妖怪どもに、かごめに仕掛けられた罠の全貌を教えられた犬夜叉。 妖怪どもを鉄砕牙で捩じ伏せながら、必死に叫びます。 「かごめ、負けるな!」 「おれが行くまで待ってろ!」 以下次号となっております。 今週号は、犬夜叉とかごめが、王道のヒーロー&ヒロインしてます。 真っ暗闇の中、心細くて泣き出す、かごめが、とっても可愛いです。 これまでのストーリー上、かごめが、こんな風に女の子らしく泣くのって初めてですよね。 良く考えてみたら、かごめは、まだ親に甘えても許される15歳の女の子です。 寧ろ、今迄の行動パターンの方が出来すぎの感じでした。 何時も、何時も、強すぎる程に、精神的に強い感じでした。(巫女だから) でも、本当は、泣きたい時だって、一杯あっただろうに。 そんなかごめを見慣れている一読者として、管理人、今回のかごめが、凄~~く可愛く見えます。 だから、犬夜叉、かごめを急いで助けるんだよ 花皇(かおう)に襲われた時みたいに、「何で、そんなに強いんだ?」なんて云うんじゃないよ か弱い女の子に対して、何ちゅう失礼な あの時は、あんたが、余りにも情けないから、かごめが、必然的に強くならざるを得なかったんだからね ウリャッ、姫を助ける為に、騎士になるんだ [0回]PR