お待たせしました!第538話『かごめの血の匂い』 お待たせしました! それでは、今週のサンデー現場状況から参ります。 肉塊の中に消えた犬夜叉を追う為、奈落の体内を抉る兄上。 ドガッ! ドガッ! ドガッ! 突き抜けた!と思った次の瞬間、兄上に襲い掛かる犬夜叉(in曲霊)。 身軽く、その一撃を躱(かわ)す兄上。 そして、お約束の教育的指導、お兄様の鉄拳攻撃が、決まりました。バキッ! 華麗なる犬兄弟のバトルが繰り広げられます。 爪と爪の攻撃の応酬です。ガガッ! 妖怪化した犬夜叉は、半妖の時と比べると攻撃能力が上がるようです。 兄上のお着物が一部、裂けました。 兄弟同士、闘わせ、出来れば相討ち、そうでなくとも、片っ方だけでも消えれば上出来、奈落の、殿の思惑は、そんな処で御座いましょう。 一気に片を付ける為に、兄上が、天生牙を抜かれました。 ウオッ! なっ、何と、犬夜叉、天生牙を右腕でガシッと掴んでしまったではありませんかっ! ここで曲霊が、ほざいた台詞 ↓↓↓↓↓ 「天生牙は、この世のものは斬れぬ刀・・・」 「犬夜叉の体を借りている限り、この曲霊を斬ることは出来ぬ。」 ウムムムッ・・・・そう来たか! 天生牙で犬夜叉を斬れば、曲霊も、テッキリ斬れると思ってました! という事は、犬夜叉の体から彼奴を出さねばならんのですね。 ンモウッ・・・・厄介な!!! 曲霊に憑依された犬夜叉、そのまま、一気に天生牙を叩き居ろうとします。 そうはさせじと兄上が、犬夜叉を押す。ダンッ! そして、肉壁に犬夜叉を押し付けます。 ダダッ! 完全に腕力と腕力の戦いです。 互いに睨み合う兄弟―――ググ・・・ッ それを見ていられなくなった、かごめが、犬夜叉の名を呼びます。 何とかして鉄砕牙を、犬夜叉に渡そうとする、かごめ。 安全な穴のような場所から犬兄弟の闘っている下の方へ降りようとしますが、滑って落ちかけます。 しかし、そこは、ガッツのある、かごめ。 鉄砕牙を肉壁に突き刺し下降を喰い止めました。 それでも、ガガッ・・ガガッ・・と肉を切り裂きつつ滑り落ちて行きます。 かごめが必死に犬夜叉を呼びます。 そんな、かごめを嘲笑うかのような曲霊。 ↓↓↓↓↓ 「今さら遅い。」 「もはや、犬夜叉の心は・・・」 「すみずみまで、この曲霊が支配した。」 「もはや、鉄砕牙の力を持ってしても元には戻らん。」 「犬夜叉 負けないで!」「犬夜叉――っ!」===かごめの必死の叫び かごめの血の匂いが、周囲に漂います。 その血の匂いが、犬夜叉の正気に訴えかけて来ます。 膠着した戦闘状態に痺れを切らしたのか、奈落、殿が、鉄砕牙が喰い込んでいる肉壁部分を反応させ、かごめを追い落とす。 又しても、肉塊断崖から落ちていく、かごめ。 兄上も、何とかしようにも、力の押し合いで手が離せない。 そんな中、犬夜叉が、かごめに気付いた! やはり、犬夜叉を正気付かせるのは、かごめの存在でしたね。 かごめを自分の手で葬ってしまった、そう思ったからこそ、曲霊に憑依されてしまった犬夜叉です。 自分にとって、何よりも大切な、かごめが、生きている!!! 遂に、曲霊の呪縛を、犬夜叉が、断ち切りました。 天生牙から手を離し、落下していく、かごめを追う犬夜叉。 (かごめ! かごめが生きている!!)===犬夜叉の独白 そうだ! 急げ! 犬夜叉! 君達も、また、運命の一対、宿命の恋人達。 今度こそ、自分の命を懸けて、かごめを救え! 守って、守って、守リ抜け! そして、奈落に、曲霊に、打ち勝て!!! 今回は、犬兄弟の、イエ、兄上の華麗なるアクションシーンを堪能させて頂きました。 (ウ~~~ン、格好良い 素敵) 兄上程の実力をお持ちだと、相手出来るのは、やはり、同じ父親の血を持つ犬夜叉くらいですもんね。 それにしても、何と、丸くなられた事か! 以前の『冷酷非情』が代名詞だった貴方様からは、想像も出来ない程で御座います。 犬夜叉に対する配慮も、かごめに対する気遣いも、本当に目を瞠(みは)るようで御座います。 そして、兄上を、こんなに見事に成長させたのは、やはり、『りんちゃん』の影響なのですね。 女性の力って、実に偉大ですね (●^o^●) 以下次号で御座います。 ひとまず、大急ぎで現場状況をお届けしました。 例によって、後程、ジックリと考察を入れて参ります。 [0回]PR