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犬夜叉 -完結編- 第23話「奈落 光の罠」

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今回ほどアニメ完結編が深夜枠で良かったと思ったことはありません!
原作連載時も喚きまくってましたが、アニメでも、やっぱり喚きます。
ア~~~~~ッ、もう、全く、こっ恥(ぱ)ずかしいったらないわっ!
何が恥ずかしいって?????
決まってるでしょう!!!
殿のヌードもヌード、オールヌード、全裸姿のことです



とてもじゃないけど、良い子の皆さんが見る時間帯に相応しいとはいえません。
旧作アニメの時も、殿はエラク脱ぎっぷりが良かったけど、今回は、前作の比じゃございません。
そういえば、旧作の時はお子様が見ることを考慮してか、随分、画像に工夫が為(な)されてましたっけ。
奈落が最初に体を新しくした時は影を多用し、無双の登場の時は下半身を濃い色にして裸だと感じさせないようにしたりと。
それは、それは、製作スタッフの方々の並々ならぬ苦労が汲み取れました。
映倫にひっかかる訳にはいきませんもんね。
R15やR18には出来っこないだろうし。
それを思うと完結編が深夜枠なのを喜ぶべきなのかも。


いつもなら、懇切丁寧にストーリー紹介をするのですが、奈落の、イエ、殿のオールヌード姿の衝撃が強すぎて、まず、それについて先に書かざるを得ません。
原作の時も、それなりにキャアキャア言ってましたが、アニメともなると音声も動きも加わるので更に生々しさが倍加します。
ハア~~~~ッ、ギリッギリ、不味い(ピ——)な部分は見えてませんが・・・・。
それにしても際どいっ!
殿は間違いなく犬夜叉ワールドきってのヌーディスト大王です。
今回に限って何時もの狒々の毛皮はなしですか。
最終変化の際に破損したんですか?????


今回の内容はコミックス55巻の第2話「よみがえった光」から第6話「中心」までです。
チョコチョコ違う部分はあるものの、内容は、ほぼ原作に忠実に進んでいきます。
見事、曲霊を天生牙で滅した兄上、格好いいです。
でも、できるものなら、もっとスローモーションでジ~~ックリと堪能したかったです。
時間的に押せ押せなので【溜め】がなくて余韻が楽しめません。


曲霊の消滅と同時に戻ってくるかごめの霊力、そして、それを感知したかのような激しい震動。
張り巡らされた太い蜘蛛の糸(?)の上にいるかごめ、大きな揺れにバランスを崩し落下。
すかさず受け止めに走る犬夜叉、こういう時の犬夜叉は速いですね。
かごめを抱きとめた瞬間、解けた犬夜叉の変化。
頬の妖線は消え、赤い目も、いつもの金色に戻りました。


犬夜叉の顔を見てジンとするかごめ、会話をしながら兄上にお礼を言おうとしたら・・・。
とっくの昔に兄上は影も形も見えなくなっていました。
マッ、当然といえば当然ですよね。
曲霊を滅した以上、もう用はないんですから。
トットと一番大事なりんちゃん救出に向かいます。
かごめの本当の霊力が戻ったせいでしょう。
(相当なレベルの霊力なんでしょうね、恐らく桔梗と同等、下手すると、それ以上?)
兄上、霧が晴れるように、りんちゃんの匂いが判るそうです。
襲いかかる触手を爪で薙(な)ぎ払い進む兄上でした。


場面は換わって奈落の体内の別ポイント、まるでテーマパーク並みですね。
奈落の体内は配置案内図が必要になりそうな広さと大きさを持ってます。
そこでは阿吽に騎乗したちびっ子トリオの三人組が触手攻撃を!
といっても単に三人バラバラにされただけですが。
まず七宝が、それから邪見が、触手によって弾き飛ばされます。
ここが原作とチョッと違う部分です。
原作では邪見が最初に弾き飛ばされるんです。
(台詞は「ぎえっ!」だけです)
それから七宝という順番になってます。
アニメが敢えて順番を変えたのは邪見の次の台詞を加える為でしょう。
「琥珀~七宝~わしを一人にするでな~~~い」
弾き飛ばされた邪見、哀れっぽく叫んでます。(●^o^●)
邪見が寂しがりやだってのが良く判ります。
本当に従者属性の邪見、一人がトコトン嫌なのね。


場面は切り換わってコチラは奈落の体内の中心部。
例えるならコントロールセンターってところでしょうか。
ウグッ、でっ、出たあ~~~~~っ!
素っ裸の奈落、殿がぁ~~~~~っ!

背中からウニョウニョした触手が出てます。
さしずめコンピューターの配線に擬(なぞら)えるのが妥当でしょう。
殿は中央のコントロールセンターにいて、随時、各所の報告を受け指示を下す訳です。
闇色に染まった四魂の玉に射す小さな光。
それを見て的確に状況を察する奈落。
相変わらず大した洞察力です。
そして、状況を逆手に取り新たな罠を張るヌーディスト大王の奈落でした。


又しても別ポイント、今度は犬かごのいる場所です。
ボコッと肉壁に浮き出す奈落の顔。
犬かご、特に犬夜叉を挑発します。
新しい光の罠を張ったことを教える為に。
弥勒が幻の殿に向かい風穴を開くだろうと。
そして、それを急いで阻止せんと駆け付けさせる為に。
犬かご、弥勒、珊瑚、それぞれに同時に仕掛けられる【光の罠】。
何もかもが奈落の計算の内です。


光に導かれるまま、奈落の許へ辿り着いた珊瑚。
何としても奈落を倒したいのです。
風穴の限界を悟り自分から離れた弥勒を救いたい一心で。
しかし、そこで幻の奈落は、胸元からトンデモナイ者を出してきます。
前回、肉壁に引きずり込まれた【りんちゃん】です。
りんちゃんを飛来骨の餌食にする訳にはいきません。
幻の殿に、りんちゃんを放せと叫ぶ珊瑚。
でも、そんな要求が通るはずもありません。
逆に珊瑚は殿から、りんちゃんか弥勒かと究極の二者択一を迫られます。


その時、弥勒も、また、偽りの光に引き寄せられ今しも風穴を開こうとしています。
弥勒が風穴を開くのを止める為、かごめを背負った犬夜叉は必死に走ります。
珊瑚、弥勒、交互に場面が切り換わります。
忙しいですね、夢幻の白夜がぼやくのも無理ないです。
幻の殿による珊瑚への説得が続きます。
“悪魔の囁(ささや)き”って、こういうのを云うんでしょうね。
『弥勒を救いたければ、りんを殺せ』
ウ~~~~どう転んでも救われない筋書きを用意している殿。
実に巧妙極まります。


幻の奈落に風穴を開こうとする弥勒。
それを阻止せんと犬夜叉が金剛槍破を撃ちますが、弥勒は全く気付きません。
こうなったら実力行使、弥勒が封印の数珠を取った瞬間、犬夜叉がガッチリと右の拳で押さえました。
そのままホールド、数珠で封印を掛けなおします。
幻の殿を消そうとかごめが破魔の矢を撃ちますが、幻影は消えない。


一方、こちらは阿吽に乗った琥珀、檻のような肉壁から見えているのは・・・。
幻の奈落と対峙する姉の珊瑚でした。
今にも飛来骨を投げようとする珊瑚、必死に止めようと声をかける琥珀。
そんな琥珀に夢幻の白夜が話しかけます。
人の心は弱いと。


四魂の玉に射した浄化の光が闇に押し戻されました。
珊瑚が、りんを犠牲にしようと決心した瞬間です。
かごめが決心しました。
四魂の玉の光が消える前に破魔の矢を撃とうと。
闇の中、目をジッと凝らします。
見えた!
そこには真正面からの殿のアングル。
ヒィ~~辛うじて左手でピ~~な部分が見えませんが。
ウ~~~殿ぉ~~何で狒々の毛皮を着てくれなかったんですか。
アッ、そうか、背中からウニョウニョした触手が出てるから毛皮を着れないんですね。
それでも、やっぱり、目の毒です。
もう解説書きながらタラタラ冷や汗&赤面ものです。

かごめが破魔の矢を撃った。
珊瑚が飛来骨を投げた。
「許して、りん」


かごめの撃った破魔の矢が消えました。
そして、一人ほくそえむ奈落の左肩周辺部分を打ち砕きました。
同時に夢幻の白夜の左肩から先が吹き飛びました。
奈落の分身ですから。
幻の奈落が消え投げ出されるりんちゃん。
髪の毛ほどの差でりんちゃんに当たらなかった飛来骨。
『危機一髪』って、この事ですよね。
本体の奈落が損傷を受けたせいで琥珀の周囲の障壁も吹き飛びます。
そのまま、りんちゃん救出に向かう琥珀(阿吽騎乗)。
よ~~し、琥珀、ナイスキャッチ!


茫然とする珊瑚に夢幻の白夜が口にした台詞が以下の通りです。
「りんを殺そうとしたな。俺が見せた幻の奈落と一緒に」
「法師の命を救うためなら、りんが死んでも構わないと思ったんだろ?」
「どんなに綺麗事を並べたところで、お前は人の命を天秤にかけたんだ」
「退治屋、珊瑚、退治されたのはお前自身だ」
色付けしたのがアニメ独自の台詞です。
グウッ、アニメの白夜は原作に比べ実にキツイですね。
まるで珊瑚の心を抉(えぐ)るような言葉です。


飛来骨が白夜を狙って飛んできます。
ハイ、皆様、御存知ですね。
此処で、りんちゃんの保護者&未来の婚約者でもある兄上の御登場です。
兄上、無言です。
この場面の兄上の表情は、管理人、やはり原作に軍配を上げます。
高橋先生の画力に舌を巻きます。
厳しい表情の兄上、そう、当時、原作連載時、秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)と表現しました。
そんな兄上に潔(いさぎよ)く己の非を認める珊瑚。
その意気や良し!です。
もし、この時、珊瑚が我が身可愛さに命乞いなんぞしようものなら・・・・。
間違いなく兄上に殺されていたでしょうね。
自分に厳しく他者にも厳しい。
そんな兄上の性格から推察すると、そういうのを最も嫌われるでしょうからね。


またまた場面は換わり、犬夜叉とかごめに助けられた弥勒が奈落の許へと急いでいます。
そして兄上達のいる場所に、急に光が射してきます。
かごめの破魔の矢で奈落の本体が傷付いたのでアチコチ破損し始めたのです。
兄上が原作にはない言葉を掛けます。
「急げ、法師も、そこ(光)にいる」


遂に奈落の本体のいる場所に辿り着いた犬かご&弥勒。
冥道残月破を繰り出そうとする犬夜叉。
しかし、足元が大きく揺らぎ狙いを外してしまいます。


一方、こちらは独り彷徨(さまよ)う子狐妖怪の七宝です。
夢幻の白夜が剣を抜きました。
でも、刀身がない!
何をするのかと思いきや、冥道残月破の冥道に無いはずの刀身を向けました。
すると、オオッ、何と黒い刀身が出てきたではありませんか。
冥道残月破の妖力を刀身に写し取ったのです。
親切にも七宝に「逃げるなら今だぞ」と言い捨てて消える夢幻の白夜でした。


場面は再び奈落と対峙する犬かご&弥勒に戻ります。
破魔の矢を撃とうとしたかごめの邪魔をするように瘴気が噴き出してきます。
場面は切り換わって今度はりんちゃんを救出した兄上と琥珀、珊瑚。
りんちゃんが気が付きました。
琥珀に対しては不思議そうに、兄上を見たら凄く嬉しそうに名前を呼んでます。
そうでしょう、そうでしょう、そうでなくては!(●^o^●)
壊れかけた奈落の体内、アチコチから瘴気が噴き出してきました。
りんちゃんの近くからも。
それを見た珊瑚が、謝罪の言葉とともに、りんちゃんに自分の防毒面を被(かぶ)せます。
「りん、ごめんね」
そして、珊瑚は一人、奈落本体のいる場所へと急ぐのでした。
最後は奈落と対峙する犬夜叉が吼えてます。
アニメ独自の台詞です。
「これしきの事で、やられはしねえ。てめえこそ覚悟しやがれ、奈落!」
とまあ以上で今回は終わってます。


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