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犬夜叉 -完結編- 第09話 「冥界の殺生丸」

殺りんラブラブ
見ました、冥界編
見始めた途端、管理人、心臓がドキドキして身体まで震えだしました。
どうやら自律神経が一時的におかしくなりかけたようです。
冥界編が始まるまでは、あんなに落ち着いていたのに。
正直、ビックリしました。
意思の力で、無理矢理、抑え付け平静に戻しましたが・・・・。
無意識のレベルで興奮しすぎていたようです。


まずは桔梗の魂が、あの世に戻った場面から。
兄上は何やら探して空を仰視しておられます。
その妖視に映ったのは空翔る巨大な化け犬の姿。
すると兄上も即座に天空に飛翔され化け犬に完全変化。
2匹の巨大な化け犬のツーショットです。
原作とは違い二匹はキリモミ状態で地上に落下。
この化け犬完全変化のシーン、もっと時間を延ばして欲しかったです。
原作でも兄上の完全化け犬変化は三回しか有りません。
その貴重な化け犬シーン、しかも御母堂さまと兄上の美形親子のツーショットが、これっきりだなんて


この後は鋼牙と犬夜叉一行との別れのシーン。
四魂の欠片を失い俊足という武器を失った鋼牙では奈落と戦えません。
例え、五雷指を持っていても。
別れを惜しむ犬夜叉一行と鋼牙、銀太、白角。


一方、兄上御一行は天空の御母堂さまの城に来ています。
移動方法は、りんちゃんに邪見、琥珀は阿吽に騎乗させ、兄上はご自身で飛行されたのでしょうね。
挨拶もソコソコに(もしかすると挨拶もしてない?)母君に天生牙の冥道を拡げる方法を訊く兄上。
それに対し父上から託された冥道石で冥界の犬を呼び出す御母堂さま。
(御母堂さま役の声優さんの声が原作で培(つち)ったイメージと大幅に違います)
その後は、おおむね原作と同じですが、兄上が原作には無いアニメのみのオリジナル技、妖鞭を使用されてます。


更に残念なことに、あの兄上の名台詞『この腕は・・・刀をふるうためのものだ』が消えてます。
冥界の主を斬り、りんちゃんを救出したものの、りんちゃん蘇生せず。
ギリッと歯を喰いしばる兄上と内面の独白は原作通り。
その後の死人達の大量浄化のシーンは光が急に満ちて眩しいだけです。
原作の方が荘厳で、一層、宗教的だと思いました。


冥界から戻ってきた兄上とりんちゃん、それに琥珀。
息絶えたりんちゃんを前に兄上と御母堂さまの問答。
原作では御母堂さまは兄上を教え諭(さと)すように仰ってます。
最も、深みを感じさせるシーンです。
しかし、アニメでは、まるで糾弾するような語勢。
このシーンに、一番、違和感を感じました。


というか、最初からアニメの御母堂さまには違和感をバリバリに感じてました。
同じ物を読んでも解釈は人それぞれ、自分のものと相容れないからといって、それを貶(けな)す気は毛頭ありませんが・・・・。
管理人が原作から感じ取った御母堂さまは、息子である兄上をオモチャにするような遊び心がある楽しい御方です。
でも、アニメの御母堂さまからは、そうした遊び心が、余り感じられないのです。
冥界編における御母堂さまの役割はキーパーソン(key person)。
非常に大きな意味を持つだけに非常に残念です。


それに、りんちゃん蘇生のシーンにおいて兄上が発する要の台詞も不満です。
アニメでは、声優の成田さん、『もう大丈夫だ』とサラッと云ってしまわれてる
原作では『もう・・・大丈夫だ』と、(・・・)が、間(ま)が入ってるのです
この間(ま)が入る事によって、兄上は、りんちゃんに言い聞かせると同時に、ご自分にも言い聞かせておられるのです。
りんちゃんの蘇生によって兄上の心から闇のような絶望と悲嘆が瞬時に払拭されたのです。
あの時、兄上は、無表情ながら、どれ程、喜びを噛みしめておられたことか
ウウッ・・・殺りんファンに取って、この(・・・)、間(ま)は、極めて極めて重要なのに
クゥ~~~~兄上役の成田剣さん、もっと万感の思いを込めて喋って頂きたかった
アァ~~~~物凄く期待してたばかりに凄く凄~~~~く残念です。
そうですね、今回に対する評価は『感動半分、違和感半分』です。
それでも、やはり、こうして冥界編をアニメで見れたことは望外の喜びだと思います。
アニメを製作して下さった全ての方々に御礼申し上げます。


画像自体は非常に綺麗で満足させてもらいました。
背景の美しさは実に見事です。
りんちゃんは、何時も通りに、とっても可愛い
そして、邪見に至っては最高です。
兄上の為に涙し、推測し、御母堂さまに感謝する。
これぞ僕(しもべ)の鑑(かがみ)ともいうべき行動を示してくれました。
本当に自分の主が強くて美しいのが自慢なんですね。
邪見が『兄上命』の僕(しもべ)っ振りを遺憾なく発揮してくれました。
パチパチ(拍手)、邪見、貴方(あなた)こそ戦国最高の僕(しもべ)です。




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